昨日は久しぶりに対面での会議がありました。
窓もドアも開け放ち、寒風が吹きこんでくるなかでの会議。
しかも、長い。
コロナの影響で、会議と言えばオンラインになってしまったのですが、昨日は重要事項を決めるとあって、対面としたのです。
コロナの前に風邪をひくわい、と思いました。
しかし今は、風邪をひくことすらできません。
やれ2週間の自宅待機だの、PCR検査だのと、大騒ぎになってしまいます。
人間は何度も感染症の流行に悩まされてきました。
ペストだの、コレラだの、スペイン風邪だの。
そのたびに、多くの死者を出しながら、人類はしぶとく生き抜いてきました。
コロナもそれら感染症と同様に収まる日が来るものと思いますが、まだ1年や2年は続くような気がします。
そしてコロナ後、元の世界に戻ることはありますまい。
オンラインによる会議やミーティングが、むしろ当たり前になり、対面での会議はごくわずかになるでしょう。
オンラインのほうが楽ですから。
私のようなおっさんには、この変化、あるいは進化が大層ストレスです。
ZOOMだのWEBexだの、いくつもの種類のオンライン会議のためのツールがあり、それらを使いこなすのはなかなかに面倒くさい。
私の職場では、在宅勤務が推奨されてはいますが、いつを在宅勤務とするかは、職員一人一人の判断に任されています。
在宅勤務を推奨しながら、業務は今までどおり進めろ、というお達しが出ています。
しかしそれは、無理筋というもの。
在宅でできることなど限られています。
正直、苦しい。
しかしそうは言っても、給料が出るだけマシとしなければならないのでしょうね。
世界中がこれに苦しんでいるわけですから。
他の誰か、あるいは他の大勢の人が苦しんでいる、と言う事実は、実は自身の苦しめを和らげてくれることはありません。
苦しいものは苦しいし、結局人間なんておのれ一人が可愛いので、自分の苦しみが無くなれば、その余のことなどどうでもいい、というのが、正直なところです。
誰も彼もがそう思っている訳ではないでしょうし、現に多くの医療従事者は使命感からか、苦しみながらも医療の仕事を続けています。
そんなあれこれを思ってみても、不謹慎ながら、私は私一人が安穏と暮らせればいい、と思ってしまいます。
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