たけちゃん活動・生活日誌

県議としての活動に追われてきましたが、引退後の生活の様子や、感じていることを発信しています・・・。

議会の情報公開

2008年03月29日 | Weblog

全国情報公開度ランキング
    長野県議会がダントツのトップ。

                                                       

 

 全国市民オンブズマン連絡会議が3月22日発表した、「第12回全国情報公開度ランキング」で、前回に引き続き長野県議会がダントツのトップでした。

 


 また、知事部局のランキングでは長野県の順位は5位、長野県警が21位でしたが、議会がダントツのトップであったため、総合の順位では長野県がトップとなりました。

 

 

 それによると、長野県議会の「政務調査費」の公開度は配点30点に対し30点の満点で、2位の岩手県議会と鳥取県議会の16点を大きく引き離してダントツの一位でした。


 内容的には、活動成果の記録5点、収支明細の記載10点、領収書の添付10点、視察報告書5点という配転内容で、何れも満点でした。


 4位は宮城県議会の14点、5位は高知県議会の9点でした。

 

 

 また、県議会の議会運営委員会情報の評価では長野県議会は配点20点に対し15点で10位でした。


 内容的には、議会運営委員会の直接傍聴が6点、配布資料が4点、議事録内容が4点、議事録氏名が1点、議事録のWEB公開が0体という結果でした。


 1位は満点の20点であった栃木県議会、新潟県議会、三重県議会の3県議会で、2位は19点の兵庫県議会、3位は18点の東京都議会と島根県議会の2議会でした。

 

 

 以上の結果から県議会の総合評価では、長野県議会は50配点に対し45点となり、こちらの方もダントツのトップでした。


 

 2位は鳥取県議会の33点、3位は岩手県議会と宮城県議会の29点でした。

 

 

 長野県議会の政務調査費の情報公開は、全国の自治体議会からの視察や調査依頼が多く、今は「長野モデル」になっており、中でも「政務調査費マニュアル」の内容は全国的に起こっている政務調査費に関する訴訟の判決文にも一つの基準として引用されているようです。


 この「政務調査費マニュアル」もまだまだ改善する余地があると私は思っていますが、全国的に政務調査費の情報公開が問われ長野県議会のマニュアルがモデルとなっていたり、訴訟の基準に使われていると聞くと、やりにくさもあります。
 しかし、今後、さらに検討を加え説明責任を果たすため検討を行うともに、議会運営についても満点となるよう改善する努力をしたいと思います。


お引っ越し

2008年03月28日 | Weblog

次男の引っ越しが無事すみました。

 

 今日は、次男の4月1日からの就職先が決まったことから、レンタカーの営業がはじまる朝8時から、営業が終わる夜8時まで、次男の引っ越しを行い無事終了しました。

 

 息子が、大学四年間生活したのは埼玉県坂戸市。

 長野市からは高速道で、約2時間半かかりました。

 そして、荷物の積み込み。

 部屋に入り荷物を点検すると、やはり4年間の生活は短いよようで長く、レンタルしたバンの車に入り切れるかどうか心配になりました。

 

 それでも、荷入れの順番や、隙間隙間に創意工夫をして何とか、全ての荷物を積み込むことが出来ました。

 

 それでも、荷物の注ぎ込みに2時間を要し、次の引っ越し先のアパートまでは、高速道を使い最低3時間半を要するため、荷物を部屋に入れる作業や水道・ガスが使えるようにするための手続きも含め、レンタカーの約束時間に間に合うのか不安になりました。

 

 しかも、帰りはレンタカーに引っ越しの荷物が満杯に積載されたため、碓氷峠など勾配のある坂道はスピードが出ず、予定時間が遅れみぎで焦りました。

 

 それでも、目的のアパートへは午後5時半頃到着し、約一時間で荷物を搬入し、その後、様々な手続きとり、午後7時45分頃、レンタカー会社へ返済することが出来、今日一日やれやれ、でした。

 

 次男が大学を卒業し就職が決まったことにより、我が家では、今後こうした大きな事業が無いのかも知れないと思うと、何か淋しさを感じました。

 

