たけちゃん活動・生活日誌

県議としての活動に追われてきましたが、引退後の生活の様子や、感じていることを発信しています・・・。

社民党の連立政権離脱

2010年05月31日 | 社会生活

社民党全国幹事長会議に出席しました。


 5月30日は、この日にちにちなみゴミゼロ運動の日。
 私は、朝6時からの地元の一斉清掃に参加した後、東京で開催された社民党の全国幹事長会議に出席しました。


 この会議の議題は、普天間基地の移設問題で党首でもある福島大臣が罷免された結果を受けて、社民党として連立内閣にとどまるべきか、離脱すべきかでしたが、発言した23都道府県の内、4府県が政権離脱について慎重だった以外は、政権を離脱すべきであり、今日の全国連合幹事会の場で、そのことを決定すべきとする意見が出されました。
 中でも、沖縄県連の「罷免されるべきは、沖縄県民をだました鳩山首相」等、県内の県民世論を報告した発言には迫力がありました。
 社民党長野県連としては、この間、意見集約した内容として、中川県連幹事長が、第1に、「福島党首を罷免した以上、連立政権からの離脱はやむを得ない。閣外協力もない。筋を通すべきだ。」第2に、「国会議員をはじめ全国連合、地方組織は参議院選挙勝利にむけて一致団結しよう。」第3に、「これまで連立政権で積み上げてきた、個別の政策については民主党と政策的な協議や協力を呼びかけていく。」ことを発言しました。
 それぞれの県連の発言を受け、全国幹事長会は一端休憩し、常任幹事会が開催され、再開後、重野幹事長が以下の方針を提案し、満場一致拍手で確認されました。


1.福島党首の閣僚罷免は社民党の意思の否定であるとともに、沖縄県民の声を踏みにじるものである。鳩山内閣がそれを強行したことは連立政権を自ら壊すものであり、政権を共有できないことは自明の理である。
 したがって、政権離脱を確認する。
2.10項目の政権政策合意事項等の実現は、向こう4年間かけた3党の国民への約束である。これについて政府並びに与党にその意思を確認する必要がある。その結果によって古い政治に戻したくないとの多数の国民の意思を踏まえつつ、選挙協力の是非も検討する。


 政権離脱方針を受け社民党は野党になりますが、何よりも普天間基地を沖縄県内に移設させない活動の先頭に立つとともに、連立政権とは是々非々の立場で、先に三党で政策合意した他の課題の実現に向け、全力で取り組むことになります。
 私も、今日は夕方から街頭に出て、さっそく活動を開始します。

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福島党首罷免への対応について

2010年05月30日 | 社会生活

長野県連としては政権離脱を選択


 社民党福島党首が普天間基地移設の政府方針に署名を拒否し内閣府特命担当大臣を罷免されたことへの今後の対応について、社民党長野県連合は29日、支援団体との協議や常任幹事や顧問への意見聴取を行った結果、主に下記の方向を確認しました。


1.党首である大臣の罷免は、基地問題に対する社民党の基本方針が否定されたものであり、連立政権を離脱し筋を通し国民に訴えるべきである。
2.この課題について、社民党国会議員は一致結束して対応すること。
3.連立政権は離脱しても3党政策合意など、他の社民党が国民生活向上のため取り組んで来た課題実現のため、「政策協議」の場を設けること。
 等々です。


 30日、この問題への社民党の対応を協議するため全国幹事長会議が行われ、県連代表として私も出席しますが、以上の意見集約を踏まえ、全国連合幹事会や各都道府県連合の意見をお聞きし、対応したいと思います。


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福島瑞穂大臣の罷免について

2010年05月29日 | 社会生活

民主党は沖縄県民や連立よりも米国を選んだ。


 5月28日(金)、鳩山首相は米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)を名護市辺野古周辺に移設する等の日米共同声名を行い、その後、社民党党首の福島瑞穂・消費者担当相が閣議決定への署名を拒んだため福島氏を罷免した上で、政府方針を閣議決定した。


