議会運営委員会県外調査で
大分県議会へ伺いました。
7月30日(金)は、議会運営委員会の県外調査3日目。
大分県議会へ伺い「議会運営の概要及び議会改革について」説明を受け質疑を行いました。
大分県議会は平成19年以降、議会改革の検討に熱心で質問・答弁方式や政務調査費、政策立案機能の強化などに取り組んでいました。
また、議員提案の政策条例では「基本計画の議決に関する条例」や「食と農林水産業振興条例」、「議会基本条例」など5つの条例を制定するとともに、現在「がん対策推進条例」を検討中とのことでした。
広報・公聴活動でユニークなのが小・中・高・大学等で希望があれば、議員二人一組による出前講座を行っていることですが、お聞きすると年々希望が減っているということが気がかりでした。
大分県議会の議員定数は44人(欠員1人)で内、自民党が24人、県民クラブ13人(社民9人・民主4人)、公明3人、無所属の会2人、共産1人の構成でした。
欠員の一人は、先の参議院選比例代表で当選した社民党の吉田ただとも氏の辞任によるものです。
本会議場を見せて頂きましたが、事務局の方が吉田ただとも氏が座っていた席を教えてくれました。
議場は、対面方式でした。
今長野県では「知事の椅子」をめぐり熱い知事選挙が行われていることを思い起こし、本会議場の知事の椅子にも座ってみました。
すると何故か机の下には知事の席だけ「ごみ箱」が置かれていることに気がつきました。
「きっとこれは、くだらない質問への答弁が終わるとメモや答弁書を捨てるのかも知れない・・・・。」などと考えさせられました。
大分県議会調査終了後は、私の妻のお母さんが今春病に倒れ、県庁裏の病院に入院していますので病室を訪ねました。
訪ねると私の顔を見て表情がニッコリ。
会うまでは私のことが分かるか不安でしたが、安心しましたが、声が良く聞き取れないのが心配でした。
でも、思っていたより元気で安心し、私は思わず手を握り激励するとともに、ひ孫の写真を送ることを約束しました。
本当は、もう一日妻の実家に泊まって妻の兄弟とおばあちゃんの様子など詳しく知りたかったのですが、長野は知事選挙最中でもあり帰路に付きました。
帰りの飛行機から見えた富士山
3日間の県外調査には議会運営委員全員が2日目までは出席しましたが、何かにつけ特に自民党系議員の話題は知事選のこと。何か権力の座を守り、より強い「利益誘導」形の県政を作るために躍起になっている様にも思えました。特に、自民党が、小泉新次郎議員などを投入することを決めたことに「あくまで作戦上、県民党で行くべき」とか「選挙は空中戦より地上戦が大切でローラー作戦だ」とか本気モードでした。
今回の知事選は、その意味でも大変な激戦となっていますが、身内の「ま~あ~。ま~あ~。」の「なれあい」県政でなく、真に「県民主権」の新しい県政を築くため残された期間、全力を尽くす決意です。
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