北海道ガス、安全？

　折角、ニオイがするっと言ったのに、安全と回答されて、お亡くなりになってしまった。
　私達でも、安全とまでは言い切らない。
　「今は見込みで話していますが、もし見込みが外れた時は早めに来てください。その時は“堪忍”。」っとまあ、話してる。
　どの位聞いてくれてるかは疑問。
　勿論、患者さんは１００％を期待してくるんだけど、明日のことは分からない。　余りにも正直だけど、治ってくれるか、否かは決められない。
　安全と回答するよりも、「はっきりしないところがありますので、申し訳ありませんがしばらく要注意とさせて下さい」と注意継続、私達の業界では“要注意、経過観察。”とするべきだった。
　安全とは、“１００％、ＯＫ！”と同義語。
　でも、一般的には、電気やガスで『要注意です』なんて言えないね。
　ガス管を端から端まで辿るべきだった。
　病気と違って、面倒だけど道筋は管でしっかりついているから。

現場は、ガス管を辿って掘り返すことの大変さを天秤に掛け、『ハズレ』だった時の場面を思い浮かべたかも。
　あの“福知山線（ＪＲ宝塚線）”でも『遅れ』てしまった場面を思い浮かべたかも。
　私達でも『まあ、いいか？』って気はしょっちゅう起こる。
　きっと、不二家にもこれがあったはず。

※　『ハズレ』のトラウマを背負ってる？