アイアン・マン トニー・アイオミ(自伝)
古本ですが奥の頁に鉛筆書きで、
所持していた人の感想とかが短く書かれていて、
なんだか良いよね
ブラック・サバスにカール・パーマーが誘われた事があって、
諸事情で参加できなかった事は、
EL&Pファンの間では知られているエピソードかと思います。
今、検索してみたら、2013年の夏頃にアップされていた情報のようでした。
トニー・アイオミが、
何故カールをあてにしたかなどは、
全く解らないわけですが、
実現していれば、カールは新たなキャリアを積む事になったでしょうから、
ちょっと残念ではありました。
ちなみに、この自伝は、2012年に翻訳書が出たようなのですが、
カールが誘われたのは、
ブラック・サバスが2013年にリリースしたアルバム制作のためであったようです。
そのアルバム「13」は、英国では「パラノイド」以来の首位を獲得したらしいので、
もし、カールがアルバム作りに参加をしていたら、
パーマネントメンバーになる事は無かったにしても、
その経歴は、さらに輝かしいものになっていたと言えますね。
私がこの古本を購入したのは、1年ぐらい前だと思いますが、
ミュージシャンの自伝には、
関わりのあった、他のミュージシャンとのエピソード等が、
記されていたりしますし、
カールの発言から、トニー・アイオミが、EL&Pのメンバーに関して、何か触れている箇所はないかと思ったからですね。
(かなり前に求めた、オジーのハードカバーの自伝の翻訳の古本より、
財布に優しくはありませんでしたが)
で、どうだったかと言うと、
期待は外れたのですが、「EL&P」の文字は出てくる事は出てきました。
ただ、それは個人的な関わりではなくて、
自分たちも参加した、
カリフォルニアジャムのヘッドライナーを、
ディープ・パープルとEL&Pのどちらが務めるかでもめていた事に、
触れていただけでした。
(以前のキースへのインタビューでは、
自分たちは、後だろうが先だろうが、どうでも良かったけど、
スタッフがもめていたという事でしたけど。)
リック・ウェイクマンに関しては、
ブラック・サバスのアルバム収録曲に参加をしたりしていたので、
実際に関わった良き知人として数ヶ所に登場しますけどね。
先般、コージー・パウエルへのインタビュー本で、
キースとグレッグに触れている箇所を、yffcyesheadさんのブログで、
読ませていただいたのですが、
トニー・アイオミにしても、
コージー・パウエルにしても、
プログレミュージシャンは、
とてつもないテクニックを持っている事に、
敬意を表している事が読み手に伝わるような文章が出てきますね。
それはそれとして、
この本は、「前むつみ」さんという方が、
翻訳されたようなのですが、
レジェントバンドに関する様々な書籍の翻訳も手掛けていて、
レビューを読むとけっこう評判が良いモノが多いです。
ご自身で英文を読める方と、
そうでない方では意見が分かれるような感じもありますけど。
それで、今月末頃に、発売予定の、
グレッグ・レイクの自伝は、
この本の翻訳者である、
「前むつみ」さんの翻訳によるものらしいです。
この書籍は、そのうち取り上げようとは、
ほとんど思っていなかったのですが、
グレッグの自伝を先日カートに入れるときに、
翻訳者の名前も記載されましたので、
触れてみることにした次第です。
以上。
EL&Pを愛しつづけてまいりましょう。
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