たけちゃん活動・生活日誌

県議としての活動に追われてきましたが、引退後の生活の様子や、感じていることを発信しています・・・。

公共交通対策

2009年04月30日 | Weblog

長電屋代線存続問題
    への当面の取り組み。


 4月27日(月)は、様々な行事や会議が重なりましたが、午前中は県理事者との「地方分権について考える勉強会」、午後から夜にかけては長野地区交通対策会議に出席しました。

 この内、交通対策会議については、長野電鉄屋代線存続問題の取り組みについて協議し、当面5月1日に行われる、沿線の長野市、須坂市、千曲市、長野電鉄、学識経験者、沿線住民代表等で構成され国の「地域公共交通の活性化及び再生に関する法律」に基づき総合的な計画を策定して必要な施策を実施する「長野電鉄活性化協議会(仮称)」の設立と、その検討経過を注意深く見守ることにしました。


 但し交通対策会議としては、その後の取り組みや対応も含め準備をしておく必要があることから、4月29日に若穂住民自治協議会の皆さんの主催による「屋代線ミニ旅行」への代表の一般参加や、交通対策会議役員による屋代線に乗車しての屋代車両工場や綿内変電所等の視察、6月末までの「屋代線沿線住民アンケート」の実施と集約、三重の三岐鉄道北勢線と福井鉄道福部線の視察、7月4日(土)松代文化ホールでの「屋代線の将来を考えるシンポジュウム」の開催と取り組み、沿線住民との交流に取り組むことを確認しました。


 長野電鉄屋代線存続の課題は、屋代線だけを見ると、とてもこのままで存続出来る収支状況ではなく、例え「長野電鉄活性化協議会(仮称)」が設置され様々な検討が行われたとしても存続のためには、電鉄側の努力、沿線自治体や県等の行政の何らかの負担、電鉄全体での運賃の値上げ、そして何より沿線住民の協力なくして出来ない重い課題であり、長野地区交通対策会議の取り組みは、様々な分析を行うことによって、そのことを発信し新たな利用促進等の道を模索するための取り組みであると位置づけも、改めて頑張る決意をしました。

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新型インフルエンザ

2009年04月29日 | Weblog

県にも新型インフルエンザの
     対策本部が設置されました。


 世界保健機関(WHO)が、新型インフルエンザに関する警戒レベルを「フェーズ4」に引き上げたことにより、厚生労働大臣が感染症法に規定する新型インフルエンザ等感染症の発生を宣言したことから、4月28日(火)午前7時5分に長野県でも県として迅速かつ適切に対応し、県民の健康被害を防止することを目的に「新型インフルエンザ対策本部」が設置されました。
 県としては、国内外の情報に十分注意を払いつつ、関係機関と十分に連携・協力しながら、県の全組織を挙げて対応することとし、「冷静な対応」など県民の皆さまのご理解とご協力を呼びかけています。


 そして、現時点では、特に以下の点を県民に呼びかけています。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・まだ国内で患者が発生していませんので、冷静な
 対応をお願いいたします。
・豚肉やその加工品を食べて感染するわけではあ
 りませんので、誤解のないようにお願いいたしま
 す。
・流行地から帰国し、10日以内に38度以上の発熱
 と咳や息苦しさなどの症状が出た場合には、直
 接、医療機関を受診せず、まずお近くの保健福
 祉事務所(保健所)にご連絡ください。
・流行地に渡航する場合には、できるだけ人ごみや
 動物との接触を避けるとともに、マスクの着用、
 手洗い・うがいの徹底などの予防対策をとってくだ
 さい。
・咳やくしゃみをするときにはティッシュなどで鼻と口
 を押さえてください。また、マスクもきちんと着用し
 てください。
・今後も最新情報に注意してください。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


 なお、新型インフルエンザに関する発生状況、予防方法、病状、健康不安、症状がある場合の受診の指導等の県民からの質問、相談は当面、4月28日(火)~5月10日(日)までは、各保健所と県庁衛生部健康づくり支援課で午前9時から午後21時まで相談窓口を開設しています。

 メキシコで発生した「豚インフルエンザ」が、豚から人に感染し、人から人に感染しないとされていのに感染したことにより大騒ぎとなっていますが、「新型インフルエンザ」と名前が変更されたことから、「鶏インフルエンザ」を意識した対応がマスコミ報道等で目立ちますが、それほど人体に影響を及ぼすものではないと思いますので、私も冷静な対応をしょうと思います。

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長野マラソン

2009年04月28日 | Weblog

「応援シール」(お守り)の効果は?


