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蘭奢待(らんじゃたい) NHK大河ドラマ 「江~姫たちの戰國」第4話 「本能寺へ

2011-02-03 | 街角の話し
NHK大河ドラマは毎週みている。
先週は「お香」の話が出た。
市(鈴木保奈美)と浅井三姉妹は香をきくという風雅な遊戯をします。茶々(宮沢りえ)は父親・浅井長政も好きだった浮島という香を選びます。父のにおいがする。
幼くて父の想い出がない江は、その後本能寺で叔父・信長に教えれた香が気に入ります。その名は「東大寺」
正倉院の名宝蘭奢待(らんじゃたい)から切り取ったもの。後日その木片を信長よりもらう

蘭奢待(らんじゃたい)とは香木の一種である。天下第一の名香と謳われる。正式名称は黄熟香(おうじゅくこう)で、蘭奢待とはその文字の中に東大寺の名を隠した雅名である。長さ156cm、重さ11.6kgの錐形の香の原木。その香は「古めきしずか」と言われる。
良く分かるように、色を付けてみました。

まさに名前の中に東大寺が隠れていますね。正倉院は当時は東大寺のものでした。

蘭奢待は足利義満、足利義教、足利義政、土岐頼武、織田信長等が切り取った伝わる。
織田信長の物語には良く出てくる話だ。江にやったとは記録にはない。(NHKのフィクションですね)


蘭奢待とともに「両種の御香」と呼ばれ、正倉院の香木の双璧とされたのが、全浅香である。下の写真。

これは第60回 正倉院展でみた。

今年は蘭奢待が出展されるかな?

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