 息子の立場に立って考えれば、大学生活の4年間の思い出と、就職先に勤務し緊張の連続を送るであろう生活を考える時、4年間の学生時代の様々な思いでや清算出来ない課題があるでしょうし、就職が決まって4月1日から通勤する新しい社会への期待と緊張感に、とにかく親としては「頑張って欲しい。」と言う言葉以外ありませんでした。

 

 そんな中で、思わず私の脳裏で口ずさんでいたのは、私達の若い時代に流行した「いちご白書をもう一度」の下記の歌手です。

 

  就職が決まって 髪を切って来た時
  もう若くないさと 君に言い訳したね

  
  君も見るだろうか 「いちご白書」を
  二人だけのメモリー どこかでもう一度
  二人だけのメモリー どこかでもう一度

 

 今日は、息子の新しい旅立ちの時。

 彼には、様々の人生の苦労を経験し、新しい時代の「時」を築いて欲しいと思いまいす。

 

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追 伸

 

 

 埼玉県坂戸市では、既にさくらが咲いていました。

 長野では、開花予想は4月以降ですが、「お花見会」の設定予想が難しくなりました。


古牧・朝陽線が供用開始

2008年03月27日 | Weblog

長野市の「古牧・朝陽線」が供用開始。

 

 

 3月27日、私の地元朝陽北長池地区の市道「古牧・朝陽線」(総事業費7億5千万円)が、長野木工団地の通りから県道三才大豆島中御所線まで供用開始となり開通式が行われました。

 

 

 「古牧・朝陽線」は県庁から市役所前を通り国道18号から須坂方向へ直線で進む道路ですが、私が市議の時に期成同盟会を結成し県道三才大豆島中御所線までの整備を位置づけるとともに、その先線についても一般質問で千曲川リバーフロントへも通じる道路として約束して頂いていた経過があり、この供用開始は私にとって思い出深いものがあります。

 


 なお、供用開始に当たりセンサー式横断歩道の設置要望が地元北長池区からされておりましたが、今年度予算で対応することが出来ず新年度予算により今年5月以降には整備されることになっています。

 

 

 今回、供用開始されたのは県道までの410メートル区間ですが、今後は「東外環状線」(長野東バイパス)までの区間(下記図面参照)について、既に用地買収が進んでおり、早期整備の取り組みが問われます。


 しかし、先線の接続先である「東外環状線」は国の直轄事業であり、「古牧・朝陽線」も国からの国庫補助事業で行われているため、今国会で問題となっている道路特定財源の対応如何によっては、整備が遅れる可能性もあり不安な状況です。

 

 

 なお、「東外環状線」や「古牧・朝陽線」の整備は、朝陽地区をはじめこの地域の将来の体系であることから、地元要望の強い県道の拡幅改良を行い歩道を整備するなど、児童の通学路の確保や安全対策についても実施することにしています。

 

・青い部分が今回供用開始となった「古牧・朝陽線」

・その先の赤い部分が、今後整備する「古牧・朝陽線」

・黒い部分は、今後整備する国道バイパス「東外環状線」

・他の赤い部分は、県道「三才・大豆島・中御所線」


高校野球

2008年03月27日 | Weblog

丸子修学館高校の健闘に感謝。

 

 

 春の選抜高校野球大会で25日、丸子修学館と知弁和歌山の試合は12―4で、丸子修学館高校が敗れました。

 でも、対戦相手が強豪校であり、あのアクシデント前の8回表前までは、4対3でリードしていたことを考えると、長野県勢としては過去の大会の経緯からして、初戦を勝ち抜いた長野日大高校も含め、大変なことだと思い選手の皆さんに感謝したいと思います。

 

 ところで、この試合結果について読売新聞に「丸子修学館・竹内、3野手治療でリズム狂う」との見出しで、次の記事がありました。

 

 「智弁和歌山12―4丸子修学館一つのアクシデントが、代わったばかりの2番手投手のリズムを狂わせた。Click here to find out more!

