たけちゃん活動・生活日誌

県議としての活動に追われてきましたが、引退後の生活の様子や、感じていることを発信しています・・・。

2つの道路整備促進期成同盟会の総会

2012年08月29日 | 長野県議会

 8月28日(火)は、午後1時15分から一般国道406号(白馬・小川・長野・須坂・上田間)整備促進期成同盟会と、午後3時から長野市・上田市真田町間主要地方道改良促進期成同盟会の2つの総会があり出席しました。
 まず、一般国道406号は、大町市を起点に白馬村、小川村、長野市、須坂市、上田市菅平を経由し、群馬県高崎市へ至る広域幹線道路で、長野県内の延長は80.9キロあり、内、5.5m以上への幅員改良率は県平均より5%低い状況となっています。
 また、長野市・上田市真田町間主要地方道とは、長野真田線と長野菅平線のことですが、まず長野真田線の道路延長は34キロで5.5m以上への道路改良率は90.1%と高く、一方、長野菅平線は延長23.4キロだが、道路改良率は64.8%と県平均より7%も低い状況となっています。
 両総会とも、それぞれの所管する県建設事務所から整備の概要について説明が行われた後、各道路の今後の整備箇所を盛り込んだ要望書を決議し、各地区から補強意見が出された後、要望書を県に手渡しました。

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大都市地域における特別区の設置に関する法律案への社民党の態度

2012年08月29日 | 長野県議会

 8月10日、衆議院本会議において、「大都市地域における特別区の設置に関する法律案」が可決されましたが、社民党は反対しました。
 橋本大阪市長が提唱してきた「大都市構想」を進めるための法案であり、パフォーマンスに煽られ「どうして反対するのか。」と誤解を与えないために、下記に社民党全国連合重野幹事長の談話を掲載しておきます。

社会民主党 重野安正幹事長談話

1.本日の衆議院本会議で、7党会派が共同提案した「大都市地域における特別区の設置に関する法律案」が可決された。橋下大阪市長が提唱している「大阪都」構想を進めるための法案であり、以下のような問題点があることから、社民党は反対した。
2.「大阪都」構想では、大阪市の基礎的な仕事が住民に近くなる分権的な面ばかり強調されているが、政令指定都市である大阪市が廃止され、産業政策や大規模なインフラ整備などの権限と財源を府が召し上げるという、市の自治権を府が奪う集権化の面を見落としてはならない。「大阪都」構想は、成長戦略を進め、都市間競争に勝ち抜く街に育てるという、効率化・競争力強化のための再編であり、住民の暮らしや自治を豊かにするためのものであるかは疑問である。
3.本法案は、現在「憲法上の地方公共団体」である市を廃止し、権限及び財源の制限された「憲法上の地方公共団体でない」特別地方公共団体たる「特別区」に分割するものである。しかし現行憲法下で市町村自体を廃止したことはなく、憲法によって保障された自治体の自治権を、その実体を無視して奪うことは、憲法92条の保障する「地方自治の本旨」に反するものと言わざるを得ない。
4.行政区を公選の区長・議会を有する組織体に変えることについては評価できるが、特別区の権限・財源は限られており、住民の自治権としては後退する。また、東京市と東京府が統合され東京都が誕生した経緯や、東京23区が都の内部団体からの脱却と基礎自治体化を求めてきた歩みを考えれば、今回の制度改正は、分権・自治の流れに逆行するものである。
5.具体的な事務配分、特別区の区割り、行政組織や議会のあり方、移行手続等、多くの課題が山積しており、「ムード」先行ではなく、デメリットについても丁寧で真剣な論議が求められる。そのうえで「大阪都」構想を実現したいのであれば、憲法95条に基づく特別の住民投票として、府全域での住民投票をすべきである。
6.「府市あわせ(不幸せ)」な関係と言われているが、大阪市はアジアで住みやすい都市1位にも選ばれている。府と市が協力すれば、二重行政はある程度解消できるし、大学や図書館等を府と市がやることは、「二重行政」ではなく、住民のニーズに応えた多様性にほかならない。橋下市長はじめ特定の勢力におもねるような法制定は問題がある。社民党は、参議院の審議において、「大阪都」構想及び本法案の問題点を厳しくただす決意である。

