EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

オムニバスCD THE MANHATTAN COLLECTION

2024-05-22 14:34:09 | Keith Emerson関連
オムニバスCD THE  MANHATTAN  COLLECTION



ペラ紙1枚ジャケット
裏側は白無地

以前から少しだけ気になっていたCDですね。

ただ、タイトルからして、
特に意味もないCDなのだろうと考え、
送料より安い価格の中古品があれば求めても良い程度に思っていたわけです。

と・こ・ろ・が、
1980年代に、国内(仕様盤)がリリースされていたことを、
昨年、たまたま知る事になりまして、
同時に中古品を求める事になった次第です。



プラケース裏側
これは国内独自仕様のようです

入手してわかったのは、
帯には邦題のようなタイトルと、
収録曲と価格が付いているだけという事でした。



帯を広げた状態
説明にあるニューヨーク・サウンズとか、
収録曲には、
ほとんど関係がないと思われます

もともとのレーベルが、「Chord Records」で、
1986年のリリースのようなので、
その当時に「Chord Records」で抱えていたアーティストを、
集めて1枚モノにしたみたいです。

1986年だと、レコード盤も出ていそうですが、
レコード盤のリリースは無かったようで、
英国以外の国も含めて、
CDとカセットテープのみがリリースされているようです。

収録されているアーティストは、

Keith Emerson
Claude Debussy(クラシックのドビュッシーですね)
Steve Cameron
Derek Austin
Albert Alan Owen

となっており、
私が知らない方々ばかりなのですが、
英国のキーボードミュージックのファンには、
全て知られているアーティストであると、
考えられます。

なかでも、Derek Austinさんは、
英国のキースファンの脳裏に焼き付いているかと思います。

「Chord Records」から、
幻魔大戦の英国アナログ盤(Harmagedon Original Soundtrack)がリリースされていた事があるわけですが、
キースの楽曲だけだと、
B面が空いてしまうので、Derek Austinさんの担当した映画か何かの楽曲を、
B面に収録しているわけです。

ちなみにDerek Austinさんに関する日本での情報は
そんなに多くはないのですが、
キャラバンに在籍していたこともあるようです。



CD盤面
帯には直輸入盤とありますが、
「MADE IN JAPAN」とあります
 


盤面の一部を拡大
1986年、この「マンハッタンコレクション」が、
「Chord Records」から発売されていたわけですが、
「NEW AGE MUSIC」というレーベルのシリーズに、
1987年に組み込まれたような感じです
そのシリーズの1枚として、
国内盤が1988年に制作されたのかも知れないです

このオムニバスCDにおいては、
キースの楽曲は、
CD冒頭の4曲で、
ベストリヴェンジ、マーダロック、ホンキー、インフェルノから、
それぞれ1曲ずつ収録されています。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。