EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

マルコ・ロ・ムシロ / THE MYSTIC AND PROGRESSIVE ORGAN

2017-12-20 17:05:41 | 他のアーティストによって演奏されたEL&Pの曲
マルコ・ロ・ムシロ MARCO LO MUSCIO
THE MYSTIC AND PROGRESSIVE ORGAN 
MUSIC FROM THE BEYOND


イタリア出身のクラシックピアニスト兼オルガニストである、
マルコ・ロ・ムシロ(MARCO LO MUSCIO)の、
パイプオルガンを用いた演奏による作品です。
リリース年は2010年。

クリスマス前のこの時期に相応しいCDともいえますか。


ジャケット

マルコ・ロ・ムシロに関しては、2015年に共演作品を取り上げていますが、
こちらの方は、マルコ・ロ・ムシロのパイプオルガンによる独演のようですね。

先入観を持たずに普通に聞いた場合、
荘厳さを感じさせる教会音楽のような印象を受けると思います。


ブックレットジャケットの最後の頁には、
ギュスターヴ・ドレの絵も
意識しているわけではないけど、
今月の図書室2号は、ザ・ナイスのジャケットもそうですが、
天使の写真や天使という言葉が登場しております。



CD盤面

そんな中、庶民のファンファーレや、
展覧会の絵のブルーズ・ヴァリエイションを想起させるフレーズが混入された楽曲もあり、
EL&Pファンを楽しませてくれます。

EL&Pファンにとっての極めつけとして、
ボーナストラックのラストの曲に、
運命の三人の女神の「Clotho」の演奏があります。
ほとんどオリジナルとの違いはないのですが、
普段は、ファーストアルバムでよく聴いている曲であっても、
他者の演奏するアルバムにこの曲が登場すると、
思いの外、感激してしまいますね。

この要因を考えてみました。

重厚感の漂う聴いた事のない楽曲が、
パイプオルガンの演奏のみによって進行していくわけですが、
その流れのラストに、元々パイプオルガン曲の「Clotho」が違和感なく登場するわけです。
聴き慣れた楽曲が違和感なく登場する喜びみたいなものかも知れないです。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。
にほんブログ村 音楽ブログ プログレッシブへ
にほんブログ村


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (コート)
2017-12-20 17:35:52
パイプオルガンの低音は良いんです!
高音はチョット苦手なんですが。。。
あの重低音は大好きです(^_-)
返信する
Unknown (torioden)
2017-12-20 18:43:45
>コート様

私はパイプオルガンの音楽に関しては、
少ししか聴いていないので、
良くは解りませんが、
独特の響きがありますよね。
返信する

コメントを投稿