 罷免された後、午後8時半過ぎに社民党の福島瑞穂党首が開いた記者会見で語った要旨は次の通り。【asahi.com】


連立政権で頑張ってきたが、社民党は沖縄を裏切ることはできない。(昨年)12月3日、私はこの内閣が(沖縄県名護市の)辺野古に(米軍普天間飛行場の移設で)基地を造ると決定した場合、重大な決意をしなければならないと述べた。日米共同声明と閣議決定にまさに辺野古と書き込んでおり、署名できない。
 この問題には三つの大義がある。「もう基地を造るな」と異議を申し立てている沖縄の人たちとの連帯。二つ目は国民と政府との信頼関係。(首相が)「最低でも県外」という約束をほごにするなら政府と国民との信頼は破壊される。三つ目は日米関係。地元の賛成なく反対の中で強行することは日米関係も破壊する。
 鳩山総理は「辺野古の海を埋め立てるのは自然への冒涜(ぼうとく)だ」と言った。私を罷免することは沖縄を切り捨て国民を裏切ることだ。激しく失望している。沖縄の負担を増やす政治に加担できない。私は約束した政治をしっかりやり、新しい時代を切り開いていきたい。沖縄問題の真の解決のため邁進していきたい。
 (連立政権を離脱するかどうかは)30日の全国幹事長会議で十分議論して決めたい。


 社民党が連立政権に参画したのは、先の衆議院選で鳩山民主党党首が沖縄で、普天間飛行場の移設について「少なくとも県外」と訴えた経過や、与野党逆転後の三党連立政権協議で、そのことも含め「緊密で対等な日米同盟関係をつくる。日米協力の推進によって未来志向の関係を築くことで、より強固な相互の信頼を醸成しつつ、沖縄県民の負担軽減の観点から、日米地位協定の改定を提起し、米軍再編や在日米軍基地のあり方についても見直しの方向で臨む。」との政策合意でまとまったからです。
 しかし、今回の日米共同声明を行う過程でも三党連立政権発足時に確認した重要な課題に関し三党代表による基本政策閣僚委員会も開かず、民主党の閣僚の一部で日米共同声明で辺野古への移設等を明記してしまったことは、連立政権内での社民党の存在と主張が無視された行為です。
 そして、鳩山首相から閣議決定への署名を求められても拒否することは極めて自然な流れであり、「罷免」されるべきは寧ろ、これまで沖縄県民や国民をだまして来た鳩山首相ではないかと私は思います。
 今回の社民党党首である福島瑞穂大臣の罷免は、連立政権からの社民党の除名であり、社民党の党是とも言っても良い課題の一つが否定された以上、「甘い言葉」に耳を貸さず連立政権を解消し、普天間基地の辺野古周辺への移設に反対する沖縄県の方々や全国で意を一つにする皆さんと連帯し、普天間基地の国外移設や米軍基地縮小の闘いを組織し、その中から日米安保条約改定(60年安保闘争)から50年の区切りを迎える今日、軍事同盟から平和条約への改訂も視野に、日米地位協定の抜本的な見直しや米軍基地の返還のための世論を高める活動を推進すべきと、私は思います。
 とは言っても、国民生活は基地問題だけではなく、連立政権発足時に三党合意した内容も含め様々な課題があり、連立を解消すればこれまで社民党が連立政権の中で取り組んで来た年金・医療制度の充実や高期高齢者医療の廃止、憲法改正への審議はさせない、雇用を守るための労働者派遣法の抜本改正、介護や福祉政策の充実、公共交通の維持・確保等々が実現出来なくなる可能性もあります。
 しかし、私は少なくとも連立政権発足時に確認した「三党政策合意」は、民主党も「合意」したことは間違いない事実であり、社民党が政権を解消しても一度同意した文書の重みがあることから、今後、社民党は「三党政策合意」に基づき徹底した政策要求を行うべきと私は考えています。
 