 8回、丸子修学館のマウンドには竹内。先頭打者を左飛に打ち取りはしたが、左翼の下村と遊撃手・平林が交錯、2人は顔面を強打しタンカで運ばれた。右翼手の<RB>西藤</RB><RP>(</RP>さいとう<RP>)</RP>も、熱中症で両足がけいれん。3人の治療のため試合が中断した。

 竹内は、体を冷やさないようにキャッチボールを続けた。だが、10分弱の中断後に投じた初球は死球。捕手の山崎は「死球後は、腕が振れなくなっていた」と竹内の変化を読みとった。続く<RB>田甫</RB><RP>(</RP>たんぼ<RP>)</RP>にも初球を右前にはじき返された。

 「竹内は、いつもは切れのある球を投げるが、アクシデントで自分のリズムで投げられなくなっていた」と丸子修学館・竹内監督。目を覚ました智弁和歌山打線に、3人目の斉藤も打ち込まれ、この回打者12人の猛攻で7点を奪われた。

 鮮やかな逆転劇直後の大量失点。山崎は「自分たちに甘さがあった。絶対に夏に戻ってくる」と唇をかんだ。」

 

 私は、この記事を読んで、何か自分の今の心境と言うか立場と重ね合わせて考えてしまいました。

 

 それは、長野県議会で私の所属する会派「改革・緑新」(11名で構成)の構成メンーバーの中には、寺島議員(立科町)、下村議員(上田市丸子)、そして私竹内(上田市武石生まれ)と、丸子修学館高校に近いご縁のある議員が3人いるからです。

 

 その事を踏まえ、今回の試合の経過と読売新聞の記事や他のマスコミ報道も含め総合的に分析すると、今後こんなことが真しやかに言われる可能性があります。

 

 それは、「丸子修学館は先発下村投手が7回まで3失点と踏ん張ると、打線が7回裏に春原選手のソロ本塁打をきっかけに寺島選手の安打や、西藤選手の2点適時三塁打などで逆転に成功した。

 

 しかし、8回に丸子修学館のマウンドには竹内。先頭打者を左飛に打ち取りはしたが、左翼の下村と遊撃手・平林が交錯、2人は顔面を強打しタンカで運ばれた。右翼手の<RB>西藤</RB><RP>(</RP>さいとう<RP>)</RP>も、熱中症で両足がけいれん。3人の治療のため試合が中断した。

 

 竹内は、体を冷やさないようにキャッチボールを続けた。だが、10分弱の中断後に投じた初球は死球。捕手の山崎は「死球後は、腕が振れなくなっていた」と竹内の変化を読みとった。<RP>(</RP>

 『竹内は、いつもは切れのある球を投げるが、アクシデントで自分のリズムで投げられなくなっていた』と丸子修学館・竹内監督。目を覚ました智弁和歌山打線に、3人目の斉藤も打ち込まれ、この回打者12人の猛攻で7点を奪われた。」ということです。

 

 結局、この試合結果をアクシデントも含め我が会派にあてはめれば、自分のリズムを失った私の責任が今後求められるのでしょうか。

 


公共交通

2008年03月26日 | Weblog

県との公共交通等に関する懇談会

 

 

 昨日は午前10時から、県交通運輸労働組合協議会(県交運)と県の関係部局との懇談会があり出席しました。

 

 この県交運は県内のバス・電車・タクシー・運輸会社の労働組合等で組織された団体ですが、働く立場から見た道路整備や交通規制、公共交通への支援策等々について、その時の課題を事前に文書を提出し県から回答を得た上で、その回答に対し懇談会という形式で、さらに論議を深めるため毎年開催しています。

 

 

 

 

 昨日は、県職員管理職の皆さんにとってはちょうど会がはじまる午前10時に異動の発令が発表される時間と重なり、懇談会どころではなかったのかも知れませんが、それでも、懇談会は12時過ぎまで熱心に行われました。

 

 懇談では県交運側の出席者から様々な質問や意見が出されましたが、その中で昨日の論議の中で現在の公共交通問題を象徴していると思われたやりとりは、将来に中長期的な計画性を持たせた方向は示せないか等との問いに、県側が率直に、「玉子があるかニワトリが先にあるか」、現況では先が見えないし、予期せぬ事態が生まれており、将来展望を描くより、当面は、その課題解決のため出来うることをことを行うしかない趣旨を述べたことです。

 

 アルピコグループの再生問題に続き、信南交通の路線バス撤退表明、松本空港の路線維持問題、北陸新幹線開業に伴う信越線長野以北並行在来線の存続問題等々、今、県は次から次へと公共交通に関し大きな問題をかかえており、この県側の思いは本音であると思います。

