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「はやぶさ」講演会 講師山本恭子さん

2011-02-06 | 街角の話し
「堺で科学 サかイエンス」という催しでソフィア・堺で講演会が行われ、知り合いの山本恭子さんが講演会をやるというので行って来た。
今日は、「生活支援ロボットRobovie-R ver3の実演会」や「二足歩行ロボットRobovie-Xの操作体験」の他、「はやぶさ特別講演会」、「はやぶさ2分の1模型展示コーナー」、「プラネタリウム無料投映」 また、「発電の工夫とエネルギー」、「お出かけガス科学館」や、堺市立学校園の先生方による「科学おもちゃづくり体験」や「ミニソーラーカー乗車体験」コーナーなど。
盛り沢山の企画に会場は小さな子供達を連れたファミリーで一杯です。

まずは写真の「はやぶさ2分の1模型展示コーナー」

講師の山本恭子さんのお父様の手作り。明るいところで見るのは初めてです。

去年の冬はイルミネーションで見せて頂きました。

記事は わが町のイルミネーション

次は「プラネタリウム無料投映」に参加。
何年ぶりかのプラネタリウムに感動しました。
会場みんなで「息を吹きかけると町の明かりが消えて夜空になります」
いいですね。子供向けの趣向が一杯です。
今日の夜空が映し出されます。
オリオン座を探します。中央に三つ星が並んでいるのが目印。そしてスバル座へと話は移る。今夜夜空を見てみようかなという気を起こさせる。上手なアナウンスに感心。
子供達の歓声もすごい。
映画上映もありました。残念ながら-BACK TO THE EARTH-ではなかったけれど
「はやぶさ帰還編」というJAXAが作った15分のはやぶさダイジェスト映画でした。





そしていよいよ講演会
講師の山本恭子さんは
1984年に熊取町に生まれ(ご近所です)地元の北小、北中を経て智弁和歌山高校を卒業して宇宙の勉強をしたいということで、東京の大学で学び、東大大学院理学系研究科で地球惑星科学を専攻。大学院生として2年間、宇宙航空研究開発機構(JAXA)ではやぶさの軌道修正や後継機の開発(はやぶさ2)、小惑星の調査に携わった。
2009年11月、結婚、出産を機に故郷の熊取町に戻り、今年4月から熊取町役場・広報広聴課に勤務する。
熊取町の有名人です。
聞くところによると、すでに20数回大阪府下の学校を中心に講演会をこなしている。
本日の講演会は
1.小惑星とは
2.なぜ小惑星を調べるのか
3.小惑星探査機「はやぶさ」について
4.小惑星「イトカワ」について
5.これからの小惑星探査について

ご本人が大好きという小惑星について熱く語られた。

話し方は丁寧で、声のトーンも素晴らしい。
会場は子供達が多いので、実に解りやすく話されていた

はやぶさの後継機については、ご自身も開発にかかわってたということで熱のこもった説明でした。

目指すは 地球近傍小惑星 1999 JU3

2014年に打ち上げ、2018年に 1999 JU3に到着、2020年に地球へ帰還する予定。



講演会の後、質問がある人はどうぞと客席に降りて子供達の難問に笑顔で答えてました
宇宙の勉強したいのだけれど、どこに行けばいいの?
理科は苦手だけれど
新しい星をみつければ自分で名前を付けられるのよ。
 目を輝かしていたあの子はやるかもしれないな。

ひとつとつ丁寧に答えてました。

山本恭子さんの
宇宙を知れば知るほど、地球は素晴らしく美しいと思います。そんな地球に生まれて本当に良かったなと思います・・・
それは多くの子供達の心に響いた言葉だと思います

夢とロマンをありがとう。素晴らしい講演でした。

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