 4月26日(日)は、午前10時から長野市茂菅の一般国道406号「百瀬~茂菅バイパス」の開通式があり出席しました。
 会場に行くにはご開帳で混雑する善光寺前を通るため家を少し早く出ましたが、意外にもスムーズな流れで会場には30分以上も前に到着してしまいました。
 ところが、この日は天候が悪いため主催者が配慮してか開通するトンネル内で式典が行われ、外からの風がトンネル内に吹き込み寒いため、暗黙の了解で来賓等の挨拶は簡略化され式典は約一時間15分で終わりました。

 今回開通した「百瀬~茂菅バイパス」は、長野市へ合併した鬼無里等を結ぶ幹線道路ですが、平成15年開通した茂菅大橋からトンネルや裾花川を渡り交通の難所を約1キロ区間バイパスとして結んだもので、効果はかなり期待出来るとおもいます。


 午前11時からは、地元石渡神社の春祭りあがり、遅れて出席しました。
 この石渡八幡神社は、4月19日に行われた長野オリンピック記念マラソンで有志により完走や目標達成を成就する「応援シール」を配布する取り組みを行い、当日、200人の皆さんに参拝頂き約250枚の「応援シール」を配布したばかりです。
 神社拝殿に行くと、常連の献酒頂く方の他にマラソンに参加された方からも献酒がされていて、そこには手紙も添えられていました。
 手紙の内容は、長野市内のランニングクラブで参加したが、石渡神社に参拝し「応援シール」を頂き、みんな完走出来て感謝している。これからも、参加する選手の応援をお願いしたいというものでした。


 午後5時からは、私の所属するソフトボールチーム、長野アントラーズの結団式に参加しました。
 昨年の成績がいまいちであったため、今期のリーグ戦の良い結果を誓いあいました。
 この結団式に参加したメンバーの中に、先の五輪記念マラソンに参加した方がおり、参加するランナーの気持ちになれば、これからも続けて欲しいと言われました。
 ただ、「応援シール」(お守り)の大きさはゼッケンに貼り付けるには大きすぎ、横に貼り付けるには横文字でない点等々を指摘されました。
 結構、「応援シール」の取り組みは、評判が良かったようです。


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長野県議会基本条例

2009年04月27日 | Weblog

県議会基本条例調査会が開催されました。


 4月24日(金)は、「第2回長野県議会議会基本条例制定調査会」があり出席しました。 今回の調査会の議題は、これまでの条例制定に向けた活動により骨子案が作成され、2月27日から3月30日まで、その骨子案に対するパブリックコメントを行った結果、7通30件のご意見が寄せられ、この寄せられたご意見に対する条例制定調査会としての考え方をまとめることでした。
 寄せられたご意見は大変参考になりますが、私からは知事等理事者の議員への「反問権」について検討し,条例に規定しないこととなった経緯について、ありのままに回答するよう求めました。
 私は「反問権」は議会の機能を高めるたるに、理事者と議員が本質的に論議する手段として必要なことと思っていますが、共産党や自民党等の賛同を得ることができず、残念ながら現状では定義することが出来ませんでした。
 しかし、将来的には、全国的に、そのことが当たり前となると確信しています。


 寄せられたご意見の中に県内の市町村で、はじめて議会基本条例を制定した松本市議会の条例は「反問権」を規定しているにも係わらず,県議会の骨子案には規定していないことから、県内で松本市議会が県議会より進んだ条例が出来た今、県議会の条例は骨抜きであり「玉虫色条例」でしかないという内容等が結構目立ちました。
 しかし、松本市議会が制定した条例の「反問権」は、議員が行う質問に対し趣旨不明な事柄について確認することについて「反問」と規定したものであり、もし、ご意見を寄せた方が松本市議会関係者であったとすれば、今後の議会改革の流れの中で、幼稚な対応としてはずかしい認識と言われることになるでしょう。


 調査会では、今後の条例制定への取り組みとして、近く骨子案に対し行ったパブリックコメントに寄せられた、ご意見に対する調査会としての回答を議会のホームページで公開するとともに、寄せられたご意見を踏まえ6月議会までに「条例要綱」案を作成し、今一度、県民の皆さんへのパブリックを行った上で、9月議会に条例案を提案する日程を確認しました。


