ブログ うつと酒と小説な日々

躁うつ病に悩み、酒を飲みながらも、小説を読み、書く、おじさんの日記

寒さ

2009年12月08日 | 文学

 寒さは、私の脳を開いてくれます。

 暑い盛りには、私の脳は死んでいました。

 しかし寒い季節がきて、私はさまざまなことがしたいのです。

 昔読んだ古典文学を読み返してみたい、今の私の心情を素直に著した小説をものにしてみたい。北風をものともせず、散歩してまわりたい。

 冬は、私の季節であるかのごとくです。

 埋み火や わが隠れ家も 雪のなか

 私が最も愛する、蕪村の句です。
 隠れ家がそのまま宇宙につながっているような、壮大さを感じます。

 我が隠れ家は、つまらないマンションですが、そこにも、暖かい籠り居の快感があります。

 少々の体重増は気にせずに、冬の籠り居を楽しみたいと思います。

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