ウマさ特盛り!まぜまぜごはん~おいしい日本 食紀行~

ライター&編集者&散歩の案内人・上村一真(カミムラカズマ)がいざなう、食をテーマに旅をする「食紀行」を綴るブログです。

ふらい@熊谷

2015年10月11日 | 旅で出会った食メモ
用のない熊谷さんぽ、ひとっ風呂浴びたら次は晩ごはん、の流れで、名物「ふらい」の店へ。熊谷駅ビル5階の居酒屋でいただいた。ふらいといっても揚げ物ではなく、小麦粉を溶いて鉄板で焼いた、お好み焼きやクレープのようなもの。埼玉県北部は小麦の産地で、工場が多く働く人向けの軽食にと定着した、ローカルなおやつである。

出てきたのは皿いっぱいにまん丸な、いかにもコナモン的な見た目。具はネギのみ、たっぷりのソースに青のりと、薄めのお好み焼きといった感じだ。食感はもちもち、ネギがシャキシャキのコントラストで、ソースがごってり塗られているので割と味が濃い。薄いがでかいので、ひとりで一枚はなかなか大変だ。

本来は街の軽食屋で扱っていて、焼きそばと一緒にオーダーするのが流儀とも。駅前の夜景を見下ろして食べるのは、ちょっと小洒落てるか?

銭湯…さくら湯@熊谷

2015年10月11日 | 宿&銭湯・立ち寄り湯
用のない熊谷の街さんぽ、秩父歩きの疲れをとるべく、「さくら湯」で一浴。入口から男女別、中は番台に衝立仕切り、浴室にはペンキ絵の富士が堂々とそびえ、ターミナル駅から数分の路地にあるとは思えないクラシックスタイルの銭湯である。

浴槽はバイブラ、圧注に日替わりの薬草湯と、バリエーションは豊富。熱めの湯でじっくり温まったら、まだまだ歩けるほど体力復活したような。

※浴室画像はレッツエンジョイ東京より借用

熊谷てくてくさんぽ1

2015年10月11日 | てくてくさんぽ・取材紀行
横浜市民にとって、埼玉エリアは遥か果てのごとく遠いのだが、飯能からは副都心線・東横線経由で直通で帰れる。便利というか、ちと不思議な距離感になったものだ。

と言いつつ、秩父からぶらり秩父鉄道の旅で、あら熊谷にやってきた。今話題のあのモニュメントが駅前に立ち、市街を歩けば川沿いの緑道公園沿いにかの名物の年季ある店も点在。なかなか散歩しがいがありそうだ。

秩父小鹿野てくてくさんぽ8

2015年10月11日 | てくてくさんぽ・取材紀行
秩父の街を歩いていると、アニメのポスターや看板をあちこちで見かける。数作品の舞台になってるそうで、龍勢祭りの会場でもレイヤーさんや痛車を見かけた。

中でも「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」は秩父の街を舞台にしていて、ガイド片手に聖地巡りの人があちこちに。グッズもみやげ屋で売られていて、西武秩父駅の仲見世通りには作品紹介のコーナーもあった。あいにく見たことないけど、幅広い年齢性別に人気のようで、秩父の立派な観光資源となっているようだ。

安田屋&マイルストーンでハムカツベーグル@秩父

2015年10月11日 | 旅で出会った食メモ
秩父ミッションの秩父神社門前さんぽ、通りの中程で「ベーグルの店マイルストーン」と「肉の安田屋」の二軒が向かい合って建っている。マイルストーンで買ったベーグルを二つに切ってもらい、安田屋に持っていって揚げ物を挟んでもらうのが、おさんぽ客に評判だ。

試しにハムカツだけ味わってみると、薄いプレスハムが厚めの衣でさっくり、ラードの香ばしさも際立ちこれぞ肉屋の揚げ物感。一枚50円で、その場でソースをかけさけてもらせるのもありがたい。

安田屋は創業大正5年の看板が掲げられ、肉の味噌漬けで知られる。井伊直弼が参勤時に将軍に献上したという由緒があり、彦根では近江牛のそれを見たことがある。歴史ある老舗とモダンなベーカリー、一見関連なさそうな業種同士の絶妙のコラボ。秩父を歩く際はぜひお試しを。