 この県議会と県民、県知事や執行部との関係を定める条例について、何かご意見がございましら、率直にお聞かせ下さい。


 この日、午後1時半からは、今年度、私が所属した社会衛生委員会の初委員会があり出席しました。


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上田市武石余里の花桃

2009年04月25日 | Weblog

上田市武石余里の花桃を見に行きました。


 4月23日(木)に、私の郷里の武石余里の花桃を見に行くことが出来ました。
 昨年は、4月27日に伺ったのですが、一里(4キロ)に渡り植えられた花桃は、標高差があるため入り口部分は満開で、標高が高い「本家花桃」附近は、咲きはじめという感じでした。


上田市武石余里地区の入り口
ここから、一里(約4キロ)に渡って花桃が咲いています。

 しかし、今年は春の訪れが早く、余里の里の入り口附近は強い風の影響もあり、ちりはじめていて標高が一番高い場所は、これから満開という状況でした。
 この29日位までが、一里の花桃は一番の見どころを迎えると思います。




余里地区入り口部分の花桃(少し散りはじめました。)


 さて、この上田市武石余里の花桃の取り組みは、上田市に合併前の旧武石村の時代から、、地域の活性化対策として地元の住民の皆さんが将来を見通し取り組まれて来たものです。
 この取り組みは、花桃の成長が何十年という先を見通し、将来の「花桃」がどのように成長しているか、訪れる人々に期待感を抱かれる魅力があると思います。
 実際に、現地を訪れると「後10年後は、もっと素晴らしいくなっている。」という期待感が湧いてきます。


一番上部に位置する「本家花桃」附近


 今年の春は、厳しい経済状況に何となくどこかに出かけたくない雰囲気を感じますが、そんな折り人生の思い出を一つ増やすため、武石余里の花桃を見に行ってはいかがでしょうか。


「本家花桃」附近

 芽吹きはじめた周辺の山々の新緑と田舎の家々、山吹や山桜、そして民家の庭に咲き誇る芝桜、余里の谷が何とも言えないコントラストで出迎えてくれます。
 そして、必ず、心がいやされ、訪れた人々にとって、「余里の里」新たな故郷るになると思います。


私の実家附近の花桃の一本


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このところ順位が下がって来ました。
よろしくお願い致します。
 


県立須坂病院

2009年04月24日 | Weblog

「村井知事と語るつどい」
  ~須坂病院の今後について~


 4月22日(水)、「須坂病院の今後について」のテーマを中心とした「村井知事と語るつどい」が須坂市で開催され私も出席しました。
 この会の目的は「平成22年4月に地方独立行政法人への移行を予定している須坂病院の今後を中心に、地域の医療について県民の皆さんと知事が自由に語り合う、『村井知事と語るつどい ~須坂病院の今後について~』を、須坂市で開催いたします」というものでしたが、私の印象では思ったより参加者(約110名)が少なく、須坂病院の独法化について意外に市民の関心は薄いと思いました。


 会では県から自治体病院の役割や県立病院の抱える課題、地方独立行政法人化の取り組みと今後の課題等が、須坂病院医院長が病院の役割と使命等が、須坂市長から健康づくりの取り組み等が、それぞれ報告され質疑が行われました。

 質疑の主な内容は、
・信大附属病院との連携は?
・待ち時間を短くして欲しい。
・医師は確保出来るのか。
・経営優先となり不採算部門が切り捨てられるので
 はないか。
・看護師等の職員の待遇が下げられるのではない
 か。
・地域連携組織に労組代表や公募委員を入れる
 べき。
・住民アンケート調査をやって欲しい。
・子供病院との連携を図って欲しい。等々です。

 また、須坂病院についての市民の見方として、本音も聞かれ結構楽しい会でした。
 と言うのは、
・みんな近くに県立病院があるのに噂で他の長野市
 の病院へ行ってしまう。
・一度事故のケガで須坂病院にお世話になったが、
 措置やサービスが悪く二度と行く気にもならない。
 病院に愛情が欲しい。
・病院にかかった人から、余り良い話しは聞かない。
 長野市民病院、中野の北信病院等他の病院とし
 て比較し信頼度はどうなっているのか。等々、現状
 の須坂病院に対する厳しい意見が出されました。