 

 しかし、県交運の皆さんの主張も、小泉内閣時代から進めて来た規制緩和等により、バスやタクシー事業者が過当競争にさらされた結果、こうした事態をまねいていることをわきまえた上で、県として「何とかして欲しい」と訴えたものであることは、共通認識として持てた懇談会であったと私は思いました。

 

 地球温暖化対策や少子高齢化、限界集落対策が大きな社会問題となる中で、生活の足である公共交通を守ることは、県行政としても大きな課題であると思います。

 そのための「中長期的な将来展望を、どう描くのか。」 

 私としては、国が打ち出した「地域公共交通活性化・再生総合事業」の来年度採択された事業内容や、並行在来線に対する与党プロジェクトの動向を見極めながら、一定の方向について私の考えをまとめたいと思いっています。


旅立ちの時

2008年03月25日 | Weblog

次男の就職。

 

 

 私には現在、子供3人がおり、既に長男は公務員で既婚者、長女は会社員となっていますが、3人目の次男がまさに就職戦線を闘っておりました。

 

 この私の次男は、管理栄養士を目指し埼玉にある大学で勉強していましたが、4年生となり様々な病院の面接を受けて来ましたが、私に似て性格が温和しく、物怖じするためか昨日まで就職が決まらず焦っていました。

 

 それが昨日、某厚生連病院を面接し急遽就職が内定しました。

 しかし、勤務は4月1日から。

 勤務先は我が家から車で一時間半以上かかるため、今日は急遽、妻と息子がアパート探しに出かけました。

 今週中には、埼玉から勤務先近くのアパートへの引っ越しです。

 

 今日は県職員の管理職の皆さんの内示が発表となりましたが、この時期に引っ越しを伴う異動の皆さんの気持ちが良く分かりました

 

 息子は先週の日曜日に管理栄養士の国家試験を受けましたが、発表は5月です。

 就職がようやく決まっても、その結果が出るまでは、ハラハラ・ドキドキです。


市民マラソン

2008年03月22日 | Weblog

長野オリンピック記念マラソン

 

 昨日は治水対策の調査のため大宮へ行き、下水道新世代支援事業補助制度の勉強をし、地元の住民の皆さんが望む親水性を持たせた治水対策に展望を持つことが出来ました。

 

 帰りには、友人と懇談会。

 懇談では、友人が2月17日開催された東京マラソンに参加し完走したことが話題になりました。

 

 東京マラソンと言えば、約3万2000人の市民ランナーが、国内のトップ選手や海外の有力選手らとともに都心を駆け抜け、男子マラソンは、北京五輪代表選考会を兼ね、マラソン2度目で一般参加の藤原新さん(JR東日)<RP>(</RP><RP>)</RP>が日本選手最高の2位に入り、五輪代表を決めた大会でもある。

 沿道には昨年の大会より48万人多い226万人(大会事務局まとめ)の観衆が集まり、声援を送ったとも言われている。

 

 私は、そんな大きな大会に、参加する勇気と、しかも完走したことに唯々敬服するだけでした。

 お話しを聞いていると、どうもマラソンをはじめたのは、風邪をひき2日ほどのどが痛くなり煙草を吸わなかったことを期に、煙草を止めたところ、ふとりだしたため走り始めたことのようでした。

 私にも勇気が必要ですね。

 

 私は、彼に「長野でもオリンピック記念マラソンがあるので、参加したら。」と持ちかけました。

 すると彼は、「長野オリンピック記念マラソンは、国内では一二を争う人気があって、もう締め切られていますよ。」と言いました。

 

 そう言えば、過日、東京都在住の市内にお住まいの親戚の方から、「締め切りに間に合わなかったが、何とか参加出来ないか」という問い合わせがあり、様々画策しましたがダメでした。

 

 調べて見ると、長野オリンピック記念長野マラソンの参加者数は限定されており、今年4月20日に開催される大会参加者受付の1次募集は昨年10月19日からで、僅か4日間(昨年は募集から11日間)で先着6000人(昨年より1,000人多い)の定員に達し締め切られ、今年2月1日から行われた2次募集でも先着1000人を募集しましたが、僅か16分ほどで定員の1000人に達し締め切ったとのことで、大人気の大会であることが分かりました。

