goo blog サービス終了のお知らせ 

EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

インフェルノ アナログ フランス盤

2013-04-11 15:22:25 | Keith Emerson洋画等映像音楽担当関連
インフェルノ アナログ フランス盤

サントラ「インフェルノ」のアナログ盤は、
以前、英国盤を取り上げた事がありますが、
それは内側にキースの顔がドーンと写っているダブルジャケットでした。


画像① ジャケット
これはシングルジャケットですね。
裏は日本盤のアナログと同じデザインです



画像②
斜めに貼られあるシール
これって最初から貼られているようでもありますね


サントラ「インフェノ」に関しては、
CD盤はいろいろな形で販売されていますし、
アナログ盤も数年前にリリースされていますので、
キースが担当したサントラの中では、
特別な位置を占めていると言えるのかも知れません。

とりあえず、
このフランス盤はオリジナルではない事は確かだと思います。

ただ、未だによく解らないのが、
「オリジナル」という言葉の意味するところですね。

頭脳改革の場合、
アナログ英国盤は高値で取引されているわけですが、
それは「英国オリジナル」という表記がされる事もあります。
EL&Pのメンバーは3人とも英国の出身という事もあり、
マンティコアレーベルも英国に存在していたわけですから、
英国盤がオリジナルであると受け止めるのが普通だと思います。

インフェルノはイタリア映画なのですが、
イタリアのアナログ盤をオリジナルであると称するべきなのか、
どうかという事ですね。

これを日本に置き換えて見ると、
「幻魔大戦」や「ゴジラファイナルウォーズ」のサントラは、
やはり日本がオリジナルでしょうから、
仮に他国が独自の仕様でリリースしたとしても、
「日オリジナル」であるとは思うのです。

となると、
仮に英国アナログ盤や日本アナログ盤のインフェルノのサントラのジャケットが、
イタリアアナログ盤のジャケットより豪華であったとしても、
「伊オリジナル」という事になるのでしょうね。

この辺りの解釈は微妙なところもあるようで、
カナダ出身のバンドであるRUSHのCDを、
日本で紙ジャケット化する際に、
カナダ盤のジャケットを模しているような記述を読んだ事があります。
しかし、「加オリジナル」という表現はしていなかったですよね。

では、
最初にそのミュージシャンの音楽をレコード化した国の製品を、
「○○国オリジナル」と称するのかと言うと、
そうでもないようです。

1つの物が製品化されるまでは、
様々な事情も絡んでくるでしょう。
それによって、お国ごとの違いも出てくる事だけは確かですね。

以上。

本ブログはエマーソン、レイク&パーマーにまつわる品物、
あるいは関連づけた品物のあれこれを、私自身の思い出、感想、私的な意見、観察日記などによって綴っております。
世代を越えたEL&Pファンのちょっとしたお楽しみになれば幸いです。
ランキングに登録しています。
更新の励みになりますので、クイック応援してくだされば有り難いです。

2013年4月11日 yaplog!

にほんブログ村


映画「デモンズ3」チラシ

2013-04-06 15:09:27 | Keith Emerson洋画等映像音楽担当関連
映画「デモンズ3」チラシ


画像① 表側
ホラー映画のチラシは、
キース等のスタッフの名前が小さくて、
いかに怖く見せるかが大事なのでしょうね



画像② 裏側
お盆過ぎの上映ですね
残虐なシーン
苦手な人はサッと見て済ませましょう


「デモンズ3」に関しては、
レンタル落ちのVHSを取り上げた事がありますが、
これは映画上映年の告知チラシです。

ウィキによると、
映画が上映されたのは、1990年との事。

この年の8月といいますと、
私は埼玉県から都内に移り住んでいたのですが、
就職浪人をしていましたね。

貯えの底がつきないように、
キースのインタビューが連載されているキーボードマガジンを立ち読みで済ませていました。

9月頃に就職ができたと思いますが、
当時、
キースがその一部とはいえ、
「音楽を担当している映画が上映されている」との情報を入手する事ができなかったのです。
映画の趣味があるキースファンで、幸運な人は、劇場でこの映画を鑑賞できたかも知れませんね。

