ブラックファイブ

あのDr.ブラックジャックの半分以下なので、ファイブとします。命燃え尽きるまで、経験と知識からブログをやろう。

“阿吽(あうん)”はあった。

2007-01-16 21:27:44 | Weblog
 “役得”旅行、こんな言葉があったんですね。そう、まず視察に少数を御招待又は御優待という風に餌付けする。
 喜んでしまった、少数は“ここだ”と決めて、大勢を引き連れていく。
 初めの優待料なんて、大勢に分散されてしまえば分からなく、誰も負担を感じない。
 以前読んだものに、書いてあった。
 『お買いあげ客100人につきお一人様(当たりは100本に1本)、“タダ”にします。』
 その一人はラッキーと大喜び、残りも当たるかもと買う。でも、100人、全員に1%引きをしたと同じ出費で済むが、インパクトは大きい。
 5人を優待しても、修学旅行で五百人来てくれたなら、まあ、どうって事はない。
 前記と同じ割引率で客を呼べる。
 校長先生達はちょっと喜んでしまったんだろう。
 今までみんなやってたからと、内心思ってるはず。余り言えない。

 先日呼び出されて具合の悪かった方は、ますます悪くなって逝ってしまわれた。
 一時、落ち着くかとも思いたかったけど、ただの欲目、ひいき目で本質は下り坂、こんな本質、避けたい気がごまかしたくなるんだろう。
 最後に「これが今の医学の限界です。力、及ばず申し訳ありません。」で締め。
 “阿吽(あうん)”はあったよ。御家族の希望もあり、濃度50%酸素吸入だけかな、やったのは。儀式(無用の心臓マッサージ・強心剤・昇圧剤、心電図が平坦になってから、聴診器でおもむろに心音を聞くとか、眼の対抗反射を確認するとか)は“ゼロ”でそっと見送らせて頂いた。

※ “役得”旅行の両者の間にも別の“阿吽”がある。
コメント
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