一般質問がはじまりました。
2月27日(金)、昨日まで二日間行われた5会派による代表質問が終わり、一般質問が土日を挟み3月5日(木)までの日程ではじまりました。
この日は、8名の議員が質問しましたが、その主な内容は県立病院等の地方独立行政法人化、経済対策と財政問題、雇用対策、警察組織の在り方のほか、一般質問となると地元の課題が多く取り上げられる様になりました。
その中で気になったことがあります。
それは、西松建設の裏金疑惑と右近参事の自殺についてトライアルの今井議員が行った質問に対する知事答弁です。
知事は、この質問に対し、事前に用意してあった原稿を読み懇切丁寧に、「県民や議員、職員に心配をおかけしていることをお詫びします。西松建設の裏金をめぐる問題について反駁する根拠は持っていないが、私の周辺でそういう教授があったという事実をまったく知らないし、心あたりもない。知事選では資金集めなどには一切かかわっていない。捜査当局には何が真実なのか解明して欲しい。」と答弁しました。
「気になったこと」というのは、この答弁がやけに「懇切丁寧」であったこと。
実は、今井議員の前の前に自民党の石田議員が二十数年ぶりの一般質問を行いましたが、最後の最後に原稿を取り出し読み上げ様としましたが時間切れ、次の自民党の木下議員に、その原稿を渡し木下議員がその原稿を読み上げるのか思ったら、これも時間切れでした。
休憩時間に、会派控室で「一体あの原稿は、何だったのか」と他の議員に尋ねると、「西松建設の裏金疑惑と右近参事の自殺について」質問することになっていたとのことでした。 ということは、知事が「懇切丁寧」に読み上げたのは、その時用の原稿であったということで、納得出来ました。
それにしても、予定した質問を持ち時間内に収めようと考えれば、少し早口で質問するなど工夫するものですが、お二人とも20分も持ち時間があったのに、やけに、ゆっくり、ゆっくりと質問していたのは、「この問題を質問したくなかったのではないか」と疑ってしまうのは、私だけではないと思うのですが・・・・・。
「日本ブログ村」のブログランキングに参加しています。クリックしてご支援をお願い致します。