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第8回長野県議会政策課題研修会実行委員会

2012年08月28日 | 長野県議会

 8月27日(月)、県議会各会派の幹事長で構成する第8回長野県議会政策課題研修会実行委員会が開催され出席しました。
 研修会を開催するのは来年の1月16日~23日の間で今後日程調整を行いますが、前回実行委員会で決めた「自然エネルギーを主題とするテーマ」で講演頂く方を早めに決めお願いするため開催したものです。
 講演をお願いすることに決めたのは、私達会派で推薦した倉阪秀史(くらさか ひでふみ)氏、千葉大学法経学部教授です。
 倉阪氏は、昭和39年三重県生まれ。東京大学経済学部卒業後、環境庁(現環境省)に勤務。現在、千葉大学法経学部総合政策学科教授。環境マネジメントシステム実習、環境経済論、環境政策論、政策・合意形成入門などを担当。
 自治体議員政策学会の講座で、同氏の講演を聴いた複数の議員に評判が良く、「自然エネルギー政策」について広くお話が聴けるということで、決めました。 また、研修会では、現在、県議会のがん征圧議連で来年2月定例議会への提案を目標に策定作業を進めている「がん対策推進条例(仮称)」についてのパブリックコメントも行うことにしました。
 次回実行委員会は、9月議会中に開催し具体的な準備に入ることにしています。


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朝陽地区親善球技大会

2012年08月26日 | 社会生活

 8月26日(日)は、私の地元朝陽地区の住民自治協議会の主催による第44回朝陽地区親善球技大会が開催され観戦に出かけました。
 行われた種目は、成人野球、女子バレーボール、ゲートボール、ペタンク、グランドゴルフ、ドッチボール高学年、ドッチボール低学年の7種目で、5会場で行われました。

 この大会は、朝陽地区内8区の地区別トーナメント戦で、猛暑の中熱戦が繰り広げられました。

 途中、県平和友好祭挨拶のため退席しましたが、挨拶が終わり観戦に戻ってみると各競技とも準決勝が終わる頃で、「決勝に残ったら優勝するかも知れない。」と祝勝会の準備を心配している区もありました。それ位
 この大会への熱い思いが各区にある証しであり、この大会が今日まで続いている理由だと思いますが、「親善」という大会の目的は、小学生、成人男女、高齢者と、それぞれにわかれた競技種目ごとに深まっていると思いました。

 また、女子バレーボールで優勝したチームは、例年市の大会に出場し優秀な成績を修めていますが、観戦してみてかなり各区のレベルがあがったと思いました。

 なお、ドッチボールの高学年と低学年を観戦し、昔を懐かしく思い出すとともに、日頃のストレス解消のため、私もしてみたいと思いました。


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県短期大学の4年制化に向けた懇談会(第5回)

2012年08月24日 | 長野県議会

 8月23日(木)、県議会の県短期大学の4年制化に向けた懇談会(第5回)が開催され出席しました。
 会ではまず県側から8月6日に行われた県立大学設立準備委員会の報告が行われた後に、質疑が行われました。
 私からは、「設立準備委員会を傍聴したが、委員からも4年制化を検討するのであれば本来県の考え方を具体的に示すべきとの意見があった。委員長の和田副知事は会議のまとめとして、『今後は、ある程度具体的に「たたき台」となるものを事務局で準備しながら、議論を進めていきたい。』とし、委員が了承したことは一歩前進。しかし、和田副知事は、本懇談会へも陳情のあった薬学部の設置については『委員の皆さんの中でも賛同される声は少なかったと思うので、その辺も加味した上で、次回にはある程度絞り込んだ内容のものをお出ししたい。』と踏み込んだ、まとめをしていることから、現在県が「たたき台」として考えている内容を具体的に示して欲しい。」と求めました。
 この問いに県からは、基本的なことは設立準備委員会設立時に示したが、今現在「たたき台」として提案しようと考えているのは、地域課題に貢献する社会科学系、ビジネスや公共経営、幼児教育の専門性化等々の趣旨の答弁がありました。
 しかし、余りにも抽象的な内容であったため私からは、「具体的に、どの大学の学部や学科を参考としているのか。」を質しましたが、具体的な答弁は行われませんでした。(後で、お聞きしましたが・・・。)
 次回の設立準備委員会は9月19日に行われ、それを踏まえ県議会の懇談会も20日に行われますが、次回の設立準備委員会では県側が県民にイメージ出来る大学像を「たたき台」として具体的に示し、迷走する論議を一歩だけでなく三歩前進させて欲しいことを願いました。
 なお、この課題については、様々な要望が寄せられていることから、今後、原点に帰った検討も行うため、現在の短期大学の学部・学科編成を、ほぼそのまま4年制化した県立新潟大学が、本年度はじめて卒業生を出すことか、求人の状況や就職内定の状況について資料の提出を求めました。
 この会議終了後は、約束していた衆議院選挙に関するテレビ取材を受けましたが、その記者は『「県短期大学の4年制化に向けた懇談会」も取材した感想として、構成メンバーが石田、倉田、竹内、石坂県議と各政党を代表する議員が、同じ観点にたって活発に論議していることが、はじめて取材したが、おもしろく感心した。」というので、私からは「議会提案条例策定課程も含め、いつものこと。」と申し上げました。

