EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

恐怖の頭脳改革 in Fanfare Box

2019-09-13 09:43:53 | 「FANFARE 1970-1997」関連事項
恐怖の頭脳改革 in Fanfare Box

Fanfare boxは、
「イン・ザ・ホット・シート」までのアルバムが、
全タイトル収納という事が、
ボックスの価値の1つになっている事は確かです。

全タイトル収納により、
EL&Pが生み出した音楽に関しては、
「EL&P音絵巻」のような役割を果たす事になったと思います。

反面、
全タイトルを収納する事に重きを置いて、
アナログ時代のジャケットの再現などには、
関心がなかったのでしょう。

ボックスとは別に、
個々のタイトルのアナログ盤も、「ELP・イン・コンサート」以外は、
先行して再発されていましたので、
「当時のジャケットを知りたければアナログ盤を購入すれば良い」
という観点もあったでしょうね。

これまで取り上げてきた、
ボックス内のダブルジャケットの1枚組のアルバムは、
ことごとくシングルジャケットに簡略化されているわけですが、
唯一の特殊ジャケットと言える、「恐怖の頭脳改革」も、
特殊さの片鱗を残すところなく、
ただのシングルジャケットに簡略化されました。


ジャケット表側


ジャケット裏側

メデューサの消失。

他のアルバムはともかくとして、
これだけは、観音開きを再現しても良かったのではないかと、
思いますね。

アルバム「恐怖の頭脳改革」に関しては、
ソニー時代に、ボックス扱いになっている、
スペシャル・エディションがリリースされ、
熱心なファンであれば普通に解るその不完全さに関して、
当ブログで指摘をしています。

BMGは、それを上回る恐怖の頭脳改革スペシャル・エディションを、
制作する気は、果たしてあるのでしょうか?

おそらく、その気は全くないでしょう。

このBMGというところも、
ソニーに準じて、簡略化が好きなところだなと捉えています。

今年はBMGから、
カラー・レコードボックスが出ましたが、
70年代のアルバムの単品のカラーレコードが、
1枚もリリースされていない状態で、
いきなりベストボックスを制作し、
カラーレコード4枚にしたわけですね。

何も制作しないよりは、
良かったと思います。

徹底的に調べているわけではありませんが、
他のプログレバンドは、
5大バンドでなくても、
アルバム1枚ごとに、
丁寧な付加価値をつけて、
再発売をしているように思えます。

EL&Pには、
それがないわけです。

もっとも、
中途半端なものを制作するよりは、
制作しない方がマシとも言えますが。

BMGが何年間の発売権を取得したかは、
解りませんが、
来年は来年で、
何かを発売してくれるとは思います。

以上。

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「トリロジー」in FANFARE BOX

2019-08-07 09:25:16 | 「FANFARE 1970-1997」関連事項
「トリロジー」in FANFARE BOX

昨日、
EL&Pの新たなライヴ盤CD、
2タイトルが、
9月に発売予定であるとのメールが、
通販サイトから入ってきました。

いずれも国内盤仕様のライヴ盤のようです。

1つは2枚組のようですね。

久々にライヴ盤CDの新品を購入してみようかと思う、
タイトルでした。

私は、ここ数年の傾向として、
過去のライヴ音源のCDの発売は、
ホイホイとカートに入れたりしないのですが、
今回は購入すると思います。

もっとも恐れているのは、
ディスクユニオンさんが、
この2タイトルにオリジナル特典を付与する事を、
考えている可能性があるかも知れないという事。

ディスクユニオンさんは、
ミニチュア紙ジャケットCD以外にも、
抱き合わせ購入等を条件として、
プラケース盤にも特典を付けたりする事がありますので、
注視しないといけないです。

「3.2」のプラケース盤単品にも、
特典としてジャケット缶バッチを付けていましたし。

そう考えると、
溜まっているポイントをぶっ込んで、
早々に他のサイトに予約注文をするという事は、
選択してはいけないですね。

本日、取り上げるのは、ファンファーレボックス内のCDですが、
前回及び前々回取り上げた「タルカス」と「展覧会の絵」同様、
オリジナルのダブルジャケットを再現していない、
シングルジャケット化した「トリロジーのCD」です。