 

 しかも、参加者は一人6千円~7千円の参加費を負担して走るのです。(東京は、フルマラソン1万円)

 

 ところで、2月議会中の代表質問や一般質問を通じて、ある部長への各議員の質問が多く、頻繁に自席から答弁席を行き来することがありました。

 その様子を見ていた部下の方が、「大変でしたね。お疲れでしょう。」と言うと、その部長は、「まだまだ体力が足りない。こんなことでは、オリンピック記念マラソンで記録を更新出来ない。」と言ったそうです。

 その部長の方は、毎日夜10キロを走り、何か行事がある時は朝早く起きて走っているようですが、参加すること事態が厳しい難関となっている「長野オリンピック記念マラソン」に参加出来ることを、胸に刻み思い切り頑張って欲しいと思います。

 

 思えば、他にも私の所属するソフトボールチームの方や、地元の方々、市や県職員の方で、「長野オリンピック記念マラソン」に参加すると明言し、日々努力している皆さんが結構います。

 この参加される皆さんには、4月20日行われる大会に向けて満足の行く練習を重ねられ、大会当日には自分の目標に向かって満足の行く結果を出されることを期待致します。

 

 私の居住する地域は、「長野オリンピック記念マラソン」のスタート地点の長野運動公園のすぐ近くに位置しています。

 ですから、私は様々な挑戦も含め参加する選手の皆さんを応援するためスタート地点で応援します。

 そして、参加された皆さんの、その勇気と挑戦力の一部を自分のものにしたいと思います。


議会人事議会

2008年03月20日 | Weblog

2月定例県議会が閉会しました。

 

 2月20日から開会し約一ヶ月間の一年を通して一番長かった県議会が閉会しました。安堵感

 

 県から提案された当初予算案の審議や今議会で焦点となった廃棄物条例案に関し「附帯決議」を付して議決しことは、既に報告しましたが、3月17日から19日には議会人事が行われ、正副議長や各常任委員会の正副委員長と議員の所属を決めました。

 

 議長には下崎保議員(千曲市)、副議長には牛山好子議員(松本市)を選出したほか、議会選出の監査委員には宮澤宗弘議員(安曇野市)を選出しました。

 

 私は、ようやく総務警察委員長、商工観光生活環境委員長と2年続けて行った来た委員長職から解放され、念願であった農政林務委員会に所属しました。

 こんどは遠慮無く発言出来るため、農業振興策や森林整備、地球温暖化対策など一生懸命勉強して、頑張りたいと思います。

 また、委員会活動を通じて、我が家の小さな家庭菜園での野菜作りに生かせる方策を学びたいと思います。

 

 なお、農政林務委員会の初委員会は4月23日に行われ、本格的な委員会活動がスタートします。

 

 

 商工観光生活環境委員会の理事者との記念写真


首相のメルマガ

2008年03月18日 | Weblog

雇用問題で・・・・。

 

 3月13日の「福田内閣メールマガジン(第22号)」に、「『きぼう』の第一歩。福田康夫です。」として、次の文章が掲載されていました。

 

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 「春闘もいよいよ大詰め。昨日、多くの企業が、労働組合の要求に対する回答を行い、給与を引き上げる考えを明らかにしました。

 去年の今頃と比べると、100ドルを超えた原油価格や米国経済の減速など、景気の先行きに不安を感じつつも、ほとんどの企業が去年並みの給与引き上げを確保する回答を行い、中には満額回答を行った企業もありました。

 これは、改革の果実を今こそ国民と分かち合うべきことや、経済を拡大するためにも給与の引き上げが必要だとの理解があったからだと考えています。



 政府としても、景気の先行きへの不安を少しでもやわらげるため、できるかぎりの対策を進め、企業の前向きな努力を支えていきます。

 とりわけ、景気回復の波に乗り切れず、いまだに苦労されている中小企業については、企業の体質強化や雇用の改善、地域活性化につながる政策を中心とした成長力強化策をできるだけ早期に実施します。