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福島党首が長野県入り

2010年05月27日 | 社会生活

6月6日(日)福島社民党党首が長野県入りします。


 先の総選挙の結果、政権交代となり社民党も含め三党連立政権となり様々な取組が行われていますが、最近は鳩山内閣の支持率低下や沖縄の普天間基地問題をめぐって連立政権の在り方の今後が課題となっています。
 そんな中、社民党の福島瑞穂党首が6月6日に長野県内を訪れ訴えることになりました。
 つきましては、連立政権への今後の対応など直接社民党党首の考えを聞く良い機会と考え下記に日程をお知らせします。


 6月6日(日)の福島党首の日程
 10:15~10:45 上田駅前 弁士 福島瑞穂 竹内久幸等
 11:10~11:50 長野駅前 弁士 竹内久幸 福島瑞穂等
 14:00~16:00 福島瑞穂後援会(松本勤労者福祉センター)
 
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我が家の家庭菜園

2010年05月26日 | 社会生活

ほぼ形になって来ました。


 ここ2~3週間、行事の合間を見ては、今年から一つだけとなった少し遠く離れた我が家の家庭菜園へ車で通い、何とか今シーズンの形を整えることが出来ました。 でも、ここまで来るには畑の土が硬く耕すのに大変な苦労をしました。
 途中、何度か挫折しそうになりましたが「ここで辞めたら、家庭を守れない。」と自分に言い聞かせ頑張りました。
 昔からこの地域では、畑の土が硬く苦労することから「○○へは嫁に出すな」とのことわざがある様に、家庭菜園でも、周辺の千曲川沿いの地域の砂地で家庭菜園をしている方のお話しを聞くと、その格差には大変なものがあります。
 でも、土壌の性質が違うということは、その土地、土地で適した農作物もあり、地元の農家の方にお話しを聞くのが一番大切なことです。
 千曲川沿いの砂地の地域では、長いもや大根、人参、キュウリの生産が盛んであり、我が家の家庭菜園のある地域では、ネバ土のためお米や玉ねぎ、ネギ、ナス、キュウリ、里芋、馬鈴薯などが適しているようです。
 全国の野菜生産者にとっては、生産する場所によっての季節野菜の役割分担や標高、土壌の特性、気候への判断も含め、価格を横にらみしながら全国的競争をしていることを考えさせられました。
 これらのことを考え、今回、我が家の家庭菜園に整備したのは、昨年に植えた玉ねぎのほか、ネギ、馬鈴薯、キュウリ、シシトウ、トウガラシ、ピーマン、ミニトマト、長なす、丸ナス、ズッキーニと、昨年の二つ家庭菜園から今年は一つになったことから種類をしぼりました。

 しかし、まだ、やり残したことがあることから、今後もひまを見付け対処したいと思います。 

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ノーマイカー通勤ウイーク

2010年05月25日 | 社会生活

今年は2回実施します。


 県では、マイカー通勤者がマイカーの利用を自粛し、公共交通や徒歩、自転車といった環境にやさしい通勤手段へ転換していただくきっかけとしていただくために、昨年は10月に実施した「県下一斉ノーマイカー通勤ウィーク」を今年は2回実施します。
 昨年初めて実施した「県下一斉ノーマイカー通勤ウィーク」では、参加事業所数193、参加人数は17.816人、延べ参加人数は41,198人、転換した延べ距離数は307,230Km(地球約7.7周分)、削減した燃料使用量は31,673リットル、削減した二酸化炭素排出量は73.5トン(約5,010世帯が1日に排出する量に相当)でした。
 また、切り替えた交通手段は、相乗り28.2%(4,227人)、自転車21.6%(3.227人)、徒歩19.6%(2,926人)、電車13.5%(2,022人)、バス5.4%(808)でした。
 この結果から県では、今年度はさらにこの取組が発展、定着するように、回数を2回に拡充し実施することにしたものです。
 そして、現在、趣旨に賛同頂きこの取組に参加頂ける事業所を6月6日まで募集しています。
 今年度、県が行う2回の「県下一斉ノーマイカー通勤ウィーク」実施期間は下記の通りです。
■ 6月7日(月)から6月13日(日)
 9月6日(月)から9月12日(日)
 この取組への参加事業所や参加者が増えるとともに、新たな取り組みへの様々なアイディアが寄せられることを願っています。