画像 ジャケット裏側

この簡略化については、
特に意見も述べずにおりましたが、
簡略化ジャケットを取り上げるのも、
3枚目になると、
ジワジワと気になり出しました。

恐怖の頭脳改革のアナログ国内盤の帯に、

「練りに練った」

という表現がありましたが、

今のところ、
EL&Pのボックスなどは、
熱心なファンしか購入しないのですから、
ダブルジャケットの簡略化という安易な手法に走らず、

「凝りに凝った」

と言えるような製品を作ってもらいたいと思っています。

以上。

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2019年8月7日 yaplog!
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「展覧会の絵」in FANFARE BOX

2019-07-04 11:38:13 | 「FANFARE 1970-1997」関連事項
「展覧会の絵」in FANFARE BOX

昨日、午後2時頃、仕事の用事で、
隣の市に出かける段取りをしておりましたが、
社内での急な仕事を3つぐらい頼まれまして、
外に出るのが遅くなりました。

車に乗り込んでエンジンをスタートすると、
NHKFMから、
ピアノの音が聞こえて来たのですが、
そのメロディーを聴きながら、

「キースが弾いた事のあるようなメロディーだな!
キースはいろいろな曲のアチコチからパクっているというから。」

なんて思っていたら、

「キエフの大きな門」

のピアノによるメロディーが始まりました。

これには嬉しビックリでした。

出かけるのが早ければ、
最初から聴けたかも知れませんが、
これはこれでタイミングが良かったですね。

私がエンジンをかけた時、
最初に耳にしたのは、

「キエフの大きな門」

が始まる前の、
ピアノによるメロディーだったわけです。

今日、番組表で調べてみたら、
「イーヴォ・ポゴレリチ」という方の演奏だったようです。

ウィキで見てみたら、

作曲家が弱音と指定している箇所を強打するなど、
私生活・ピアノ演奏の双方で型破りなことで知られているとの事。

型破りか!

型破りというと、
ロック界にも型破りと言われているキーボードプレイヤーがいましたが。

ファンファーレボックス内の「展覧会の絵」は、
タルカスと同様、シングルジャケットになっているのですが、
裏側の記載の仕方が独特でした。


画像 紙ジャケット裏側

展覧会の絵の内ジャケットに挿入されている情報を、
ジャケットの裏側に入れ込む事は必至なわけですが、
その際に、
無造作に羅列するよりは、
収録曲に関しては1つの額縁に入れ込もうと判断したのでしょうね。

結果として、
海外のレコードジャケットの裏側でも、ほぼ見かけない、
独特なデザインになっています。

以上。

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2019年7月4日 yaplog!
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TARKUS in FANFARE BOX

2019-05-27 13:44:45 | 「FANFARE 1970-1997」関連事項
TARKUS in FANFARE BOX

ファンファーレボックス内の紙ジャケットCDに関しては、
今までジャケットの大きさについて、
特に考えてみた事はありませんでした。

今回、ボックス内のタルカスのジャケットを手にして、
ビクターエンタテイメントさんの「K2HDマスタリング+HQCD」
のタルカスのジャケットと比較してみたら、
その大きさがわかりました。


上 ファンファーレボックスのタルカスのジャケット
下 K2HDマスタリング+HQCDのタルカスのジャケット


もともと、アナログ盤時代のレコードジャケットを模した、
「ミニチュア紙ジャケットCD」というのは、
国内メーカーのどこかが考えついたものであり、
大きさの基準は統一されていると思っています。
統一されているとは言っても、
自然にそのようになっているだけの話で、
特に紙ジャケットCDを制作する時の縦・横の長さの決まりもないと、
思っていたのですが、
もしかしたら、特許などもあるのかも知れません。

これまで、海外製の紙ジャケットCDを幾つか取り上げていますが、
プロモ盤のシングルジャケット紙製の場合は、
ファンファーレボックス内の紙ジャケットとほぼ同じ大きさであると、
思われます。

大きさはともかくとして、
アナログ盤時代のイメージは踏襲すると思っておりましたので、
ダブルジャケットの場合は、ダブルジャケットにするのではないかと、
思い込んでいましたが、
収納の関係もあったのか、
タルカスはシングルジャケットに簡略化されています。

これによって、ダブルジャケットの内側に描かれた、
強烈なインパクトのマンティコアは消え失せてしまいました。

オリジナルジャケットのデザインが気になる人は、
数年前にリリースされたレコードのリイシュー盤や、
中古盤を購入してくださいという事なのかも知れないです。

以上。

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First album in FANFARE BOX

2019-04-17 10:09:37 | 「FANFARE 1970-1997」関連事項
First album in FANFARE BOX

FANFARE BOXに入っていた「CD LIVE AT POCONO」
(Live At Pocono International Raceway,
Long Pond, PA, U.S.A., 9th July 1972)

を昨年の12月に取り上げていますが、

なんと!