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決算特別委員会の第1回目の現地調査が終わりました。

2012年08月22日 | 長野県議会

 8月20日(月)~21日(火)の2日間行われた決算特別委員会の第1回目の現地調査が終わりました。
 調査箇所は、私の所属する一班が、長野地方事務所、県立短期大学、長野技術専門校、大町建設事務所、大町警察署、大町保健福祉事務所。
 二班が、長野建設事務所、須坂警察署、中央児童相談所、農業大学校、北安曇地方事務所、姫川砂防事務所、安曇養護学校で、最後に、企業局の川中島水道管理事務所を一班・二班合同で調査しました。
 調査では、私からは主に長野地方事務所での、「元気づくり支援金」の選定のあり方や導入から5年が経過することから制度を見直すべき視点。「森林づくり県民税」での市町村への支援金の選択基準と森林所有者負担金への嵩上げ補助金の制度のあり方の是正。
 また、大町保健福祉事務所では、行っている各事業が国の制度によるものか、県の単独事業か説明を求めるとともに、福祉統合補助金の内、障害者世帯の改修支援補助金について市町村間での格差指摘し改善を求めました。
 今回の現地調査で、他に気になったのは大町警察署の説明で、今年の山岳遭難事故の発生件数は、既に平成22年の46件、平成23年の39件を上回り52件となり、死者数も平成22年10人、平成23年11人を超え13人となっていることでした。
 事故原因は様々あると思いますが、説明によれば高齢者が9割を占め、今年は九州から来れた方が大半を占めているとのことです。
 登山客が多い本県にとって、最近の異常気象の分析も含め、具体的な山岳遭難事故対策の推進の必要性を感じました。
 次回の決算特別委員会の現地調査は、9月10日~11日に行われます。

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決算特別委員会の活動がはじまりました。

2012年08月21日 | 長野県議会

 8月20日(月)午前11時から決算特別委員会が開催され、前年度一般会計決算と各特別会計決算の概要が報告・提案され、午後からは二日間の日程で2班に分かれ現地調査が実施され、本格的に決算特別委員会の審査活動がはじまりました。
 決算特別委員会については機能の強化について前年度の委員会から議長に検討が依頼され、議会運営委員会で検討した結果、これまで9月議会で設置していた委員会を前倒しして6月議会に設置し、審議日程や時間を増やすことになりました。
 この対応は、知事が行った「信州型事業仕分け」は本来議会の決算特別委員会が行うべきことであり、そのためには、さらに委員会の機能を強化するべきとの各議員の思いから行われたものです。
 しかし、審査期間を増やしても、県の仕事の仕組み上、一般会計決算の監査報告や政策評価や事務事業評価結果シートが決算委員に示されるのは9月議会以後であり、私は今回の決算委員会の機能の強化策には限界があると思い、会派として、9月議会後、各常任委員会ごとに審査する提案を行い、現在、議会改革調査会で検討を行って頂いているところです。
 それにしても、今回の決算特別委員会は機能充実のため一歩進んではじまったばかりであり、私としてもこの審議に参画し実践を通じて、今後どうすれば良いか真剣に考えてみたいと思います。