 申し込み方法や取組の詳細は、下記をご覧下さい。
http://www.pref.nagano.jp/kankyo/kansei/nomycarweek/index.htm


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普天間基地移設問題

2010年05月24日 | 社会生活

今後の社民党の動向が焦点。


 5月23日(日)、鳩山由紀夫首相が沖縄県知事を訪問し、米軍普天間飛行場を名護市辺野古周辺に移設する方針を示した行動に対し、沖縄県民の「怒」の抗議行動や沖縄県議会が首相との面会を拒否し座り込みをしている様子が報道されました。
 そして、この報道にあわせ鳩山連立内閣の一員である社民党の福島党首の談話も報道され、社民党が今後どう対応するのかにも注目が集まっています。
 この点について、5月23日午後10時に更新された時事通信には「社民の対応焦点=政府・民主に『配慮』論―普天間」として、下記の記事が掲載されました。


 鳩山由紀夫首相が23日、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)を名護市辺野古周辺に移設する方針を示したことを受け、県内移設に反対する社民党の対応が焦点となる。同党は連立離脱の可能性もちらつかせており、28日にも首相が発表する政府対処方針の内容や決定方法をめぐり、政府・与党内の駆け引きが激しくなりそうだ。
 社民党党首の福島瑞穂消費者・少子化担当相は23日夜、辺野古周辺への移設方針について、都内で記者団に「実現不可能な計画を強行することほど愚策なことはない」と強く批判した。福島氏は昨年12月、現行案の名護市辺野古への移設で決着すれば「重大な決意をしなければならない」と連立解消の可能性に言及。その後も「(発言は)変わらない」などと繰り返している。
 社民党は、対処方針を決める場合は与党党首級による基本政策閣僚委員会を開いた上で、閣僚の署名が必要な「閣議決定」とするよう主張。閣僚の署名が不要な「首相発言」の形式も検討する首相官邸サイドをけん制している。
 ただ、連立離脱の是非に関して、同党内の足並みがそろっているわけではない。23日も沖縄出身の照屋寛徳国対委員長が「連立3党の合意なしに日米合意すれば、政権離脱という判断になる」と強調したのに対し、阿部知子政審会長は「政権の中で(県外・国外移設を)求め続ける方が、現実的に沖縄県民の思いに沿うのではないか」と、離脱は時期尚早との考えを示した。
 これに対し、夏の参院選で苦戦が指摘される民主党は、社民党が連立を離脱すれば、選挙区で同党地方組織の協力が得られなくなることを懸念。小沢一郎幹事長が20日、普天間の県内移設について「すんなり行くかどうか」と否定的な発言をしたことから、与党内には「政府の動きを阻もうとしている」との見方も出ている。
 民主党執行部が先に、郵政改革法案と併せ、社民党が重視する労働者派遣法改正案の成立を優先することを確認したのも、配慮の表れとみられている。
 首相は23日、社民党について「連立で頑張ってもらえるよう求めたい」と記者団に強調。政府高官は同日夜、「(対処方針に)『辺野古周辺』と明記すると決まっているわけではない」と語り、社民党の理解を得るため、対処方針の文言などで一定程度譲歩する可能性に言及した。


 私は、この普天間基地問題について社民党が直ちに行うべきことは、国民に真を問うため外に出ての民意を高めるため、社民党がこれまで主張して来たことの説明と政権離脱等の対応も含め沖縄県民との対話集会を行うこと。
 また、かって60年安保闘争を闘った世代(団塊の世代等)との対話集会を行うことだと思います。


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一日雨降り

2010年05月24日 | 社会生活

畑仕事が出来ませんでした。


 5月23日(日)は、久々に行事のなかった一日。
 前から、この日は我が家の家庭菜園の畑仕事をしようと張り切っていたのですが、朝起きると雨、天気予報を何度見ても一日中雨降りとのことでした。
 しかたなく、この日はたまっていた仕事や書類の山を片付けました。
 すると途中で、「みお」ちゃんが我が家に来てくれて、一緒に遊ぶことが出来、お陰様でとても「いやされた」休日にすることが出来ました。
 24日からは、また慌ただしい日々がはじまりますが、それでも合間を見て少しでも畑仕事をしたいと決意しています。