このジャケットを使用した同タイトルのアナログ盤2枚組が、
4月13日に発売された「レコードストアデイ」
の発売予定リストに入っていた事を、
今頃になって知る事になりました。

イエローとブラウンのカラーヴァイナルで、
全世界2000セット限定との事。

既に情報が流れているカラーレコード4枚組ボックスが、
バンドにとって最初の公式なカラーレコードになるのだと思っていましたが、
このライヴアルバム2枚組が、バンドにとっての最初の公式なカラーレコードになったようです。

本日、取り上げるのは、
FANFARE BOXに入っていたファーストアルバムのCDです。

シングルジャケットのファーストアルバムはこのような感じです。

表側のタイトル兼バンド名のロゴが、
オリジナルジャケットに比べると、
大きめに配置されています。

ロゴデザインは同じなので、
ファーストアルバムのジャケットのイメージを損ねてはいません。


表側
FANFARE BOX内
紙ジャケットCD



表側
ビクターエンタテイメント
2012年紙ジャケットCD
(英アナログ盤ジャケットを出来るだけ忠実に再現したもの)



ただ、
裏側の曲目の文字の仕様で、
簡略化が為されてしまいました。


裏側
FANFARE BOX内
紙ジャケットCD



裏側
ビクターエンタテイメント
2012年紙ジャケットCD


CD化によって、
Side One
Side Two
の記載は無くなるわけですが、
基本的な収録曲は同じなわけです。

曲目の文字を独特の書体にして描いているのも
ファーストアルバムの裏ジャケットのデザインの特徴です。


裏側
ビクターエンタテイメント
2012年紙ジャケットCD
曲目部拡大


私は今まで曲目に関しては、
単に字体に工夫を凝らしていると見ていたのですが、
これは、EL&Pの新たな音楽を、
格調の高いものとして受けとめたことにより、
収録曲を独特の字体で表現しようとした結果かも知れないです。

そう考えると、
このファーストアルバムのジャケットの裏側は、
簡略しすぎとも言えますね。

以上。

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FANFARE FOR THE COMMON MAN in FANFARE BOX

2019-03-13 08:19:08 | 「FANFARE 1970-1997」関連事項
FANFARE FOR THE COMMON MAN
 in FANFARE BOX


ファンファーレボックスに入っている2枚のシングルレコードのうちの1枚です。

英国オリジナルジャケットを元にして制作したようです。

このピクチャースリーヴの英国オリジナルジャケットも、
微妙な違いがあるものが存在しているようですが、
このブログで取り上げたモノと比較してみました。


上 77年盤
下 復刻盤


ELPマークの大きさが若干異なっているようなので、
計ってみました。

復刻盤の方は、

マークの円部分の直径が、
復刻ジャケットでは、
1cmほど長いです。

Pの縦棒の長さは、L文字からはみ出ているところも含めて、
3.5mmほど長いです。

マークの文字自体も、
0.2mmほど太い感じですね。


ジャケット裏側
上 77年盤
下 復刻盤


レコード盤の取り出し開口部は、
オリジナルは上部に設けてあるのですが、
復刻版は、表側の右サイドに開口部を設けています。

「ラッキーマン」はドイツ盤のジャケットを復刻していたわけですが、
「庶民のファンファーレ」は、英国でのチャートのみが際立っていたのかも知れません。
英国のジャケットの復刻を考えたのでしょう。

完全復刻ジャケットというよりは、
イメージ復刻という感じです。

ジャケットデザインとしては、
ヨーロッパの英国以外のシングルレコードのジャケットの方が、
メンバーの写真も取り入れていたりしているので、
見た目を楽しませてくれるのですけどね。

以上。

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WORKS volume1 In Fanfare Box 

2019-02-06 18:11:43 | 「FANFARE 1970-1997」関連事項
WORKS volume1 In Fanfare Box 


ELPマークは白にしています

Fanfare Boxには、
リリース済みのスタジオ録音のアルバムは、
全てCDとして入っています。

CDは紙ジャケットに入っているのですが、
この紙ジャケット、思ったより、細かい仕事をしていました。

というのは、
紙ジャケットに入っていたとしても、

「簡易化して全てシングルジャケットにしているだろうな?」

と思っていたからです。

特に、
アナログ時代の2枚組などは、
CD盤2枚を無造作にシングルジャケットに突っ込んでいると、
予想していたのですが、
それに反して、
ダブルジャケットにしておりました。