 また、一方では、
・評判が悪いと聞いていた須坂病院に2週間入院し
 お世話になったが、看護師さんには笑顔で親切に
 対応して頂き敬服した。
 看護師さんの、あの笑顔や対応は、どの様に医院
 長は指導しているか知りたい。
・長野市民病院や日赤になぜ流れて行くのか、疑問
 に感じる?市民がもっと身近にある須坂病院をよ
 り良くするために、どうすれば良いかを考えるべ
 き。等の前向きな意見も出されました。


 これらの意見についての知事や病院事業局長、須坂病院医院長、須坂市長の回答は今日段階では割愛します。
 しかし、私は長野市民病院整備に深く関わり同病院に愛着を持ちながら、現在は県立須坂病院の医師を信頼しお世話になっている患者としては、この集いで現須坂病院に対する地元の須坂市民から批判が多く出されている状況に接し、とても悲しくなりました。
 と同時に、私も須坂病院を本当に選択していて大丈夫だろうかと不安を抱きました。


 会場からの帰り、私は車を運転しながら、今日の県立須坂病院の独法化の議論は須坂市民の皆さんの意識とかみ合っているのだろうか様々考えました。
 今回、出された意見は現状の須坂病院に対する批判が多く、昔からの同病院に対する固定観念が克服されていないのではないか。
 それ故に、病院の地方独立行政法人化という課題に対して、須坂市民は「愛着」がないために、「まだ人ごと」の姿勢でいるのではないか。
 これまで多額な県民全体の税金を投じて来た須坂病院が、独法化という新たな転機を迎えようとしている時、また、その中で医師等の研修など県立病院全体の拠点としての役割を位置付けようとしている時に、須坂市民の反応が他の病院を向いている様では、須坂病院を県立病院全体の拠点とする意義は失われているのではないか。
 須坂市民の皆さんが、医師の確保など様々な批判をする前に、今や、それぞれの地域間競争により「医療は与えられるものでなく、守り拡大して行く」を自問自答することが、まず問われていると思います。
 特に、須坂市の場合は歴史的に県立があることが当たり前と受け止めいるいる要素がありますが、県がこれまで様々な努力をしても、なおかつ、市民からの「悪いイメージ」を脱却できず、ここに及んで「愛着」を持たれていない病院を、須坂市におかなけばならない理由は、どこにあるのでしょうか。


 むしろ、須坂市民が現状において圏域の住民に愛されていない理由は何かを抜本的に調査した上で、その結果により須坂病院のあり方を検討すべきです。
 須坂市は、これまで歴史的経緯から県立病院があったために、そこに医療政策を依存して他の市民福祉の向上のために予算を使うことが出来ました。
 しかし、長野市民病院をはじめ県内の幾つかの自治体は自ら努力して市民への医療提供のため、病院経営をし維持して来たことの大変さを考えれば、これまで須坂市は県に甘えて来たのではないでしょうか。
 須坂市は、この間、その浮いた予算を、何に使って来たのか県民全体に説明責任を果たすことを問いたいと私は思います。
 今になって、須坂市民が須坂病院に対し、「愛する心を持つ」なんてことは、今まで須坂市や市民は何を行って来たのか考えれば、聞きたくもない言い訳に思えてなりません。
 もし、県立病院の地方独立行政法人化を行うのであれば、須坂市民の現実の医療行為に配慮し、須坂病院は須坂市の直営にするか、そのことが許されないのであれば、須坂市からの応分の出資金の負担を求めることや、さらに、長野市民病院や県のリハビリセンターも含め、須坂病院の存続のあり方を、一度リセットし白紙から検討し直さなければ、須坂市民の意識は変わらないのではないか。などについて、つい真剣に考えてしまいました。


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子供宝くじ

2009年04月23日 | Weblog

「子供がいたらラッキーの宝くじ予算」 

 4月21日の朝日新聞コムに、次の記事がありました。


社民党の福島党首は21日の記者会見で、政府が09年度補正予算案に盛り込んだ小学校就学前3年間の子ども1人につき3万6千円を支給する施策について「3、4、5歳児がいる人はたまたまラッキーという内容だ。宝くじや年賀状の(当選番号の)末尾じゃないよ」と批判した。
 バラマキと批判した08年度2次補正の定額給付金になぞらえ「子ども(限定)定額給付金」とも指摘。09年度補正予算案について「国民全体に安心安全を与えるものではない。審議を尽くし反対する」と語った。