ただ、
キースが参加しているバンドの、
「ザ・ベスト」の来日に関しては、
就職が決められなくて、気分転換に帰省した折りに告知が新聞に載ったので、
情報を逃さずに済みました。

キース本人が来るとあっては、
貯えがどうのこうのと言っているわけにもいかず、
チケットゲットに精力を傾けた事は確かです。
(この時は意外と簡単に電話がつながったのだと思いますね。)

振り返ってみますと、
キースはこの音楽の担当から、
「ゴジラファイナルウォーズ」まで、映画音楽の仕事から遠ざかっていますよね。
91年からEL&P再集結に向けての水面下の動きもあり、
EL&Pが再開された事もその一因ですよね。

キースはロックミュージシャンですから、特に問題はないのですが、
EL&P再開によって、
「映画音楽家」としてのキャリアを継続的に積めない結果になった事も確かですね。


以上。

本ブログはエマーソン、レイク&パーマーにまつわる品物、
あるいは関連づけた品物のあれこれを、私自身の思い出、感想、私的な意見、観察日記などによって綴っております。
世代を越えたEL&Pファンのちょっとしたお楽しみになれば幸いです。
ランキングに登録しています。
更新の励みになりますので、クイック応援してくだされば幸いです。

2013年4月6日 yaplog!

にほんブログ村


サントラ BEST REVENGE アナログ ヨーロッパ盤

2013-03-26 13:18:34 | Keith Emerson洋画等映像音楽担当関連
サントラ
BEST REVENGE 
アナログ ヨーロッパ盤



画像①
ジャケット



画像②
価格部拡大
タワーのシールを貼っていますが、
タワーで購入していないのです
中古だったのかな?



画像③
ジャケット裏
キースの写真があるのだね
すっかり忘れていたわ



画像④
インナーとラベル
お店の価格シールにはヨーロッパ盤とだけありますが、
英国製のようです


このアルバムは新宿のレコードショップで購入したものですね。
おそらく、1987年ぐらいでしょう。

当時の私としては、
キースの新譜情報を仕入れるためには、
キーボード関係の雑誌を読むしかなかったので、
それらの雑誌に記載されなければ、
そのアルバムの存在すら解らなかったわけです。

しかし、
このアルバムのアナログ盤は、
私が誌面をざっと見た範囲では特に紹介された事もなかったので、
その存在は全く知らなかったので、
店頭で見つけたという次第です。

精神的には、
社会人の営業マンとして、
まだ1年も経っていない頃でしたので、
生来の物事に対する飲み込みの遅さや理解力のまずさも加わって、
売り上げが伸びず悶々としていました。

そんな時に、

「ひょっとして、あのレコード店に行ったら、
キースの新譜とか何か発見できたら嬉しいな!
癒されるかも」

と、
お休みの平日に電車で出かけたわけですね。

そしたら、
このアルバムが置いてあったので、
ジャケットの表裏をジックリと見ながら、

「うん。
これは、
以前ここの店頭で見かけた、
幻魔大戦の輸入盤と違って、
片面が全く別のミュージシャンの音源ではないようだ。
よかった。」

などと思いながら、
支払いを済ませました。

この時は、
あと2タイトル購入しました。

1つは後日また紹介することになると思いますが、
もう1つはここで特に紹介する予定はない、
エマーソン、レイク&パウエルの2枚組のブートです。
音がとても悪かったですね。

それにしても、このベストリベンジ。
サントラですけど、映画自体は公開されなかったという話ですね。

この経緯については、
未だによく解りません。

以上。

本ブログはエマーソン、レイク&パーマーにまつわる品物、
あるいは関連づけた品物のあれこれを、私自身の思い出、感想、私的な意見、観察日記などによって綴っております。
世代を越えたEL&Pファンのちょっとしたお楽しみになれば幸いです。
ランキングに登録しています。更新の励みになりますので、
クイック応援してくだされば幸いです。

2013年3月26日 yaplog!

