ブログ うつと酒と小説な日々

躁うつ病に悩み、酒を飲みながらも、小説を読み、書く、おじさんの日記

会議室が寒い

2021年01月16日 | その他

 昨日は久しぶりに対面での会議がありました。
 窓もドアも開け放ち、寒風が吹きこんでくるなかでの会議。
 しかも、長い。

 コロナの影響で、会議と言えばオンラインになってしまったのですが、昨日は重要事項を決めるとあって、対面としたのです。 

 コロナの前に風邪をひくわい、と思いました。
 しかし今は、風邪をひくことすらできません。
 やれ2週間の自宅待機だの、PCR検査だのと、大騒ぎになってしまいます。

 人間は何度も感染症の流行に悩まされてきました。
 ペストだの、コレラだの、スペイン風邪だの。
 そのたびに、多くの死者を出しながら、人類はしぶとく生き抜いてきました。
 コロナもそれら感染症と同様に収まる日が来るものと思いますが、まだ1年や2年は続くような気がします。

 そしてコロナ後、元の世界に戻ることはありますまい。
 オンラインによる会議やミーティングが、むしろ当たり前になり、対面での会議はごくわずかになるでしょう。
 オンラインのほうが楽ですから。

 私のようなおっさんには、この変化、あるいは進化が大層ストレスです。
 ZOOMだのWEBexだの、いくつもの種類のオンライン会議のためのツールがあり、それらを使いこなすのはなかなかに面倒くさい。

 私の職場では、在宅勤務が推奨されてはいますが、いつを在宅勤務とするかは、職員一人一人の判断に任されています。
 在宅勤務を推奨しながら、業務は今までどおり進めろ、というお達しが出ています。
 しかしそれは、無理筋というもの。
 在宅でできることなど限られています。

 正直、苦しい。
 しかしそうは言っても、給料が出るだけマシとしなければならないのでしょうね。
 世界中がこれに苦しんでいるわけですから。

 他の誰か、あるいは他の大勢の人が苦しんでいる、と言う事実は、実は自身の苦しめを和らげてくれることはありません。

 苦しいものは苦しいし、結局人間なんておのれ一人が可愛いので、自分の苦しみが無くなれば、その余のことなどどうでもいい、というのが、正直なところです。

 誰も彼もがそう思っている訳ではないでしょうし、現に多くの医療従事者は使命感からか、苦しみながらも医療の仕事を続けています。

 そんなあれこれを思ってみても、不謹慎ながら、私は私一人が安穏と暮らせればいい、と思ってしまいます。 


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