あらすじ
昭和5年。戦前の静岡県遠州。繊維のまちで育った主人公・小橋常子(10)は三人姉妹の長女。染物工場の営業部長で子ども思いの父と優しい母を茶目っけたっぷりに「とと」「かか」と呼びながら、鞠子(まりこ)(9)と美子(よしこ)(4)という二人の妹の面倒をみるしっかりものの娘。
経済的に不自由なく幸福な生活を送っていた常子たちだったが、父・竹蔵が結核にかかったことで生活は一変する。死の間際、竹蔵は常子だけを呼び寄せ「ととのいなくなったあとは、常子が自分の代わりに家族を守ってほしい」と遺言。常子はその言葉を胸に、二人の幼い妹と、母を守って生きていこうと、胸に誓う―。
そんな遠州での生活も、染物工場からの援助が閉ざされたことで、たち行かなくなり、母・君子(きみこ)は、仲違いしている東京・深川の母(三姉妹の祖母)に頭を下げて一家で上京することを決意。東京で待っていた祖母・滝子(たきこ)の援助を受けながら、三姉妹と君子は激動の時代を懸命に生きていく。
やがて常子は女学校を卒業、小さな出版社に入り、編集作業を学ぶことになる。
昭和20年終戦。東京は焼け野が原になり、常子は戦争で犠牲になるしかなかった子どもたちや女性たちに思いをはせる。「女のひとたちが幸せな暮らしを送れなかったら、そんな世の中は駄目だ。私に唯一できること、妹たちと雑誌をつくって、事業を起こそう」と、常子は二人の妹たちと一冊の雑誌をつくることを決意する。だが、素人の彼女たちは具体的に何をどうやって雑誌をつくっていくのか全くわからない。そんなとき、常子たちの前に一人の男が現れる。のちに天才編集者と呼ばれる花山伊佐次だった。
常子たち三姉妹と、花山の出会いが戦後一世をふうびする生活総合月刊誌『あなたの暮し』を誕生させることになる・・・。「NHKホームページより」
モデルは大橋鎭子(おおはし しずこ)さん。1920年〈大正9年〉3月10日生まれ
暮しの手帖社社主・元社長で同社の雑誌『暮しの手帖』を創刊した。
『暮しの手帖』は隔月25日 発売です。今まで読んだことがないので、 2.3月号 と 4.5月号は本屋でパラパラと読みました。(笑)
小橋 常子(こはし つねこ)演 - 高畑充希 本作の主人公。
小橋 竹蔵(こはし たけぞう)演 - 西島秀俊 常子の父。
小橋 君子(こはし きみこ)演 - 木村多江
小橋 鉄郎(こはし てつろう)演 - 向井理
青柳 滝子(あおやぎ たきこ)演 - 大地真央
隈井 栄太郎(くまい えいたろう)演 - 片岡鶴太郎
森田 まつ(もりた まつ)演 - 秋野暢子
森田 宗吉(もりた そうきち)演 - ピエール瀧
森田 富江(もりた とみえ)演 - 川栄李奈
花山 伊佐次(はなやま いさじ)演 - 唐沢寿明
五反田 一郎(ごたんだ いちろう)演 - 及川光博
谷 誠治(たに せいじ)演 - 山口智充
水田 正平(みずた しょうへい)演 - 伊藤淳史
そして
語り - 檀ふみ
主題歌 - 宇多田ヒカル「花束を君に」
4月4日に放送される「とと姉ちゃん」の初回オープニングで解禁される。所属レコード会社によると、同日をもって宇多田さんは音楽活動を再始動するという。
一杯 一杯 楽しみが多い番組が始まります