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ウマさ特盛り!まぜまぜごはん~おいしい日本 食紀行~

ライター&編集者&散歩の案内人・上村一真(カミムラカズマ)がいざなう、食をテーマに旅をする「食紀行」を綴るブログです。

17号館食堂のハントンライス風@青山学院大

2020年02月13日 | 町で見つけた食メモ
入試で閑散とした青学構内、その間隙をついてか青学食が攻めのメニューを出してきた。ご飯の上にとろとろの卵、そこに白身魚のフライをクロスにのせ、マヨケチャをたっぷりかけまわす。久々に「風」じゃない、金沢のローカル洋食をきっちり再現してきた。

カテゴリは390円の「DON」。てか丼じゃないねこれ。

鳥満の締めの鳥そば&TKG@西麻布

2020年02月07日 | 町で見つけた食メモ
西麻布の隠れ屋的な会員制の焼鳥屋、中継ぎに出てくる一品料理も素晴らしい。羅臼の昆布に枕崎の鰹節という、二大黄金だし素材を使ったおでんは、抜けるような透明なつゆに豆腐・大根・はんぺん・玉子といった組み合わせ。「おでんブラン」と名付けた白一色の見た目通り、さりげなく旨味が覗くだしが各素材に相応に染みた、品のある一品である。

コースの冒頭に飲んだスープが魂を抜かれるような澄み切り具合で、「これでラーメン食べたい」と同席者が漏らしたところ、締めメニューに用意されていた。先のスープよりややトロリとするほど濃厚に炊かれ、髄から出る極太ながら繊細な旨味が、束になって細麺に絡みつく。粗野なトンコツよりも一枚洗練されており、これは料亭の鳥そばたる格がある。

そして最後に控える締めご飯は、シンプルながら素材の良さがダイレクトに伝わるTKGだ。荒く削ったカツオはもちろん枕崎のもので、これに今日の鳥素材のレベルの玉子を溶いてかけ、かっこめばもう言葉はいらない。この後には何も食べてはいけない余韻をもって、ごちそうさま。

読み返してみると主役の焼き鳥以上に、サイドオーダーと締めの方が、文に力が入っているような。

鳥満@西麻布

2020年02月07日 | 町で見つけた食メモ
西麻布の隠れ屋的な会員制の焼鳥屋。もう完全に舞い上がってしまい、カウンターに座り素材の籠盛りを前にした前説に始まり、一本ずつア・ラ・ミニッツで出されながらの蘊蓄も、ほぼ飛んでしまいあまり覚えていない。ボンチリが老鶏で脂がそれほど集まってなく軽やか、的な話が、都度なされていたような。

店の所以も同様、鳥満の「満」は満洲鉄道に関係があり、ロゴが同社の社章に似ているって話があったような。

17号館食堂の青山物語のシュクメルリ@青山学院大

2020年02月07日 | 町で見つけた食メモ
話題や攻めの料理を常用食材で表現する、たまに見かける「風」メニューが面白い青学食。この日の日替わりはなんと、松屋でも話題のジョージア料理・シュクメルリ風がメインので即買いした。既存メニューにスカウターするとチキン定食+シチューなのだが、粉チーズとかサツマイモとか普段見ない食材も出され、「風」にしてはなかなかの再現性だ。

さすがにガーリックは抜き、授業への影響を考慮してなのか?

17号館食堂のイチナナカレー@青山学院大

2020年02月06日 | 町で見つけた食メモ
受験シーズンと春休みに突入し、青学キャンパスはかなり静かに。それはいいが青学食の営業時間も短縮され、仕込みが少ないのか売り切れ続出なのは困る。

学食で定番のこちら、そういえば食べたことがなく、この機会に味わってみた。業務用っぽさがなくそれなりに複雑な味わいで、値段からしたらコスパがかなり高い。学食カレー、なかなかあなどれない。

底値に近いこともあり、学生の「常食」になりがちだから、作る側の力も入っているのだろう。常食となることを目標に、受験生も頑張っていることかと。