バンコ ノー・パルコ ~30周年記念コンサート
バンコ(バンコ・デル・ムトゥオ・ソッコルソ)は、
新譜が出る度に聴いていたわけではなくて、
CDもそんなに所持はしていません。
70年代にマンティコアレーベルが抱えていたアーティストの楽曲を、
全て聴いているわけではないのですが、
現時点では最も気に入っているバンドではありますね。
数年前も新譜を出したりしていたわけですが、
お買い物の優先順位を考えると、
後回しになってしまっています。
イタリアのプログレを聴いていらっしゃる方は、
バンコが今日にいたるまで、
イタリアでは幾つものヴァージョンのカラーヴァイナルをリリースしている事も、
良く知っている事かと思います。
私は、たまたま、私のPC画面に、
バンコのカラーヴァイナルの告知が出てきたので、
どんなモノがあるのかと検索してみたところ、
レーベル面に大きなマンティコアマークがしっかりと入っている、
リイシュー盤のカラーヴァイナルが幾つか市販されている事を、
つい最近知る事ができました。
カラーヴァイナルというのは、
私にとってはとても魅力的な品物をして映っているわけですが、
多くの場合、お求めやすい価格とは言えないので、
ピート・シンフィールドみたいに、
EL&Pとの関連が深い場合は別として、
マンティコアマークが入っているだけで、
即、購入というわけにはいかないですね。
それと、失礼ながら、
バンコの奏でてきた音楽の変遷まで、
詳しく理解しているわけではありません。
それでも、
これからさらに知りたいという欲求はあります。
そんな私ではありますが、
興味をそそられたCDがありましたので、
入手してみたわけです。
帯とジャケット
本日、取り上げたCDは、
2002年にローマで行われた、
結成30周年記念のライヴを録音したCDで、
2007年に発売された国内盤ですね。
現時点でのバンコのイタリアでの人気というのは、
よく解りませんが、
購入前に知り得た情報としては、
当時、このコンサートは、
ローマで2万人を集めて行われたとの事。
アリーナ公演が可能だったわけです。
あくまでも、
イタリア国内での人気という事でしょうが、
もし、EL&Pが2002年に公演をする事が出来ていたとしても、
どこかの国のアリーナクラスの会場での開催は難しかったとは思います。
聴いてみたところ、
収録曲の半分以上は、
所持しているアナログ盤に収録されている楽曲だったので、
とても楽しめました。
しかも、アルバム「自由への扉」の「Non Mi Rompete(私を裏切るな)」を、
ラッシュが「クローサー・トゥ・ザ・ハート」を聴衆と歌うように、
バンコが聴衆と一緒に歌う楽曲になっていた事は、
驚きでもありました。
先日、ある出来事をきっかけとして、
何とか家庭内で工夫をして、
カールの来日公演へ参加したいという気持ちが湧き上がってきたので、
もし、都内の妹宅に泊まる時は、
1年前までイタリアで過ごしていた甥っ子に、
このアルバムを貸してみようと思っています。
甥っ子の勤務先は六本木にあるのですが、
自宅への帰着は23時頃と、
都会の企業戦士なっているようなので、
話をしている時間はないかも知れないです。
以上。
EL&Pを愛しつづけてまいりましょう。
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