 雇用をめぐる問題は、給与だけではありません。フリーターやアルバイト、派遣社員などの非正規雇用は、最近の統計でも雇用全体の3割を超えています。

 バブルの後遺症に苦しんだ時期でも、企業は、雇用を守るために努力してきました。その中で、非正規雇用に頼らざるを得なかった時期がありました。

 しかし、これまで不安定な雇用に耐えてがんばってきた人たちのために、ここで、経営者の皆さんには、もう一段の努力をお願いしたいと思います。



 安定した雇用は、消費を増やし経済の拡大にもつながります。企業と家計は車の両輪。正規雇用を増やす必要性は、経済界もご理解いただけるはずです政府も、そうした取組を後押しする政策を、早急にとりまとめていきます。

 

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 小泉内閣が進めた構造改革や規制緩和により、アメリカ的過当競争が導入されて以降、勤労者世帯の収入が9年連続で下がり続け、年収200万円未満の勤労者が1000万人を超え、また、非正規の労働者が全勤労者の3分の1=1700万人を超える事態にあると言われています。

 

 この様な自民・公明の連立政府がこれまで進めて来た失策によって、こうした状況が生まれていることについて、首相自らが「春闘」の賃上げを願い、メールマガジンを発信するとは、「ねじれ国会」のたまものなのか、恐れ入りました。

 

 それにしても、「企業の体質強化や雇用の改善地域活性化につながる政策を中心とした成長力強化策をできるだけ早期に実施します。」、「正規雇用を増やす必要性は、経済界もご理解いただけるはずです政府も、そうした取組を後押しする政策を、早急にとりまとめていきます。」とする具体策を早急に打ち出し、勤労国民を早急に救って欲しいと思います。

 

 どうなるか日本銀行の総裁は・・・・・。


議会改革

2008年03月15日 | Weblog

議会改革は進むか。 

 

 最近の地元新聞の論調によれば、「県議会 改革は進むか」の見出しで、「緊張感欠く本会議」とか「独自の調査工夫乏しく、「目立つ実施見送り」、「県政転換-機運弱まる」、「手探り・・問われる熱意」などと、連載で報道しています。

 

 ただ私は、この記事を読んで、「緊張感欠く本会議」と受け取られる要素は率直に認めますが、この連載記事が必ずしも全てを言い当てているとは思いません。

 

 前田中県政での一般質問や代表質問は、確かに活発でした。

 しかし、それは前知事が答弁をはぐらかしたり、まともに答えないため一問一答の質問で詰めをするしかなかったのです。

  また、前田中知事はホテル代の対応や自らの後援会費用を使っての県職員との懇親会の開催、ホテルでの職員人事等々スキャンダラスなことも多く、その意味でマスコミの注目を集めました。

 

 村井知事となってからは、議会側が求めて来た中期総合計画が策定されるなど、計画的で堅実な県政運営となり、議員が行う質問に対しても、実直に答弁するため、再質問も少なくなり議場は静かになったことは事実です。

 しかし、田中県政時と比較すれば、質問内容自体は提案型が多くなり、その意味で現県政化の方が県民生活向上に直接結びつく質問を議員は行っていると私は思いますが、そのことは、マスコミの皆さんから見れば、話題性やスキャンダル性がなく、つまらないと思うのです。

 

 その意味で、今2月定例県議会で話題となり報道されたのは廃棄物条例案位でした。

 こうした中、今議会中の最大の特徴と私が思うのは、これまで本会議場の後ろに毎日6~7台あったテレビカメラが、代表質問が終わり一般質問に入ると午前中あったカメラが午後になると、ケーブルテレビ放映用の一台だけになっていたり、その内、午前中からその一台とだけになっていたことです。

 

 このことについて関係者にお聞きすると、各テレビ会社のカメラの方は委託していて、撮影した映像を使わない場合は、委託費用が無駄になるので引き上げたのではないかということでした。

 NHKでは、記者の方が質問を取材していて、注目する内容や答弁があれば、夜のニュースで過去の議場の映像を使って何度か報道していましたが。

 

 私は、今議会でのこうしたマスコミの対応を見ていて、県民から県政が遠くなり、「何をしているか分からない」と思われることを心配しています。

 では、どうすれば良いか。

 私も、県民と議会との関係や協働、県と議会との緊張感、議会機能の強化などを検討する「議会基本条例研究会」の一員であり、その中で真剣に考えて行きたいと思います。