EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

ミュージックライフ 1982年 8月号 その1

2024-05-15 17:18:46 | MUSIC LIFE誌に載ったEL&P関連
ミュージックライフ 1982年 8月号 その1

このミュージックライフの1982年8月号に、
EL&P関連の情報が掲載されていることを知ったのは、
ハッキリと覚えていないのですが、
6年ぐらい前だったと思います。



表紙

表紙にEL&Pのバンド名が見当たらないということもありますし、
82年のミュージックライフ誌に、
EL&Pが登場しているとは思えないという先入観もありまして、
全く知らなかったわけです。

「スーパー☆グループ列伝」というシリーズがあって、
その3として「EL&P」が掲載されていることを知ってからは、
安い中古雑誌が出ていないかと注視するようになりました。

ただ、私の中では、
70年代のミュージックライフ誌ならともかくとして、
80年代のミュージックライフ誌を、
¥1000-以上の価格で求める気は、ほぼ、無いに等しいです。

そのため、
安く出品されたり、
売られたりしている中古雑誌を探しているうちに、
年数が経過しまいして、
半年ぐらい前にようやく入手する事ができました。

最初にこのような記事が掲載されていることを知った時には、
そもそも、ライヴアルバム「ELP・イン・コンサート」をリリースしてから、
数年ぐらいしか経過していないのに、
既に古い遺産のようなとらえられ方をされていたのだなと思ったものです。



「このスーパー☆グループ列伝は、
ロック・シーンに多大な影響を与え、
いまだに、その遺産が息づいている真の天才音楽集団にスポットをあてたものである」
と記事の最初の説明にあります
執筆者は伊藤政則氏

1982年は、エイジアの爆発的成功の最中というのもあったでしょうし、
前年にグレッグがゲイリーと組んだアルバムをリリースしたという事、
そしてこの時点における最後のスタジオ盤のリリースが、
問題作と言われている「ラヴ・ビーチ」だったこともあり、
バンドのメンバーが再集結するなど全くあり得ないと考えれば、
古い遺産のようなとらえ方も当然ではあります。

また、
80年代になったという事で、
ミュージックライフ誌の読者も、
EL&Pの栄光を知らない新しい人たちになったと考えれば、
このような記事は妥当とも言えます。

いつも、つぶやいているように、
どんな記事でも載らないよりは載った方が良いわけでして。

このようなタイトルの記事のバンドとしてEL&Pが選ばれて、
載せられたことはありがたいわけですが、
さらに想定外の発見もありましたので、
「その2」でレポートしたいと思います。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。