ブラックファイブ

あのDr.ブラックジャックの半分以下なので、ファイブとします。命燃え尽きるまで、経験と知識からブログをやろう。

“醜い言い訳”

2006-06-30 17:31:33 | Weblog
 今日は予約患者さんは少な目だったので、たまっていた書類書きがはけた。
 こんな安穏の日かと、安心しかけると“ギクッ”とさせられてしまった。
 先日、診た方に別の病気が隠れていたのです。一つ良くなって、もういいかなと思ったら、しばらくして、隠れていた病気が発見されるという経過。
 確かにはじめ“?”と思ったが、患者さんが良くなってきたというので、ついその言葉に甘えた結果がこの不始末。
 大概は、良くなったというとその通りなんだけど、たまにはその裏に、もう一つあったり余談を許さずの典型。
 ひいき目に見て、間隔がそれほど空いてなかったので大勢は同じ程度かも。
 でも、これは“醜い言い訳”。
 前も書いたけど、時々どこかでふっと抜けまくっているんだろう。 

 研修医は今日明日で入れ代わり、明日からは別の新人が来る。
 内科は当直の手伝い以外は初めて、きっと学習と実体のギャップに考えがまとまらないだろう。
 これを確立させていくのが、実習。実際の診療で、自分のライセンスに乗っ取って仕事で学ぶ。
 分野が違っても、どこでも同じだろう。
 先日研修が胸腔穿刺をした方の治りが遅く、研修医は今日までなので、明日からは私が全部責任者。
空気は抜いても、気は抜くな。でも、時々抜ける。
 最近、ミスが目立つかな。やばい気配?

※ 某新聞の一面に“日本の名医”列伝が書かれているけど、抜けたことも教えて欲しい。
コメント
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