ウマさ特盛り!まぜまぜごはん~おいしい日本 食紀行~

ライター&編集者&散歩の案内人・上村一真(カミムラカズマ)がいざなう、食をテーマに旅をする「食紀行」を綴るブログです。

摂田屋てくてくさんぽ

2017年02月19日 | てくてくさんぽ・取材紀行
雪の摂田屋は歩き回るのがままならず、醤油醸造の「越のむらさき」から吉野川酒造の資料館「瓢亭」までを、再び歩くにとどまった。旧三国街道の歩道を、木造の醤油蔵から近代的タンクとパイプが錯綜する酒造まで。日曜でどこも休業につき、醤油の香ばしい匂いも漂わずで終了。

車のお世話になり、奥にある長谷川酒造と味噌の星野本店も見ておくことに。長谷川酒造は黒板の大規模な蔵が稼働しており、星野本店は洋館風のハイカラなつくりが対照的。いい季節になれば、宮内駅からここまで歩いて往復するのも良さげである。

塩沢宿てくてくさんぽ

2017年02月19日 | てくてくさんぽ・取材紀行
塩沢は、かつて三国街道の塩沢宿として賑わった町。年月が経ち当時の面影がなくなったところ、近隣の住民による再生がなされ、350メートルに渡り雁木の歩道と昔ながらの白壁の店構えが相まった、街道の宿場らしい街並みが整備された。「牧之通り」との名は、当地出身の江戸時代の文人・鈴木牧之からとったとか。

到着した時は 吹雪だったが、雁木のおかげで快適に散策できるのはさすが。天気がよいと、通り越しに八海山が望めるそうだ。歩いてみるとおもちゃ屋や書店や洋服店など、普通の商店ながら白壁の構えや木看板をあしらい、雰囲気を出している。杉玉がかかる「鶴齢」蔵元の青木酒造、両替商の暖簾がかかり分厚い扉の蔵が重厚な塩沢信金、赤丸ポストが目を引く塩沢郵便局は、大ぶりな建物がさすがの存在感だ。店頭を公開している店もあり、時節柄雛人形の展示が。明治期のものなど、かなりの年季ものが並んでいた。

一般の商店が多いながら、鶴齢や亀田製菓の菓子や地元銘菓、塩沢紬など、それなりに観光向け物販も見られる。カエルの置物がかわいい雑貨の朝陽堂、稲穂や米袋が配され選別や食味検定の説明がある「お米の学校」、お休みどころそばの「OHGIYA CAFE」あたりが、ちょっとした見どころや休憩向きか。

塩沢駅からすぐで、小一時間で巡れるから途中下車にも向いている。

青島食堂の長岡生姜醤油ラーメン@宮内

2017年02月19日 | 旅で出会った食メモ
塩沢牧之通りの次は宮内の摂田屋へ。駅を降りると移転したはずの「青島食堂」がまだやっていて、生姜醤油ラーメンにうれしい再会。チャーシュー麺にしたら薄切りのがどっさりのり、同じく山盛りのネギとともに麺と混ぜ込み、ショウガの香り漂うスープにざっとくぐらせてズソッ。軽いラーメンなので腹八分、お腹の負担もなくてありがたい。