ブラックファイブ

あのDr.ブラックジャックの半分以下なので、ファイブとします。命燃え尽きるまで、経験と知識からブログをやろう。

挫折

2006-06-29 22:15:20 | Weblog
 私が仕切る会議で採決をしようと思っていたのだけど、つい軟弱が出て、角を丸くしてしまい採決を止めてしまい、日和ってしまった。
 雰囲気的に、どっちかなと言う感じではあったのだけど、読み切れなかった。
 その時は、初心に戻るべきだった、反省!
 前にも会議の進行と中身の難しさを、書いたこともあったけど、丸いまま採決まで持っていくのは、難しい。まあ、採決で白黒になってしまうので最後は分かれ道の選択になってしまうから。
 大きな声で押さえようとすることは簡単だけど、論理的に押さえるのはやはり難しい。最後は感覚的判断。

 今日は月曜とは別の研修医と外来。久方ぶりにしっかりと病気持ちがやってきて、研修医も頭を使っただろう。検査を組み合わせて、待ちの間に点滴をし、更にそのまま待つ間に、予定していた鎖骨下静脈穿刺を実施。
 肝心の鎖骨下静脈穿刺、準備者が焦りを見せて、マズイ雰囲気でスタート。
 やせた方で、静脈は皮下浅めのはずなのに刺さらない。
 試行を繰り返し、迷路に突入、どこを刺しているのか位置感覚がイメージ出来なくなってしまうのです。
 時間も掛かったので、交代。私が話しながらやったのを聞いてくれたかな?
「麻酔を注入し、陰圧(注射器内筒を少し引きながら)掛けながら、針を進める。繰り返して命中しなければ、戻して、角度を少し高くつけて刺す・・・」。
 細い針で命中させて、交代。最後のカテーテル挿入は研修医が締めないと格好がつかないもんね。

 この後、私は前述の様に挫折したが、研修医には挫折では終わらせなかった。
 イメージの確立に近づいた?もう少し練度を上げればOKだけど。

※ ワールドカップサッカーが休みだとスポーツニュースもおとなしくなっている。
それだけ普段、あおっている証拠だ。
コメント
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