ブラックファイブ

あのDr.ブラックジャックの半分以下なので、ファイブとします。命燃え尽きるまで、経験と知識からブログをやろう。

“鹿鳴館”

2007-01-03 21:46:28 | Weblog
 折角の正月休みだったので、ちょっと演劇“鹿鳴館”鑑賞に行った。
 電車は混んでずっと立ちっぱなし。途中、連れが人いきれにあたり、「気分悪い」と。更に「吐きそう?」と聞くと、うなづく。
 やばいと、エチケット袋(大学時代の二日酔い以来、常にバックに入っている。)を差し出すと周囲がさっと引いて、半径50cmは空いた。
 ゲボとノロウィルス対策で、みんな反応が早い。
 鹿鳴館、休みだったけど一杯の観客。
“鹿鳴館”は、あの三島由紀夫氏の書いた戯曲で真髄の一つみたい。
 一回のセリフが長く、役者は役に入り込むまで大変だったろう。
 長くてよく聞いてないと迷い込んでしまうようにも感じた。
 聞いてると、きらびやかな言葉が続く。
 後半は前半と変わって、テンポが速くなり、鹿鳴館の欺瞞を謳って終わったように感じた。
 この終わりの感じ方は見た方みんな違うだろう。
一言で書くと、この戯曲も彼“三島由紀夫”が“見得”を切ったのかな。

 明治の幻想、鹿鳴館の名は詩経「鹿鳴の詩」から引用とあるけど、どうして“鹿(しか)”でなければならなかったのか?

 こんな訳で休みの最終日も仕事は無し。

※ 演劇の休憩時間に勤務先の某職員を見かけた。世の中狭い。
コメント
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