ブラックファイブ

あのDr.ブラックジャックの半分以下なので、ファイブとします。命燃え尽きるまで、経験と知識からブログをやろう。

“風見鶏”健在

2011-06-27 22:51:33 | Weblog
 以前はずっと、原子力推進の大勲位“N”元首相が《太陽経済かながわ会議》で、「原子力には人類に害を及ぼす一面があり、自然の中のエネルギーをいかに手に入れて文化とするか(が大事)」。
 更に「人間の発展は、自然の中のエネルギーをいかに手に入れて文化とするかであり、それが人間と自然の関係です。原子力という巨大なエネルギーも人間のために有効利用するというのが知恵で、自然との闘いを部分的に克服してきました。しかし、原子力には人類に害を及ぼす一面もあって、それを抑えるのが人間の文化と歴史です。今回の事故もその中で捉えたらいいかと思います」と脳細胞も健在を示し、元推進派が転換する位の脳細胞の回転を見せてくれるなら、これも結構。
 ・・・と人の言葉をそのまま流用で、私の脳細胞は回っていないけど、まあ、いいかな。

 夕方、突然鎖骨下静脈穿刺、もちろん、今日は研修医にやって貰った。
 この研修医は今月一杯で、7月は別の科に回っていく。尚更、行く前に1回はやって置いて、しかも、上手くいって欲しかった。
 患者さんの体型はやせすぎで、静脈が鎖骨の裏側に入り込んでしまっている。
 手は出さないが、口はいっぱい出して、何とか鎖骨下静脈に入った。
 しかし、その頃より患者さんの酸素飽和度が下がり、酸素吸入をしても上昇不良。
 鎖骨下静脈穿刺の操作処置を思い出してみても、肺をさした感じはない。
 だったら、穿刺体位で身体に疲労を与え、肺のふくらみが落ちた為かと推察。
 事後の胸部レントゲンで、操作と言うよりも、それに伴う下肢ををややあげた体位などが、患者さんの忍耐的体力を越えてしまったようと判断。
 酸素吸入と体位調整で待つ。
 研修医にとて、操作手技は上手くいってよかったが、患者さんの耐えられる体力を考えようと言うことを体感で学んだハズ。

※ K首相、自民党から一本釣り、よくやったと誉めよう。
コメント
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