EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

ホンキー ジムコ盤 JASPAC シール付

2019-11-02 13:25:41 | Keith Emerson関連
ホンキー ジムコ盤 JASPAC シール付

ホンキーの国内盤CDはかなり前に取り上げていますが、
ジムコでは何度かに渡って、
リリースを重ねていたようです。

これは以前取り上げたものとは異なる、
プラケースの裏にJASPACのシールが貼られているヴァージョンです。
帯も新品の段階では付いていたと思われますが、
欠損している状態で入手しました。


画像① プラケース裏側
この裏側は以前取り上げたモノと写真の配置が異なっています



画像② ジャケットブックレット裏側
こちらのデザインはCD番号が異なっているだけで、
デザインは同じ


以前に取り上げたジムコ盤よりやや古いヴァージョンであると推定。

解説等は同じものを使用していると思われます。

これを書くにあたって、
以前のジムコ盤の記事を読み返してみましたが、
毎日、更新をしていた時なので、
解説も大雑把に読んでいた事が解ります。

笹川氏によると、
もともと、CHORD RECORDSが制作したCDを、
ジムコで発売しているわけですが、
ここで、アナログ盤ホンキーの収録曲をそのまま収録せずに、
収録曲の差し替えや収録曲の順替え等をしているようです。

解説によると、

ナイトホークスの「ナイトホーキング」のインストヴァージョンが、
LPのB面の4曲目の「Rum-A-Ting」と差し替えされて収録されているとの事。

また、LPにおいては、「Salt Cay」の後に収録されている「Green Ice」(LPのA面のラストの曲)を、
CDにおいては、ラストの曲として収録しています。

この変更にキースが介在しているかどうかは、
解りかねますが、
やはり、当初のアナログ盤をオリジナルのアルバムと考えると、
暴挙と言えない事もないです。

仮にキースが介在していないにせよ、
CHORD RECORDSでは、
ナイトホーキングのインストヴァージョンの音源を、
入手していたわけですね。

時系列的には、
アルバム「ホンキー」がアルバム「ナイトホークス」より先のリリースになるので、
アナログ盤を持たずにCDを聴いた場合、

「キースはナイトホーキングのメロディーを最初はインストで作って、
それを引用して歌詞をつけて、ナイトホークスのサントラに収めた。」

という解釈をしてしまうと思われます。

ただ、キースの中では、
ナイトホーキングのインスト曲自体は、
ナイトホークスのサントラ制作以前から、
出来上がっており、未発表の状態だったとも考えられるので、
ホンキーのCD化にあたり、差し替えを許諾したのかも知れません。

今日は、キース・エマーソンのバースデイなので、
キースが生まれてきて、音楽を作ってくれた事に、
改めて感謝をしたいと思います。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

2019年11月2日 yaplog!
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