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県政報告を行いました。

2010年05月23日 | 社会生活

朝親会総会で県政報告を行いました。


 5月22日(土)は、私の地元朝陽地区の歴代市議、農業委員、正副区長会長、各種団体長経験者で構成する「朝親会」総会があり出席しました。
 総会終了後は、昨年に続き私が「県政の課題について」のテーマで、約50分間県政報告をさせて頂きました。
 内容は、パーポイントを使い、中期総合計画の進捗状況、県財政の状況、緊急経済対策、松本空港の利用促進、公共交通を守る取り組み、観光立県長野の取り組み、並行在来線存続問題、地区内の水害対策や道路整備の状況等についてお話しをさせて頂きました。
 そして報告の最後には、私の初孫「みお」ちゃんの写真をスクリーンに映し出すと「可愛い」との声があったため、「では、ご期待に答えてもう少し見せます。」と言って合計3枚の写真を写し出しました。

 そして、「最近ストレスがたまりますが、初孫の写真を見るといやされます。また、怒りっぽくなる時この写真を見ると納まります。」と申し上げ、報告を終わりました。
 懇親会では、もっぱら報告した県政の課題や孫のこと、参議院選挙や知事選の話が話題になりました。
 中には、お孫さんが今年、東大の理1に一発で合格し思わず万歳をしたと、嬉しそうに話して下さった方もおられました。
 出席された方は、私が市議時代にご一緒に様々な課題に取り組んでこられた皆さんであり、それぞれの当時のことが思い出され、楽しいひと時を過ごさせて頂きました。

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並行在来線(3)

2010年05月23日 | 社会生活

北陸新幹線県沿線広域市町村連絡協議会総会


 5月21日(金)は、北陸新幹線県沿線広域市町村連絡協議会総会があり出席しました。
 総会では、まず会長である鷲沢長野市長が新幹線整備の進捗状況や並行在来線に関する動向等についての挨拶。
 続いて来賓挨拶で板倉副知事が、新幹線開業後の活性化対策を検討するため「庁内に北陸新幹線延伸対策プロジェクトチーム」を作ったことなどを明らかにしました。
 また、鉄道・運輸機構鉄道建設本部北陸新幹線建設局長は、新潟県では様々あるが、北陸新幹線は東北新幹線に次いで一度に230キロもある区間が開業するビック事業であり、しかも豪雪地帯である。最新の豪雪対策をもって整備しているがJR西日本には、これまで豪雪のノウハウがなく、開業するには実際に雪の中での試運転も必要である。2014年までの開業はギリギリであり厳しいが、最善を尽くしたいとしました。
 総会の最後には、「将来の運行ダイヤに支障がないよう大宮・東京間の改善を図ること。並行在来線の存続に向け、今後、分離が予定されるものについては、現行スキームの見直しを図り、国・地方・JRの3者が協力する新たな仕組みをつくり、あわせて、収益性に基づいた譲渡資産の評価方法のルール化や初期投資・運行経費に対する新たな交付金制度の創設を図ること。また、既に経営分離されているものについても、新たな交付金制度の創設に加え、線路使用実態に見合った適正な貨物線路使用料を設定すること。新規着工区間の認可、並行在来線への支援等に対応するため、JRからの貸付料を含め、多方面から財源を確保すること。平成26年度末までに開業する北陸新幹線の呼称については、沿線地域の一体的な発展に寄与するよう配慮すること。」等を内容とする決議を可決しました。
 総会終了後、私は鷲沢市長に先に信濃町と飯綱町の両町長が妙高市長を訪ね、並行在来線存続のため連携して取り組むことを申し入れたことをお話しした上で、長野市と友好関係にある上越市との連携を強めるようお話しをさせて頂きました。

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