にほんブログ村


デモンズ3 VHS レンタル落ち

2012-09-10 17:41:13 | Keith Emerson洋画等映像音楽担当関連
デモンズ3 VHS レンタル落ち



画像 激安だったのですが、
パッケージの透明部分がオソロシイほど劣化して破けており、
差し込んである用紙だけを別途保管しております。


このブログを書くにあたって、2度目の鑑賞をして見ました。

2度目と言っても、最初にみたのは、確か90年代の半ば頃であったと思いますね。

サントラを先に聞く機会に恵まれたのですが、
その「ザ・チャーチ」が、
邦画VHSとして製品化されている事を知ったのは、
キース・エマーソンインタビューズが書籍化されてからですね。

それで近くのレンタルショップに赴いたら、「デモンズ3」が置いてあったわけです。
今ではもう存在しないレンタルショップですが、
貸し出し在庫量が少ないにもかかわらず、「デモンズ3」が置いてあったのは、
ホラー関連の映像に一定の需要が見込めたからでしょうね。

観賞後、このパッケージは、あまり内容に合っていないと感じましたね。
特にイラストで描かれた上部の怪物らしきものの顔の部分。

まるで、このような形相をしたモンスター、あるいはデビルといったものが、
人を襲ってくるのかというような印象を抱かせます。
確かに人を恐怖に陥れる異次元意識体らしきものがストーリーの中に存在しているのですが、
こんな感じのものではないですね。

上部の絵は不要だと思います。
むしろ教会の建物だけにした方が得体のの知れない怖さを覚えますね。

サントラ収録通り、
音楽はキース・エマーソンとゴブリンの両者が担当しています。

使用されている曲は、どちらからかというと、ゴブリンの曲の方が多いような気もします。

監督のダリオ・アルジェントとゴブリンの相性は良いみたいですし、
ゴブリンがホラー映画の音楽を担当する事自体に不満はありません。

キースは、映画音楽をすべて担当するというのではなく、
何曲かをお手伝いみたいな感じで頼まれたのかも知れませんね。
インフェルノと違って、ホラー映画の音楽を担当した時の、
いろいろな場面におけるキースの音楽的表現という映像の流れではないわけです。
そこが、キースファンにとってはちょっと不満ですね。

(まぁ、キースファンのために映画を制作しているわけではないので、どうしようもない事ではあります。)

キースは知名度と人気の割にはアルバムの少ないミュージシャンだと思っていますので、
キースオンリーの音ではないにしろ、入っているだけでも良しとしなくては。

以上。

本ブログは、エマーソン、レイク&パーマーに関する品物のあれこれを、思い出、感想、気ままな意見と共に綴っております。
EL&Pファンのちょっとした楽しみになれば幸いです。
クイック応援よろしくお願いします。

2012年9月10日 yaplog!

にほんブログ村


Inferno / Keith Emerson アナログ西ドイツ盤

2012-08-23 11:46:59 | Keith Emerson洋画等映像音楽担当関連
Inferno / Keith Emerson アナログ西ドイツ盤


画像① ジャケット
国内盤と変わりません。



画像② 内ジャケット
顔のドアップですね。


現時点において、
インフェルノのすべてを所持しているわけではありませんが、
中古品を集めている中ではちょっと驚きの一品でしたね。

国内盤の内ジャケットは普通と言えば普通。
ピアノの一部とキースの上半身が写っていますよね。

西ドイツ盤は、
なんのために、
この大きな顔写真を載せたのかまでは解りませんが、
アナログ盤、CD盤を含めた上で、
EL&Pのアルバムジャケット史上もっとも大きな顔写真といえましょう。

アナログ盤の醍醐味というのは、
このようなジャケット写真において味わえる独特のものですね。

紙ジャケットCDで、
同じものを複製したとしても、
あまりインパクトはないでしょう。

私の場合、
高校時代にLPのジャケットを飾る棚をこしらえてもらって、
ジャケットを飾っていた事もありましたね。

今は、できるだけ劣化を防いで保管する事に集中しているので、
ジャケットを飾ったりはしていません。

以上。

本ブログはエマーソン、レイク&パーマーに関連する品物のあれこれを、
思い出、感想、気ままな意見と共に綴っております。
EL&Pファンのちょっとした楽しみになれば幸いですね。

2012年8月23日 yaplog!

