ブラックファイブ

あのDr.ブラックジャックの半分以下なので、ファイブとします。命燃え尽きるまで、経験と知識からブログをやろう。

雨のち晴天

2011-06-03 22:45:40 | Weblog
 天気予報は正しく、今日は朝から晴天予報が当たり、通勤途上で背中が暖かくなってくる。出勤前に上着を着ていこうか、瞬時迷ったが着ていかないを選んで正解。
 今日はドック健診が一杯入っていて、しゃべりまくりで疲労感。

 実は昨日、眠たくなって書けなかったけど、気胸処置をした方、カテーテルの挿入迄は、何の問題も無かったが、その後に陰圧を掛けずに脱気をすると、急に咳き込み、息苦しさと冷や汗をかいて、急性呼吸不全になりそうになったのです。
 患者さんは苦しくて冷や汗、自分はヤバイと冷や汗、研修医は何が何だか分からない冷や汗をかいていたのです。
 通常、カテーテルを入れて、そのままに自然排気をさせたときに、こんな急性肺水腫のような症状を経験したことは“ゼロ”で、焦った。
 暫く様子を見て、落ち着いてきてまあまあと感じて帰宅。
 一般にも僅少と思われる。
 厳密には、急に肺がふくらんで、血流改善が追いつかず、急性肺水腫から心不全&呼吸不全が、まさに起こりそうになって、自分と研修医は強烈に“ドキッ”としたのです。
 今朝は昨日の方のその後が心配で、朝一に訪室。患者さんはしっかり朝食を食べていて安堵。聞くと、研修医は心配で夜も診に来たようで、心配な時は自分の眼で確認する、それで良し。自分は枕元に携帯を置いて寝た。でも23時頃まで、電話が無くきっと大丈夫と思って眠れた。
 朝まで連絡はなく、安堵で出かける。研修医とは経験の差で眠れた、堪忍。

 午後、鎖骨下静脈穿刺。今日は若いのが実施。私は監督だけれど、その前の業務が終わらなくて、15分遅れ。
 患者さんの体型は、やせて比較的簡単そうで、実際も速やかに挿入できて、10分以内に処置終了でOK。
 今日は研修医は周りで見学、感じるモノはあった?
 又の機会は研修医にやって貰おう。

※ 首相問責決議案と内閣不信任決議案の違いはよく分からん。
コメント
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