この紙ジャケットには、
次のような特徴があります。

CD盤を挟み込む箇所が、
左右どちらも、
インサート部になっており、
どちらからも、CD盤を取り出す事ができます。


内ジャケットと向かって左側のCD盤を、
外側から取り出すところ



向かって右側のCD盤を、
内側から取り出すところ


単品で制作すれば、
このような仕様にはしないと思いますが、
Boxセットの中に埋め込んで保管するので、
インサート部の片側を閉じる手間を惜しんだと思われます。

「Works volume1」に関しては、
アナログ盤時代の3面開きを再現する必要はないと考えたようです。

BMGでは、アナログリイシュー盤も制作したので、
オリジナルジャケットの仕様を楽しみたい人は、
そちらを求めてくださいという事なのでしょう。


裏側

以上。

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CD LIVE AT POCONO

2018-12-25 17:48:55 | 「FANFARE 1970-1997」関連事項
CD LIVE AT POCONO


紙ジャケット表側


裏側

FANFARE Boxに入っていた、
既出のタイトル以外のCDの一つになります。

ジャケットの表側の記載によると、
1972年の7月8日のライヴという事で、
取り上げるにあたって、
聴いてみました。

収録されている楽曲そのものは、
既出のライヴアルバム等で、
ファンには良く知られているものだけですが、
ブート等を収集して聴いていないファンにとっては、
耳慣れない展開等も含まれていて、
やや新鮮な印象を受ける箇所もあります。

録音そのものも、
全般的にはクリアで、
特にグレッグのヴォーカルは、
既出のライヴアルバムよりも、
キレイにきこえる感じもしています。
反面、キースのキーボードの音で、
もっと響いて欲しいところが、
ややうっすらとしか聞こえない箇所もあります。

全般的には、
一つのライヴアルバムとして聴くには、
ややツギハギ感が否めません。

コンサート全般の流れが、
きちんと録音されているものであれば、
別の形でのリリースも、
あったのかも知れませんね。

それと、このジャケットデザイン。

マンティコアマークだけのものは、
「リターン・オブ・ザ・マンティコア」で、
出ているので、
何か、絵でもつけないと殺風景だと、
思ったのかも知れません。

制作費の関係からか、
とても簡素であると思ってしまうのは、
私だけではないと思います。

以上。

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Live In Italy Rome & Milan 1973

2018-11-19 08:21:50 | 「FANFARE 1970-1997」関連事項
Live In Italy Rome & Milan 1973

BMGからリリースされたFanfare Boxも発売から1年が経過し、
Amazonのマーケットプレイスでの扱いも、
最低価格で、¥100,000以上になっていますね。

この価格で購入する人もいるかも知れないと思って、
価格設定をしているのかどうかは解りかねますが、
購入される方がいるのでしょうか?

本日取り上げるのは、
Fanfare Boxに収納されていた、
唯一のLPレコードです。

3枚組なので、
レディース&ジェントルメンを彷彿させる豪華さはありますね。

まだ、聴く時間が取れないでいるのですが、
取りあえず、
外観を見てみました。


シュリンクに手が映ったな

ジャケットの表側は、
特に凝ったデザインとは言い難いのですが、
レディース&ジェントルメンのジャケットもシンプルでしたので、
これも、EL&Pのライヴアルバムのジャケットの一つの在り方とも言えます。

また、
CDジャケットのサイズであれば、
眼をつぶろうかという、
どうでも良い感じのイラストがあったりもしますが、
そんなのが、LP盤のサイズになって、
大きくなって目に飛び込んでくるよりは、
図形のような模様の羅列の方がまだ良いと思います。


裏側
当時のライヴの基本的な立ち位置なのでしょう

同時期の写真ではありますが、
必ずしも、イタリアのライヴで撮影された写真ではないかも知れないですね。


背部
SONYの頭脳改革のスーパーデラックスエディションぐらいの、
厚みがありました


以上。

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復刻シングルレコード In Fanfare Box 感想

2018-10-12 10:09:10 | 「FANFARE 1970-1997」関連事項
復刻シングルレコード In Fanfare Box 感想

先月、復刻シングルレコードを取り上げましたが、
レコード盤を眺めながら思った事があります。

ジャケットに関しては、
70年代にリリースされた当時のジャケットデザインを、
復刻しています。
所持していない人にとっては、
リリース当時をかいまみる事のできる逸品です。