にほんブログ村


映画 ナイトホークス パンフレット

2012-08-01 17:55:21 | Keith Emerson洋画等映像音楽担当関連
映画 ナイトホークス パンフレット


画像① 表側 髭はあるけど若いよね


画像② 裏側

何度か取り上げたナイトホークス関連の品物のうちの一つです。

キースとはあまり関係のない事ですが、
このパンフレットを読むと、刑事物の映画の主役をやった俳優は大スターになるジンクスがあるという論考があります。
だから、スタローンにも大スターになって欲しいような話を展開しているわけです。
ロッキーが大ヒットしたとはいえ、
スタローンのこの後については、まだまだ未知数であると業界関係者は捉えていたようですね。

それに反して、キース・エマーソンに関しては、
先般取り上げたチラシと同じく、
ロック界のスーパースターとしてこのパンフレット内でも紹介されています。

スタローンの先行きは未知数で、
キースはスーパースター。

そして、現在、
キースはロックキーボードの世界では、今でも重鎮扱いされていますが、
スタローンは多くのヒット作に恵まれた事もあり、
世間的な認知度合いは、普通に考えても、スタローンの方が高いですよね。

スタローンを大スターと言って首をかしげる人はいないと思われます。

話は変わりまして、
私はこの映画を劇場で2回みました。

1度目は、1981年の夏に東銀座の映画館。
2度目は、1982年の初夏に浅草の映画館です。

この2度目の時ですが、
場所柄といいますか、
土曜日の夜という事もあってか、とても混み合っていましたね。
しかも、このパンフレットが受付で山積みされていました。
公開から1年も過ぎた1982年の時点で、
このパンフレットを購入する人がいるのかは疑問でしたけどね。

ストーリーは解っているわけですから、
当然、キースの音楽を目当てで、2度見たように思います。

劇場の中において、
大音量で体感するキースの音楽は、
自宅や車の中で聞くのとは違って、気持ちが高揚しますね。

疑似コンサート体験まではいかなくとも、
明らかに非日常的な体験を味わう事ができる感じです。

ただ、ゴジラファイナルウォーズだけは、
季節や距離的な事もあって、2枚購入したチケットのうち1枚が無駄になってしまいましたね。

キースには、あと数本ぐらい、劇場で見る事のできる映画の音楽を担当して欲しいと思います。

以上。

本ブログはエマーソン、レイク&パーマーに関連した品物のあれこれを思い出や感想と共に綴っております。
EL&Pファンのちょっとした楽しみになれば幸いです。
クイック応援よろしくお願いします。

2012年8月1日 yaplog!

にほんブログ村


映画「インフェルノ」 DVD

2012-07-09 18:32:05 | Keith Emerson洋画等映像音楽担当関連
映画「インフェルノ」 DVD


画像 パッケージ
カルトコレクションのシール
これは確か廉価盤になった時に求めました。


映画「インフェルノ」はDVD化されるまで、かなりの年月を要したように思います。

私は映画を見る事は嫌いではありません。
ただ、批評できるほどマニアでもありませんし、
ホラーものもそんなに好むわけではありません。

キースの音楽がどのような場面で、
どのような使用のされ方をしているかに、
自然と集中してしまうところはファンとしてのサガですね。

サントラの曲なのですが、
最初から最後まで全くカットをせず、まるごと一曲、通しで流れているのがあります。

こういうのって、
あまり見かけないケースかも知れません。

曲そのものが、映像の流れにマッチしているから、出来た事なのかも知れませんね。

この映画、劇場で見たら、
かなり怖かったかも知れません。

私が「インフェルノ」がDVD化されたのを知る事ができたのは、
オークションに出品されていたからです。

「えっ。インフェルノってDVD化されていたんだ!知らなかったぜ!」

私のような事を思ったキース・エマーソンファンは、他にもいたようで、
オークションで、インフェルノのDVDに高値がついて高騰して行く状況を目の当たりにしてしまいました。

一方で私の方は、

「これは、もしかしたら、ひょっとして」

と思いまして、
大手通販サイトを調べてみました。

そしたら、「インフェルノ」のDVDは、リリースされたばかりでしたので、
在庫も、もちろんありまして、普通に買えるようになっていました。

明らかにオークションでついた高値よりは、遙かに安い価格だったわけです。

ホラー専門ソフトを集めている方々は、
発売情報等を事前に知っていると思われます。

そのため、この「インフェルノDVD」を高値に持っていったのは、
明らかにキースファンであると思いますね。

彼らの入札動機としては、

「自分の知らない間にインフェルノのDVDが出ていたんだ。
これは何としても入手せねば。」

みたいな感じだと思います。

オークションをやっているEL&Pファンは、EL&Pの音楽ソフトのいろいろなヴァージョンに関する情報は持っているのでしょうが、
キース関連の映像ソフトのリリースに関してまで、情報を仕入れているわけではありませんからね。

