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EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

リターン・オブ・ザ・マンティコア 黄土色盤 その1

2013-12-02 17:46:33 | 「リターン・オブ・ザ・マンティコア/THE RETURN OF THE~」
リターン・オブ・ザ・マンティコア 
黄土色盤(DISC ONE) その1



画像 ジャケット

この色を黄土色と表現するのが、もっとも適切かは、何ともいえないものもありますが、
黄色盤とはいえない色なので、とりあえずは、黄土色盤と記しました。
(オレンジ色でもない感じなのです。)

この盤は、「リターン・オブ・ザ・マンティコア」の目玉といえるべきものでした。

メンバーがEL&P結成以前に参加していた事のあるバンドの曲を、
EL&Pとして新録音している事。
これに関しては、結成以前の過去の曲が対象という事で、
収録に関しては、メンバーそれぞれが、選択した曲を演奏したのでしょうね。

この試みの中でも特に良かったのは、
ザ・ナイスの「夢を追って」ですね。
キースの最新機材での演奏をバッグに、グレッグが歌うわけですが、
90年代のグレッグの声が、原曲に妙に馴染んでいる感じがしました。

それから、
エマーソン、レイク&パウエルの「タッチ・アンド・ゴー」のEL&P演奏ヴァージョンも新録音されて、収められました。

そもそも、エマーソン、レイク&パウエルをEL&Pと略称してはならないと、
一言注文をつけたのが、カール・パーマーでしたが、
カールは意外と寛容な部分もあったようで、
この収録以降のEL&Pのライヴでも、
「タッチ・アンド・ゴー」は、頻繁に演奏されているようですね。

「タッチ・アンド・ゴー」は特にオリジナルとの違いはないのですが、
その後のEL&Pの演奏のレパートリーに加えるために、あえて、取り入れた感じもします。

あと、本来、グレッグ・レイクのソロシングルであった、
「夢見るクリスマス」の新ヴァージョンも入っているのですが、

これは、グレッグ以外のメンバーは参加していない新録音だったようです。

他のメンバーも、そんな録音をこのベスト盤に収録する事に関して、
寛容に受け止めたという事でしょうか?

等々、

「あっ!あの曲ね!」

みたいな感じで、
いろいろな新ヴァージョンを漫然と聞いたりしていたわけですが、
これらの曲群がすんなりと収録されたとした場合、
70年代よりは、EL&Pのメンバーのそれぞれの寛容度が増したという事なのでしょうね。

以上。

本ブログはエマーソン、レイク&パーマーにまつわる品物、
あるいは関連づけた品物のあれこれを、私自身の思い出、感想、私的な意見、観察日記などによって綴っております。
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2013年12月2日 yaplog!
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