ウマさ特盛り!まぜまぜごはん~おいしい日本 食紀行~

ライター&編集者&散歩の案内人・上村一真(カミムラカズマ)がいざなう、食をテーマに旅をする「食紀行」を綴るブログです。

海外で醸造した日本酒

2020年02月03日 | 町で見つけた食メモ
BGカルチャーBase「進化する日本酒」講座で、試飲のお酒が余ったので講師の松崎さんから2本頂戴した(←役得)。どちらも外国でつくられている日本酒で、ラベルの横文字がいかにもという感じだ。

「東麒麟」はブラジル・カンナーピスにある蔵「東山農産加工」の銘柄である。ウルグアイから輸入したジャポニカ種の「弥勒米」を酒米に、室で麹は手作り、薮田式の絞り機も備えるなど、日本の醸造方法と遜色ない。

「松竹梅」はカルフォルニアの「Takara Sake USA」が製造しており、こちらはアメリカの米と水にこだわっている。全米の日本酒歓評会で金賞をとるなど、アメリカでは日本オリジナルの日本酒並みに評価されているという。

どちらも、味は少々とんがって荒削りな感じだが、日本酒の持つ個性が突出したわかりやすい味わいともいえる。受講された皆さんの反応も上々、松崎先生貴重なお酒をありがとうございました。