オークションからの商品集めに取り組んでいる方々でも、熱くなっていると、このような事も起こるという事ですね。

以上。

本ブログはエマーソン、レイク&パーマーにまつわる品物、資料のあれこれを、思い出、独自の感想と共に綴っております。
EL&Pファンのちょっとした楽しみになれば幸いです。
クイック応援よろしくネ。

2012年7月7日 yaplog!
にほんブログ村 音楽ブログ プログレッシブへ
にほんブログ村


映画「ナイトホークス」チラシ

2012-06-29 11:02:09 | Keith Emerson洋画等映像音楽担当関連
映画「ナイトホークス」チラシ



画像① 表側


画像② 裏側 

キース・エマーソンがシルベスター・スタローン主演の映画の音楽を担当すると知った時は、
とても嬉しかったですね。

スタローン主演のサントラを担当するのは、
当時ではけっこう名誉な事だったと思われます。

なにしろ、
著名映画「ロッキー」のサントラは、
全米では第1位を獲得。
私も洋楽LPコレクションの合間に、思わず購入してしまったぐらいですからね。

スタローン主演の映画自体もまだ少なかったですし、
スタローン主演の映画のサントラが必ずヒットするというジンクスが特にあったわけでもありません。

ただ、キースの今後の新たなる可能性という意味では、
かなり期待が大きかったと言えますね。

映画のヒットは、当然、サントラの売上げにも影響すると思われますから、
ヒットすると思われる映画のサントラを担当する事は、
キャリアを積んでいく上でも、良い機会であります。

映画は、全米で公開された月は、
興行収入第2位を記録していたように、
映画関係の雑誌に掲載されていましたね。

その影響か、サントラも、100位には入らないまでも、
200位にはチャートインしていた記録を何かで見たような気がします。

このチラシのよいところは、
キースの事を、
「ロック界のスーパースター」
と表現しているところですね。

何を持ってスーパースターの基準にするかは定かでありませんが、
ロックをやっているからと言って、
誰にでも安易につけられる表現ではないと思います。

EL&Pの人気が下火傾向にあったとはいえ、
業界的にも、キースの名前が知られていた頃の証と言えますね。

以上。

本ブログはエマーソン、レイク&パーマーにまつわる品物のあれこれを、感想や思い出と共に綴っております。
EL&Pファンのちょっとした楽しみ、また、若いEL&Pファンが当時の空気を少しでも知る一助となれば幸いです。
クイック応援よろしくネ。

2012年6月29日 yaplog!
にほんブログ村 音楽ブログ プログレッシブへ
にほんブログ村


インフェルノCD 2003年リリース盤 未開封 チネヴォックス名盤セレクション CPC8-1217

2012-05-29 11:35:13 | Keith Emerson洋画等映像音楽担当関連
インフェルノCD 2003年リリース盤 未開封
チネヴォックス名盤セレクション CPC8-1217



画像① 表


画像② 裏

インフェルノの最初の国内盤CDはジムコレコードから発売されました。
ナイトホークス以外のサントラ盤が、すべてまとめてCD化された時ですね。
ジムコの一連のCDに関しては、リリース時はそれほど購入意欲も湧かなくて、
リリースと同時に即購入という流れにはなりませんでした。

インフェルノのアルバムというと、アナログジャケットから想像する暗がりに浮かぶ骸骨を思い浮かべるわけです。
21世紀になってから、地元のレコード店の販売予定の資料から、別会社からインフェルノのCDがリリースされる事を知り、早速、注文しました。
そして、届いたジャケットはご覧のように別物でした。

