EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

LP2枚組 栄光のエレクトーングランプリ・アルバム

2018-01-29 10:23:20 | 他のミュージシャンによるタルカス演奏関連
LP2枚組 栄光のエレクトーングランプリ・アルバム


ジャケット

「第8回インターナショナルエレクトーングランプリコンクール」の実況録音盤です。

これはレコードショップで普通に発売されていた品物ではなく、
ヤマハの音楽教室とかあるいはその関係者のために、発売されていたもののようです。

エレクトーン練習の参考教材として、関係者に無料で配ったりしていたのかも知れないとも思いましたが、
価格表示が¥3,000-になっていますので、買い求める必要があったのかも知れません。

youtube等で、プロアマ問わず、様々な方がEL&Pの音楽を演奏しているのを見る事ができますし、
タルカス等は、クラシック音楽の演奏家によって演奏されてCD化されており、
EL&P図書室2号でも著名の如何に関わらず、幾つかのCDを取り上げてきました。

発売されているそれらの収録音に、どのぐらいの需要があるかは解りかねますが、
商品化されているものは、EL&Pの音楽が他者によって演奏された大切な記録にはなります。

その中でも、取り上げられる事が多い楽曲は「タルカス」のように感じていますが、
EL&P以外の演奏者が「タルカス」を演奏してレコード盤に刻まれたのは、
いつの頃からなのかと言う事は、
あまり考えた事も探った事もありませんでした。

意外に早い時期に、
エレクトーン演奏「タルカス」に取り組まれた方がいる事が解りました。

この「第8回インターナショナルエレクトーングランプリコンクール」で、
シニア部門の自由曲が演奏されたのは、
1971年10月11日(月)との事。

坂本八重子さん、(当時23歳)の方が、組曲「タルカス」を取り上げており、
エラプションからストーンズ・オブ・イヤーズまでを8分11秒にまとめた演奏をしています。


レーベル面


内ジャケットに見開きで貼られている、
収録曲説明用紙の一部


坂本八重子さんは、シニア部門で入賞を果たす事ができたので、
評価の対象となる演奏者として、演奏曲がレコード盤に刻まれる事になったようです。

坂本八重子さんで、検索しても、多くの記事にはヒットしませんが、
昭和のバラエティ番組「パンチDEデート」の番組内で生演奏していた方らしい事までは解りました。

坂本八重子さんに関しては、
ネット上の情報から見ただけなので、詳しい事は解りかねます。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。
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