ブラックファイブ

あのDr.ブラックジャックの半分以下なので、ファイブとします。命燃え尽きるまで、経験と知識からブログをやろう。

“たたり”処方ミス

2006-06-22 22:15:24 | Weblog
 昨日あんな事を書いた“たたり”。
 先日来た患者さんに、間違った薬を処方し、患者さんは持ち帰って数日飲んで、今日になって気付いて電話してきたのです。
 入力画面(パソコンで投薬の指令を出す)で確認すると、確かに間違ってる。最初と最後の文字と投薬量のmgはあってるけど、中身は別種。
 薬としては強いものでは無かったので、殆ど実害はないけども、率直にマズイね。
 電話をして、はっきりと処方ミスを詫びて、正しい薬をおって届けることを話す。
 今までも、処方ミスをしたことは一杯あるけど、家まで持ち帰られたのは初めて。今までは、院内で追いついて間違って飲まれたことは無かった。
 「きつい薬でなくて、良かった」と思ったのが一番。
 画面を見てるつもりなんだけど、パソコンオーダー入力になって、私は初めてだった。この入力方法はもう5年以上、きっと他の医師もちらちらとはミスしてる。 やっぱり思いこみは見逃してしまう。
 思いこんだら、いくら画面の文字が違っても見えなくなっている。
 許可された量なら、警告ブザーは鳴らない。
 証券会社のもこれのでかいのだろう。

 この傷は、患者さんに舐めてもらったかな。

※ 明日はやはり早く起きるつもりにしよう。
コメント
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