曲順とかは精査していませんが、内容は、ほぼアナログ盤と同じでしょう。

けれどもジャケットデザインは明らかに異なるわけですね。

このインフェルノのCDに関しては、
サントラとして優れているという事が評価されて、
リリースの運びになった記述が、帯に見受けられますね。

たまたまキース・エマーソンの作品だったという事で、
誰が作曲していたにせよ、インフェルノの音楽は映像にマッチしていると評価されたのであると思います。

だから、キース・エマーソンは素晴らしいという話にはなるのでしょうが。

このCD、
どうして未開封のままなのかというと、
購入した当時、開封して聞いてみようという気が起きなかったからですね。

それまでは「購入したCDは開封して一度は必ず聞く」という、
普通の音楽好きの姿勢を維持していましたが、
CDは購入しても、未開封のままとっておくという、
それを全くしない人からすれば、驚くべき習性が、
時々顔をのぞかせるようになりました。

フィギュアなどは、よく箱から未開封という事で出品されていますし、
それだけ(未開封)で価値がついて、人気商品には札が入ります。

フィギュア等の透明ブリスターパックの商品は、一定の角度からは覗く事ができるので、
それなりに楽しめるわけです。

では、CDの場合はどうなのでしょう。
時々、変形ジャケットが制作されて、開封意欲をそそられる場合はあります。
しかし、メインは音楽です。
そのため、音質にこだわらない場合、
一度聞いた音楽のCDは開封しない事も出てくるのだと思います。

CDの未開封品が、売りに出されるのを初めて見た時は、
私と似たような傾向性を持っている人もいるのであろうなと思いましたね。

(もちろん、音楽評論などを生業としている人が、すべてのCDを聞く事ができずに、知り合い等に頼んで売って処分するケースもあるとは思いますが)

インフェルノに関しては、その後、
アット・ザ・ムービーズ3枚組の輸入盤を入手したので、
そちらで聞いて済ませてしまった感じです。

以上。

本ブログはエマーソン、レイク&パーマーに関わる品物を思い出とともに紹介しております。
新しいEL&Pファンのお楽しみになれば幸いです。
クイック応援よろしくネ。

2012年5月29日 yaplog!
にほんブログ村 音楽ブログ プログレッシブへ
にほんブログ村


VHS ナイトホークス 字幕スーパー版 レンタル落ち Music by KEITH EMERSON

2012-03-22 13:22:17 | Keith Emerson洋画等映像音楽担当関連
VHS ナイトホークス 字幕スーパー版 レンタル落ち
Music by KEITH EMERSON



画像 パッケージから抜いた紙をスキャン

1981年にロードショー公開されたナイトホークス。

シルベスター・スタローン主演という事もあり、
日本国内でもあちこちで上映された事と思います。

サウンドトラックは映画より先にリリースされており、
充分に聞き込んでから映画を鑑賞する事ができました。

当時、私は、まだ10代でした。
その当時は都内の中央区の寮に住んでおりましたので、
東銀座の劇場まで1人で徒歩で赴きました。

劇場は平日の夜という事もあり、
客の入りはまばらでしたが、
それでも、今日(こんにち)の映画館の人の入り具合からすれば、
平日の割には入っていた方であると思います。
会社帰りのOLと思われる女性の2人組がちょこちょこおりましたね。

映画がスタートして、
主演者やスタッフの名前が、
サントラの最初の曲と共にスクリーンに映し出されるわけですが、
キース・エマーソンの名前が出てきた時には、
女性の小声で、
「あっ。キース・エマーソンだ!」
との声が少々聞こえてきて嬉しかったですね。

キースがヴォーカルの
「I’m a man」
もクライマックスシーンで見事に流れて、
ファンとしての充足感に浸る事ができました。

今回このVHSを取り上げた理由として、

製品化されているこの映画のソフトの中で、

果たして、
「I’m a man」
を収録されているものが、
商品として存在するのかという事であります。

少なくとも、
この価格¥14,800-の時点においては、
既にどうでもよい曲に差し替えられており、
それ以降のソフトはすべてそうなっていますね。

映画は劇場公開から数年後、
テレビのロードショーで何度か上映されましたし、
私の知らないチャンネルで上映される場合も、
「I’m a man」
が流れているようです。

