EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

書籍 エレクトロ・ヴォイス

2023-03-23 10:18:49 | 関連書籍Emerson,Lake&Palmer
書籍 エレクトロ・ヴォイス

この書籍は9年ほど前に購入したのですが、
なかなか読む時間も取れなくて、
最初の数ページを読んだままで、
現在にいたっております。

専門的な書物だからというよりも、
読みにくいタイプの翻訳文なのかも知れませんね。

エレクトロ・ヴォイスの歴史を、
音楽の世界にとどまるだけでなく、
第二次世界大戦時に、
通話を傍受された時のために、
誰の声かが解らないように、
機械的な音声として聞こえるようなシステムを作った事まで、
網羅していたように思います。

表紙カバーには、
音楽では知られているジャケットのカバーの絵柄を、
取り上げたりしています。



表紙カバー
帯に隠れているのは政治家ですね

音楽に関しては、
比較的メジャーなアルバムで、
エレクトロ・ヴォイスが、
使用される事になった経緯等を取り上げており、
EL&Pファンとしては、
「悪の教典#9第三印象」を思い浮かべるわけですが、
取り上げられていませんでした。

但し、
著者の眼中には存在しなくても、
取り上げているアーティストへのインタビューを元にして、
文を綴っている中に、
EL&Pが折り込まれている箇所がありました。

マン(マニー)・パリッシュと言う方です。

代表作の一つに「Hip Hop, Be Bop (Don't Stop)」というのがあり、
エレクトロ・クラシックの大定番で、
サンプリングネタにも数多く使用されていると、
Breakwellrecordsのサイトに書かれておりました。

自室にこもって、音楽を聴きながら、
ドラッグ・ハイのような事をしているようなのですが、
EL&Pの出てくる箇所を少しだけ抜き書きしてみます。

「パリッシュは自室で誰にも邪魔されず、脳細胞が弾けるのを楽しんだものだった。
紫の煙、アルマジロ戦車タルカス、すり板プレキシグラス越しにきらめくクリスマスの飾り。そんななか、「食洗機大の最先端のスピーカー」で、トントズ・エクスパンディング・ヘッド・バンドやEL&Pの「恐怖の頭脳改革」に好きなだけ耳を傾けていた。」
                     本書籍 203頁より




カバー裏側

それにしても、
この書籍、
ハードカバーで厚さ3.5cm、
頁の方も破れにくいような厚い紙を、
使用しています。
簡単に持ち歩けない事も、
読破できないでいる理由の一つです。

ただ、
本ブログの場合、

「そこにEL&Pは存在するか!」

が取り上げる理由であります。

完読をしないまま終わりそうですが、
必要な箇所はかなり前に確認できていたので、
お伝えする次第です。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

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