躁が激しい頃、私は愚かな遊びをくりかえしました。
そのころ、なじみのお姉さんが言ったこと。
「遊びが、きれいだね」
すなわち、金離れが良く、がつがつしていないことだと、思いました。
遊びをいくら繰り返しても、いくら遊びで濃密と思う人間関係を築いても、むなしいかぎりです。それは銭金によって、媒介されているわけですから。
真に信頼できる人が一人でもいること。それが幸福だと思います。それが同性であれ、異性であれ。
私には今、この人こそ信頼できる、と思える異性が一人だけいます。
その人と出会って、今年で十九年目になります。
私の愚かさゆえ、この年になりました。
これからどうなるんでしょうね。
「サイコ・キラー」を観ました。
聖書になぞらえた連続殺人を扱ったスリラーです。ストーリーはよくできているのですが、映像に緊張感がなく、冗長な感じがしました。
聖書になぞらえた連続殺人といえば、「セブン」が有名ですね。
映画としての完成度も、エンターテイメント性も、「セブン」のほうがずっと上です。
ちょっとがっかり。
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