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当面の日程をお知らせします。

2012年08月20日 | 社会生活

当面の日程

8月20日(月)
 10:00-総務部レク
 11:00-決算特別委員会
 12:50-決算特別委員会現地調査(長野地方事務所等)
8月21日(火)
  8:50-決算特別委員会現地調査(大町建設事務所等)
 15:00-毎日新聞取材
 18:00-社民党長野総支部幹事会  
8月22日(水)
 10:30-自治労政治連合定例会
 17:00-長野市東北部水害問題対策懇話会当番区引き継ぎ会
 18:30-長野アントラーズS試合(欠)
8月23日(木)
 10:30-長野短期大学4年制化に向けた懇談会
 12:00-テレビ信州取材
 13:00-六鈴会要請
 14:00-社民党全国連合自治体議員夏季研修会(横浜・欠)
 18:30-石渡神社風祭
8月24日(金)
  9:00-社民党全国連合自治体議員夏季研修会(横浜・欠)
 10:00-富士通長野工場見学会
8月25日(土)
  15:00-石渡用水組合協議会
8月26日(日)
  8:30-朝陽地区親善球技大会
 10:00-県平和友好祭

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危機一髪水害に!!

2012年08月19日 | 長野市政の今後

 8月17日(金)、午後6時からの会議に出席するため家を出る時、雷とともに雨が降りはじめ、会議の会場に到着すると雨の勢いが激しくなりました。 でも、7月20日の記録的な豪雨により私の地元や上流部で氾濫した北八幡川の時と比較すると、まだまだ大丈夫と判断していました。
  しかし、会議が終わり午後8時頃、帰路のため柳町交差点に向かうと、JR線路下を通るアンダーの道路が通行止めとなっており、「これは、もしかするとヤバイ」と考え、地元の水害常習地である北八幡川の市朝陽支所前に行くと水位が上昇しており、既に地元区長が内水を排水するポンプを稼働させたところで、消防団等の出動を要請したとのことでした。
 地元の区長さんによると、上流にある「平林調整池を使わず、流すとの市からの連絡があり、これから、さらに水位が上がる。」と怒っており、私は「それはおそらく、前回の水害を考慮して下流の流下能力がある内は調整池に入れず、限度に来たら入れるという対策ではないか」と申し上げましたが、即市に確認すると、実際には「平林調整池が、既に満杯となり、下流に水が流れる。」との連絡であったようです。
 その後、雨は終息に向かい危機一髪で多大な水害は免れましたが、今年の消防団等の出動は2回目となり、「今年は、またあるかも知れない。」との声が多く聞かれました。
 私は、この日、次男が翌日就職試験のため帰るので今後の進路等について相談する予定でしたが、突然の水害対策のため出来ませんでした。
 私としては、これまで地元の水害を抜本的に解消するため具体的な対策を行い、今回の箇所についても来年度には解消する見通しが付いていますが、苦労されている区役の皆さんや消防団の皆さんの出動の姿を見る度に、さらに早く
対策を行わなければと新たな決意をしました。


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終戦記念日の平和の鐘

2012年08月16日 | 社会生活

 8月15日は、終戦記念日。
 この日は毎年、正午から吉田の善教寺さんのご好意により「平和の鐘」を突いています。
 67回目の終戦記念日となる今年も、先の大戦で亡くなられた方々のご冥福と、恒久平和への願いを込めて鐘を突きました。

 沖縄普天間基地の移設問題やオスプレーの配備問題など米国追従の民主党政権の姿勢が強まるなかで、尖閣諸島や竹島問題が起こり、さらに「国防」を理由に「集団的自衛権の行使」論議が高まるのではないか。
 憲法改正や武器輸出三原則等を前提とした二大政党を選択する今の選挙制度では、憲法に掲げる恒久平和を願う意見が少数意見とされ、消費税論議と同じ様に国民意見不在で、「いつか来た道」をたどるのではないか。
 戦後67年が経過した今日、戦後生まれの方が80%以上を占めると言われていますが、世界で唯一の被爆国であることや、そのことを教訓として制定した平和憲法を、戦争を知らない私たち世代が経済至上主義や選挙での票欲しさのポピュリズムによって、日本の進路を誤らないよう祈りました。

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