この復刻ジャケットの片隅に、
現時点で制作した関連会社にまつわる事柄を、
アレコレと記しているわけですが、
リリースされた当時のレーベル名の説明等は、
特に記述されていません。
これは仕事の手抜きというよりは、
記述できないものなのかも知れませんね。



加えて、レーベル面は、
復刻した会社の独自のデザインになっているので、
これに関しては、
「懐かしい」みたいな思いは、
湧き上がらないものになっていると言えます。

レーベル面も、
一つのデザインですから、
できるだけ当時のものに近いデザインにした方が、
面白いと思いますね。

例えば、
下地をピンク色にして、
マンティコアマークを、
黒色で縁取りして、
白抜きにしたりしたら、
マンティコアのアイランドヴァージョンみたいな感じになり、
制作者のコダワリも感じられたりするでしょうね。

以上。

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復刻シングルレコード In Fanfare Box

2018-09-07 14:52:04 | 「FANFARE 1970-1997」関連事項
復刻シングルレコード In Fanfare Box

Fanfare Boxでは、
シングルレコードは、
2枚復刻されていました。

「ラッキー・マン」

と、

「庶民のファンファーレ」

ですね。

どうやら、
英国では、「ラッキー・マン」の市販用の、
ピクチャースリーヴのシングルレコードのリリースはなかったためか、
(あるいはシングルレコードのそのもののリリースがない)
西ドイツのシングルレコードのピクチャースリーヴを用いる事にしたようです。


スリーヴジャケット表側
ジャケットは薄い用紙を用いています


SONY時代の復刻シングルレコードとして、
「聖地エルサレム」がありました。

リリース当初、
英国では、
頭脳改革のアルバムジャケットの仕様を模倣した、
デザインのジャケットで、
「聖地エルサレム」のシングルレコードが、
発売されていたようなのですが、
SONYでは、そのジャケットは復刻せずに、
西ドイツ時代の「聖地エルサレム」のシングルレコードのジャケットを、
復刻していましたね。

「ラッキー・マン」のシングルレコードに関しては、
このブログでも何点か取り上げており、
リリース国によって、何種類かのジャケットが存在しているのですが、
「ラッキー・マン」の復刻に関しても、
「西ドイツ盤」が選ばれたわけです。

初回「西ドイツ盤」は、
ファーストアルバムのジャケットのデザインを取り込んでいるデザインなので、
珍しさに欠ける部分があります。

オリジナルアルバムそのものも、
このBOXでは紙ジャケット仕様で同梱されていますし、
「ラッキー・マン」に関しては、
他の国の写真等を用いているジャケットの方が、
面白みがあると思います。

ただ、西ドイツは、「ラッキー・マン」のシングルレコードが、
ジャケットを変えて何度かリリースされていた実績があるので、
アーティストにとっては、最も、ありがたい国なわけです。

そのリリース史に対する敬意というのもあるかも知れませんね。


ジャケット裏側
西ドイツ盤の裏側は他のアーティストのアルバム等の広告でした


以上。

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復刻コンサートパンフ72以降 in FANFARE BOX その1

2018-06-25 18:05:55 | 「FANFARE 1970-1997」関連事項
復刻コンサートパンフ72以降
in FANFARE BOX その1


ボックス内の薄い箱に収納されている復刻の品物として、
コンサートパンフがあります。

ザッと見た感じでは、
4種類のパンフが復刻されて収納されていました。

全世界のコンサートパンフの種類を精査した事は未だないのですが、
今回復刻された4種類のパンフと、
このブログで取り上げたパンフ以外にも、
何点か制作されているようです。

復刻といっても、
72年の日本公演のパンフなどは、
フリーとのジョイントパンフである事や、
日本語の文字が多くて、
全世界向けの復刻パンフとして作るとした場合、
相応しくない事も確かですし、
96年の来日公演のパンフを復刻したとしても、
ビクターエンタテイメントの広告以外は、
あまり面白いとは言えないものもあります。

また、確か、イタリアで制作されたパンフの表紙もネット上で、
見たこともありまして、
なかなか出来がよさそうな感じだったのですが、
それなども、イタリア語で書かれていたら、
全世界のファンに向けての復刻にはなりづらいでしょう。

