EL&P図書室3号

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ピート・シンフィールドのリイシューLPについて

2018-03-09 08:18:55 | EL&Pを支えたアーティスト・プロデューサー等
ピート・シンフィールドのリイシューLPについて

1月か2月にピート・シンフィールドのスティルの、
アナログ盤のリイシューが出る事を知りました。

このブログでは、スティルのアナログ盤から、
番号表記の無いCDまで、
幾つかとりあげていましたし、
過去の同タイトルの珍しいジャケットデザイン等を、
偶然にも見つけたのであれば、
興味・関心もそそられますが、
普通の再リリースだと思っていましたので、
それほど興味はなかったわけです。

つい先日、
amazonでは、アルバムジャケット写真をアップしたのですが、
もし、この通りの品物が再リリースされているとした場合、
一度は直接目にしたいものだと思いました。



枠の中の絵図の転回ですが、
果たして本当にこの通りになっているのか、
とても興味が湧きます。

但し、よく見ると、
オリジナルジャケットのように、
ジャケットに絵図の別紙を貼り付けている仕様ではなく、
絵図は四角い枠をくり抜いた部分の、
下の方に見えるようになっています。



となると、
この絵図の用紙をダブルジャケットの表側に、
差し込むような仕様になっているのではないかという事も想定されます。

そうであれば、
用紙の差し込み方を90度傾けると、
怪物の下向きの状態も簡単に作り出す事ができますよね。

あるいは、
オリジナルジャケットを踏襲したデザインではモノ足りず、
あえて、怪物顔を下向きにしたものを制作したとも考えられます。

もう1つ考えられるのは、
「FANFARE 1970-2010」のボックスのジャケットのような、
Amazonのサイトを用いた商法。

もともと存在しないジャケットを、
加工してでっち上げて、
購買意欲をかき立てるという狙いです。

CDと比べてアナログ盤は価格が高いし、
いまどき、このスティルのリイシューアナログ盤を購入するような人は、
入手した品物を簡単に手放したりもしないと思っています。

また、
私みたいに中古レコード盤を全く抵抗無く買う人間もおりますが、
手垢と使用感にまみれた中古レコード盤に抵抗のある人もいると思います。

アナログのリイシュー盤というのは、
そんな人達も購買層のターゲットに入れているのでしょうね。

とここまで書いてディスクユニオンのサイトを覗いたら、

「ジャケットはイラスト部分の繰り抜き式変形ゲートフォールド仕様ジャケットに変更」

という丁寧な説明を発見。

結論は出ました。

想定していたジャケットのようです。

加えて、EL&P関連のアナログ盤にしては珍しく、
ボーナストラックが2曲収録されているとの事。

かなり気になってまいりました。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。
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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (面白半分)
2018-03-12 22:28:36
Stillのアナログ盤ですか

欲しい。

アナログでボーナストラックですか。
私はELPに限らず知りませんでしたが
各面に入りきるのか興味深いです
返信する
Unknown (torioden)
2018-03-13 07:56:45
>面白半分様

ボーナストラックは、
確か面白半分様がお持ちの
(記憶違いだったらごめんなさい。)
Stillusion(スティルージョン)と同じ曲のようですね。

CD「Stillusion」は、当初のアルバムStillに2曲
追加し、
(Hanging FireとCan You Forgive a Foolが追加曲)
しかも曲順を入れ替えて制作しているようですが、、
このアナログ盤もそのように曲順の入れ替えまで行っているかまでは、
調べていないので解りません。

アルバム「Still」は全体としての流れもあるので、
できれば収録曲の入替はして欲しくないとは思っていますけど。

返信する
Unknown (面白半分)
2018-03-14 22:27:32
そうなんです。
所有しているのは「Stillusion」です。

オリジナル「Still」とは違うことは知っていたのですが
何が追加曲か調べていませんでした。
曲順が違うことも!

情報ありがとうございます。

やはりあなろぐだったら
オリジナル「Still」がいいですよね。

ゲストでのグレッグの深いヴォーカルが映えそう
返信する
Unknown (torioden)
2018-03-15 08:19:59
>面白半分様

当時のアナログ盤では、
グレッグ・レイクがヴォーカルで参加している、
タイトル曲「Still」が、
A面のラストを飾る曲になります。

ファンは高揚感に包まれながら、
A面の鑑賞を終了し、
B面にひっくり返すという流れになっていました。

あと、ご存知かも知れませんが、
プログレファンには良く知られている話で、
この怪物のアートを手掛けた方が、
日本のバンド「ノヴェラ」のファーストアルバムのジャケットを手掛けた事も、記憶の片隅にあります。
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