“オンコール”当番

　元旦の朝は、穏やか。午前中は日も差したが、午後は陰り寒そう。
　平穏のはずだったのに、昼過ぎに救急患者さんの入院で診療依頼の電話。
　ちょっとはっきりしなかったので、すぐ行くのかどうかと聞くと、どうも早めに来て欲しいような口振り。
　それでは、少しして行くと言うと、それまで抗生物質はどうしますかと聞いてくる。
　私は『まだ患者も診てないので、分からないよ。』と言いたかったけど、これを言うと角がたちそうで、「○○を０．５ｇでやっといてよ。」と答える。
　最初の判断は初診医がやるしかない、私はまだ遠く離れているのだから。
　私は、“オンコール”当番（在宅等で何かあると適宜相談連絡が来る）で相談は別に構わないけど、少しは適切な判断をやってよって感じ。
　病棟に行くと、患者さんはまだ病棟には来てなく、いまだ外来にいた。
　この所の救急入院はこんなテンポのことが多い。
　来る患者数に比べて、看護スタッフ等が相対的に少なくてんてこ舞いになってしまっているので、順番でも進まない。
　外来に診に行くと研修医が説明してくれた。
　考えを聞いて、私の考えを話して、漸く、病室へ行く。
　まあ、この一両日で方向が定まるでしょう。
　これで明日も出勤決定。
　
　あと、元旦なので他の仕事はやらないことにした。
　今夜も、ついボーッとＴＶを見たり緩む。
　明日は身体を動かそう。

※　元旦から、丸投げ？