早いもので今年も半分が過ぎました。
明日からは7月なんですねぇ。
ちょっとショックなことがありました。
就職して5年ほどの、20代後半の職員が7月いっぱいで辞職する、とのことです。
詳しい事情は知りませんが、優秀な人だっただけに残念です。
まぁ、転職できる年齢のうちに逃げ出そうということでしょうかねぇ。
なにしろわが業界は平成16年に小泉改革によって法人化して以来、碌なことがありません。
成果をあげろ、外部資金を取ってこい、の大合唱で、どの機関も外部評価の際はどれだけ自分たちの機関が素晴らしいかをアピールするのに汲々としています。
まるでエキマキトカゲが自分の体を実際以上にみせるべく、エリマキを広げ、踊り狂っているかのごとくです。
ほとんど狂気の沙汰と言ってよいでしょう。
辞めたくなる気持ちはよく分かります。
でも辞職する男性は20代で、しかも日本最高と言われるT大学を卒業しています。
40代後半で2流私大卒の私とでは条件が違いすぎます。
うらやましいような気もしますが、私は私で今の狂った職場にしがみついて、自らも狂気の中に飛び込んで生きていくしか、生活を維持する方法はありません。
後輩職員の退職後が幸多いものであることを祈念する他ありません。