EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

ロック白書′77 エイプリル出版

2018-04-20 09:06:45 | 音楽誌に載ったEmerson,Lake&Palmer
ロック白書′77 エイプリル出版

私の中では、あまり聞き慣れない出版社名です。


表紙
A4サイズで厚みは1.15cmぐらい


サブタイトルに、
「ヤング・エイジに贈るロック・エンサイクロペディア」とありますが、
洋楽雑誌で言えば、ミュージックライフ誌に最も近い編集の仕方と言えるかも知れません。

エンサイクロペディアなので、
特定のミュージシャンのグラビアに何頁も割くような事もしていない感じですね。

EL&Pは、ワーナーパイオニアの恐怖の頭脳改革の解説用紙にあった、
芝生みたいなところに座っている3人の白黒の写真が1頁のグラビアとして用いられています。

そのため、この雑誌に新しいEL&Pの姿を求めたファンは、
ややガッカリした事と思います。

EL&Pファンにとってのこの雑誌の売りは、
3人の絵姿がカラーの表紙に登場しているという事に尽きると思います。

この構図は東宝の「怪獣総進撃」を彷彿させるものがあります。
知らない方は、
先般取り上げた、
ゴジラファイナルウォーズのマウスパッドのデザインみたいなものと思ってください。
ポール・マッカートニーの顔の大きさがゴジラに相当すると思われます。
顔ペイントバンドのKISSのメンバーも全て登場しているので、
絵図としては、普通の顔の集合体にとどまらない、
メリハリの効いた感じになっています。

この時点での「洋楽ロックスター総進撃」みたいな感じなわけですが、
77年という事もあって、
EL&Pは、その中に滑り込む事に成功したわけです。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。
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