シルベスター・スタローン主演とはいえ、
それほどのヒット作品ではないので、
音楽に関して神経質になっているのは、
キースのファンぐらいだと思いますが、

劇場公開時そのままの映像ソフトと、
サントラをくっつけて、
ボックスセットで発売してくれたら嬉しいなと思うわけです。

本ブログはEL&P関連の数々の実績の片鱗しかお伝えできませんが、
それでも若い方の参考になればと思い綴られております。
クイック応援感謝いたします。

2012年3月22日 yaplog!
にほんブログ村 音楽ブログ プログレッシブへ
にほんブログ村


映画「インフェルノ」VHS 未開封品

2012-01-19 11:31:03 | Keith Emerson洋画等映像音楽担当関連
映画 「インフェルノ」 VHS 未開封品


画像① 表
シュリンク内に定価の訂正シールが貼っています
消費税絡みで定価を涙ほど安く改定した時に、一度シュリンクを開封し、
パッケージの外側の左下に価格シールを貼り、再度、シュリンクで覆ったと思われます



画像② 裏
映画の解説が載っていますが、先般紹介したプログラムと異なり、
キースが音楽を担当している事が解説の後半で強調されていますね



画像③ 背部
下部に価格が、VHS一本、14,500-
時代ですね。
映像ソフトほど、価格が推移したものはないと言えますわ
アナログアルバムLPとアルバムCDの価格は今でも大差はないですしね



昨夜、本日アップするネタを物色していて、これに決めました。

今朝、掲示板をみたら、「キース・エマーソンの自伝映画が完成した」との情報が載っていました。

タイトルは、「Emerson: Pictures of an Exhibitionist」

未だ翻訳本のない自伝のタイトルと同じですね。

http://www.imdb.com/title/tt1753777/

キース・エマーソンは、この映画「インフェルノ」が映画音楽担当のデビューであったわけですが、
自伝映画とはいえ、とうとう映画に実際に出演し、主役を務めるわけですから、随分と時代も変わったものであると思いますね。

何かで読んだのですが、70年代後半にEL&Pのバンド活動が一時解消した時に、
キースに映画出演のオファーがあったそうです。
お断りしたとの話でしたね。

価格から判断できますように、これは、80年代に制作されたVHSです。
映画等がそのままビデオとして商品化され、
ビデオデッキを所持している一般の家庭で、鑑賞できるようになり始めた頃だと思います。

87か88年に、音楽関連の新品VHSを購入した事がありますが、
その時は、4,800円でした。

90年代になってから、
地元のレコード店でカタログを見ましたら、このインフェルノのVHSは、既に廃盤(廃盤という言い方がふさわしいのかは解りませんが)との事でした。

それでも、あえて、店主に頼んで発注をしてもらったら、このVHSが届いたというわけです。

店主は価格を見て驚いたようで、私を気遣うように、
「大変申し訳ないのだけど」と前置きして、
私に価格を告げましたね。

店主としては、
カタログで見ても、大抵のビデオソフトは80年代からリニューアルされて、価格も安くなっていたので、
この一本のVHSが、一万円以上もするという事は、想定していなかったようです。

私の方は、想定していたので、
特に精神的な実害はありませんでした。

ただ、今もそうですが、
いくらEL&P関連とは言っても、
1万円以上の品物は、おいそれとカートに入れられるわけではありません。

それでも、現在のように、田舎にいても、ネットで海外の商品を購入したりできるわけでもなく、
たとえ、販売価格が高くとも、地道に関連商品を買いそろえていた時代であったという事ですね。

今では、「インフェルノ」もとうとうDVD化され、廉価盤のDVDまでリリースされています。

VHSも、レンタル落ちのものは、オークションでそこそこ妥当な値段で入手できます。
(さすがに、100円とか80円の開始価格は見た事はないですけど。商品そのものが少ないためであると思います。)

開封して鑑賞している暇がないまま、現在にいたっていますが、
廉価盤DVDを購入したので、そちらを鑑賞する事になると思います。

本ブログは、品物が作られた時系列はまったく無視して、70年代から現在までを行ったり来たりしているので、
最新の情報を入手するには、まったく不適当なブログです。

図書館や図書室は、どの書籍を購入して蔵書とするか、選定委員という方がおられます。
選定委員が任命されていて選定する場合もあれば、選定委員が数名いて、選定会議なるものを催している場合もあるようです。
その流れから判断した場合、新しい書籍がすぐに書棚に並ぶのは皆無とも言えるわけですね。 

正式な図書室や図書館と比べてどうなるものでもないのですが、
今日の図書室は、最新の情報も織り交ぜる事もできましたね。

2012年1月19日 yaplog!



