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美の競演 京都画壇と神坂雪佳~100年の時を超え  高島屋

2013-03-09 | ア-トな話し
神坂雪佳 は好きな画家である。
金魚玉図 細見美術館蔵

いつ見ても、いいですね。

以前の分
琳派展X「神坂雪佳-京琳派ルネサンス- 2007.11 京都の細見美術館

細見美術館開館10周年記念展 日本の美と出会う2008.3 高島屋

神坂 雪佳(かみさか せっか、慶応2年1月12日(1866年2月26日) - 昭和17年(1942年)1月4日)は、近現代の日本の画家であり、図案家。京都に暮らし、明治から昭和にかけての時期に、絵画と工芸の分野で多岐にわたる活動をした。
。1901年(明治34年)には、イギリスのグラスゴーで開催されたグラスゴー国際博覧会 の視察を目的とし、世界各地の図案の調査を兼ねて渡欧。当時のヨーロッパではジャポニスムが流行し、日本美術の影響を受けたアール・ヌーヴォーが花開いていた。神坂もそこで日本の優れた装飾芸術を再認識したという。 琳派に傾倒し、デフォルメ、クローズアップ、トリミングを用いた大胆な構図や「たらしこみ」の技法など、琳派の影響を受けながらもモダンで明快な作風である。
彼はアール・ヌーヴォーは恐るに足らず、日本には琳派がある。



神坂雪佳 和む絵である。上から「春日野」「雪中竹」「牧童」 百々世草 細見美術館 蔵



今回注目したのは竹内栖鳳
竹内 栖鳳(たけうち せいほう、1864年12月20日(元治元年11月22日) - 1942年(昭和17年)8月23日)は、戦前の日本画家。近代日本画の先駆者で、画歴は半世紀に及び、戦前の京都画壇を代表する大家である。第1回文化勲章受章者。

東本願寺の天井画で天女を描くのに裸体のモデルを起用、その過程でモデルの女性が裸身を晒す前に見せた恥じらいの表情を捉えた作品がこれ。

絵になる最初 竹内栖鳳 京都市美術館 蔵

この絣(かすり)の模様を「栖鳳絣」として高島屋が商品化した


清閑(せいかん) 竹内 栖鳳 京都市美術館 蔵

清閑= 俗事にわずらわされず静かなこと。まさにそれですね。

竹内 栖鳳の作品で高島屋社長が建てた迎賓館の杉戸絵と伝わるものも展示されていました。高島屋資料館の特別出品。
趣があって、いいですね。

そして竹内 栖鳳の弟子の一人 上村松園の作品もあった。

上村 松園(うえむら しょうえん、1875年(明治8年)4月23日 - 1949年(昭和24年)8月27日)は、日本画家。明治の京都下京に生まれ育ち、女性の目を通して「美人画」を描いた。1948年(昭和23年)女性として初めて文化勲章を受賞。

春光 上村 松園 京都市美術館 蔵



婦女 堂本印象 京都市美術館 蔵

堂本印象(どうもと いんしょう、1891年12月25日 - 1975年9月5日)は京都市生れの日本画家。

茶会のひとこま。モデルは画家自身の五人の姉妹。

洋画とは違うが、いい雰囲気ですね。

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