今日、取り上げたパンフの当時モノは、
ネット上で見かけた事がありますし、
中古品の販売も見た事がありますが、
万単位の価格ではありませんでした。


裏表紙

裏表紙を含めて、
全10頁。

メンバーの白黒写真が6頁に渉って掲載されていて、
残りの頁で、
音楽誌に載ったコンサートレビュー等の記事を抽出して、
掲載している感じです。

メンバーの写真の中は、
よく見かけるものもありますが、
昇り龍的な勢いのまっただ中という事もあり、
ちょっとしたパンフの写真にも、
エネルギーがほとばしっている感じです。

裏表紙を見ると、
この時点におけるリリース済みのアルバムが掲載されているので、
頭脳改革リリース前の、
コンサートパンフである事が解ります。

以上。

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薄い収納箱 in FANFARE BOX

2018-05-18 13:06:27 | 「FANFARE 1970-1997」関連事項
薄い収納箱 in FANFARE BOX

70年代の公式盤の全タイトルを全て収納したという点では、
EL&Pとしては初めてのボックスセット。

少しずつ味わいつくしたいと思います。

箱の裏側と同様のELPマークの羅列模様がデザインされている、
薄目の収納箱が入っています。

「グッズ収納ケース」という言い方もあるかも。

この箱の用紙の厚みは、
シングルレコード用の比較的厚めのペーパースリーヴぐらいですね。

シングルレコードや、
ツアー時のパンフなど、
諸々の復刻物をコンパクトにまとめて、
ボックス内に散らばらないようにするために、
制作されたわけです。



やや大きめの封筒仕様にする方法もあったかも知れませんが、
箱仕様になりました。

円形の透明なシールによって、
封がしてあります。



この手のシールを見ると、
頻繁に出し入れをすると、
粘着力が失われるというという事を心配しますね。

ボックスの中で、
復刻物が散らばらない事を目的とするであれば、
特にこのシールは、
開封後は不要かも知れません。

このようなシールを用いずに、
開ける部分を差し込み式にするという作り方も、
あるでしょうね。

以上。

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「Fanfare 1970-1997」の蓋の裏側

2018-04-07 10:46:11 | 「FANFARE 1970-1997」関連事項
「Fanfare 1970-1997」の蓋の裏側

このボックスを構成しているお気に入りの部分の一つです。

ありそうでなかったELPマークの増殖ですね。

ボックスの封入物の中で、
同種のELPマークの増殖を使用している物もありますが、
個人的には、箱の裏側のみにして欲しかったと思います。

そうする事で、
箱の細部へのコダワリ感と手抜きの無さが、
出ているように感じたであろうと思うからです。



増殖に関しては、このプロモCDで、
目にする事ができたわけですが、
思いつきで、増殖の衣類があっても良いと、
綴った事があります
ちなみに、
単にELPマークの増殖衣類を急いで表現したかっただけなので、
特に練ったものではありません。

今回の増殖デザインと色合いを見て、

「これが作務衣とかであれば、割と普通に着られるかも!」

と思ってしまいました。

以上。

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「Fanfare 1970-1997」の上蓋

2018-02-28 13:18:57 | 「FANFARE 1970-1997」関連事項
「Fanfare 1970-1997」の上蓋

このBOXセットですが、
箱に関しては、
最初の大雑把なレポートで述べたように、
堅固な作りになっています。

とは言っても、
送付されて来た時点で、
既に凹みがあったわけでして、
衝撃に耐えるほどの堅さではありません。

蓋に関してですが、
90年代の4枚組CDセット「リターン・オブ・ザ・マンティコア」とは異なり、
箱の本体の一部とくっつかずに、
しっかりと分離するようになっています。

その上蓋の側面ですが、
展開するとこのような感じになります。



四方すべてに、
ELPマークが入っており、
向かって左右の側面には、
バンド名、タイトル、マンティコアマーク、メーカー名が記されています。

向かって上下のELPマークのみの部分は、
ELPマークを省略する遣り方もあったと思いますが、
しっかりとマークを入れ込んでいるところに、
コダワリを感じますね。

この上蓋が箱本体から分離するタイプの箱の事を、
印刷会社のサイトでは、「フタミ式」と記しておりました。

いろいろな種類の箱の中では、
天地からの外圧に最も強いタイプとの事。

BOX収納物の内容に関するちょっとした不満等も、
あるようですが、
後々まで残るパッケージにはなっていますね。

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