KEITH EMERSON / I’M A MAN シングルレコード

2011-11-16 09:05:57 | Keith Emerson洋画等映像音楽担当関連
KEITH EMERSON / I’M A MAN シングルレコード


写真①表


写真② 裏


写真③ ラベル部(レーベル面)

先日、キース・エマーソンが初めて映画音楽を担当した「インフェルノ」のパンフレットを紹介しましたが、
今日は、その次に映画音楽を担当した「ナイトホークス」の絡みの商品です。

ネットをやるようになってから、サントラ「ナイトホークス」からのシングルカットレコードがある事を初めて知りました。

しかも、それが「I’m a man」であったとは、ビックリですね。

日本ではもちろん、発売されておりません。

これはスティーヴ・ウィンウッドの曲なのですが、キース・エマーソンがヴォーカルをとっています。

キース・エマーソンがヴォーカルをとった初めての曲という事になると思われます。

シンコーミュージックの書籍「キース・エマーソンインタビューズ」というのがあります。
キース・エマーソンファンで知らない人はないと思われる書籍です。
その書籍のベースとなるインタビューがキーボードマガジン誌に90年に掲載されていました。
その連載途中で、EL&P史上、とても注意すべき真相が明らかになりました。

多くのキースファンは、
「悪の教典#9第一印象パート1」のヴォーカルは、
アルバム歌詞カードの「Emerson vocals」記述から、
キース・エマーソンが担当していると思い込まされていたわけですね。

インタビューにおいては、それが、ミスクレジットである事が明らかになりました。

しかも、この曲のヴォーカルラインはグレッグが作曲したらしい事も判明しました。
(グレッグってすごいかも!)

それが、どう伝言ゲームしたかは、定かでありませんが、「Emerson vocals」になってしまったようです。

話を元に戻しまして、
映画の大事な場面で使用されていた「I’m a man」でありましたが、

90年代に発売された廉価版のVHSにおいては、別の曲に差し替えられています。

発売当初の万円のVHSにおいて、「I’m a man」が使用されているかは、まだ確認できていないので解りません。

現時点においては、
「ナイトホークス」サントラの単品CDは、単発でリリースされたオフィシャルのものしか存在していないみたいです。
3枚組の「アット・ザ・ムービーズ」には、もちろん、ありますが。

「I’m a man」は、収録する際にも、歌いたくないキースをベロンベロンに酔わせて録ったとの事。

キースのヴォーカル初物(はつもの)という点において、EL&P史上において、貴重な盤と言えそうですね。

2011年11月16日 yaplog!


映画「インフェルノ」パンフレット

2011-11-14 08:15:25 | Keith Emerson洋画等映像音楽担当関連
             映画「インフェルノ」パンフレット


写真① 表


写真② 裏


本日、家の中の整理をしていたら出てきました。

自分ではどこにあるかを以前は把握していたのですが、

整理整頓魔の父が、勝手に書類を移動したり、勝手に捨てたりするものですから、(泣)

既に家の中に無いのではないかと諦めていたのでした。

本作品は、キース・エマーソンが初めて映画音楽を担当したイタリアの映画です。

私は、この作品は、実は未だ見た事がありません。

90年代にソフトを入手する事はできたのですが、如何せん、見る時間をなかなか取ることができなくて、見ていないわけです。

このパンフレットは、どこかの古書店で、80年代に入手したものですね。

紙の質も薄く、簡素な感じのパンフレットです。

もともと客の入りもあまり期待していなかった事のあらわれかも知れません。

パンフレットの内容の中に映画音楽に関する記述はあまりありません。

映画音楽デビューという事もあってか、キースの音楽は重要視はあまりされていない感じがしますね。

結果としては、この映画のおかげで、キースはイタリアで賞を頂戴し、

ハリウッドの「ナイトホークス」の映画音楽担当に抜擢される事になったとの事。

ただ、このパンフレット製作時点では、そんな流れも予想されていなかったと思われます。

2011年11月14日 yaplog!