 この、3、4、5歳児に限定した「子ども(限定)定額給付金」(子育て応援特別手当)は、なぜ年齢を限定したのか。子ども達の差別になるのではないか。子育て支援や少子化対策に繋がるのか。等々、県議会でも様々論議になり、2月定例県議会で、この制度を今年度に限定せず国において、「子どもの健やかな育成を支えるため、子育て家庭に対する手当や所得税控除、奨学金制度の拡充を図るなど、経済的支援の充実に必要な措置を講じるよう強く要請する」趣旨の「子育て家庭に対する経済的支援の充実を求める意見書(案)」を可決し、国に取り組みを強く求めたところです。


 ところが、その後この「子育て応援特別手当」について、原因は今だ分かりませんが厚生労働省の支給対象者の児童数が実際より少なく見積盛られていて、予算が不足するという実態も明らかになりました。


 緊急経済対策について、政権与党に言われるから役人の頭で考えられることをまとめたというのが第2次補正予算の内容であり、それ故に、3、4、5歳児になぜ限定したのか説明もつかない。また、必要な経費の見積もりも間違っていたという結果になっていると思います。


 日本社会の少子化による人口減少の予測は、大変厳しいものがあります。
 我が国の将来に向けて持続可能な社会(日本)を築いて行くためには、思い付きのバラマキでなく、今行うべきことは、子育て世代や未婚の世代が何を求めているか緻密な調査を行い、少子化社会を克服しているフランスの例などに学びながら、効果ある対策を行うことが問われています。
 大いに、この問題も国会において徹底審議することが問われていると思います。

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「派遣法改正案」

2009年04月22日 | Weblog

「派遣法改正案」3野党提出へ
     社民、民主にも参加呼びかけ 


 4月20日の新聞に、次の記事がありました。


社民党の福島瑞穂党首は19日、新潟市内で記者会見し、登録型派遣の原則禁止を盛り込んだ労働者派遣法改正案を、今月末にも他の野党と共同で国会提出する方針を表明した。社民党は、共産、国民新両党と共同歩調を取っており、民主党にも参加を働き掛ける。
 22日には福島氏が民主党の緊急雇用対策本部長を務める菅直人代表代行と会談し、最終調整を行う予定。福島氏は「民主党が(改正案に)乗ってくれるよう全力を挙げる」と強調した。
 ただ、民主党が難色を示した場合でも、野党3党で、早ければ今月末に改正案を提出する。
 福島氏によると、改正案は、登録型派遣以外の、期間の定めがない常用型の派遣労働については職種を専門職に限定して認める内容。
 派遣法をめぐっては、民主、社民両党が今年1月、製造業への派遣規制を盛り込んだ改正案を今国会に提出する方針でいったん一致。だが民主党内で「偽装請負が復活する」などと製造業派遣規制に慎重論が強く、協議が難航している。


 「民主党が難色を示した場合でも、野党3党で、早ければ今月末に改正案を提出する。」
 これで良いと私は思います。
  「偽装請負が復活する」などと理由を付けていますが、そうさせない手段を講じれば良いのであって、結局は連合加盟の民主党を支持する自動車や電気などの製造業の組合が、自らの正社員としての身分を守るために、調整弁として派遣労働者を利用して来た仕組みを手放したくないため、「製造業派遣規制に慎重論が強い」のであって、この際、安易に妥協することなく国民の前で率直に論議することの方が大切だと思います。

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党利党略(解散総選挙の時期)

2009年04月21日 | Weblog

結局は、どこも判断は党利最優先。


 4月19日の読売新聞。
 「解散は7月の都議選後」…公明党・高木選対委員長
公明党の高木陽介選挙対策委員長は19日のフジテレビの番組で、衆院選の時期について、「(2009年度)補正予算案が出る。関連法案を含めてかなり時間がかかる。その後はサミット(主要国首脳会議)もある。様々な懸案を解決しながら信を問うとなると、東京都議選の後になるのではないか」と述べ、7月12日投開票の東京都議選後になるという見通しを示した。
 衆院選後の政治情勢については、「(自民党、民主党が)どちらも過半数を取れなかった場合は流動化の可能性がある。その場合、公明党の数はかなり(意味が)大きくなる」と指摘した。

 自民党の細田幹事長は19日、埼玉県本庄市で開かれた党衆院議員の会合での講演で、「今の補正予算も(関連する)法律も通し、普通の消費ができるまでに戻って、『麻生政権はよくやった』という時に選挙をやっていきたい」と述べ、衆院選は補正予算案と関連法案が成立してから行うべきだという考えを示した。


 民主・岡田副代表「小沢代表に説明してもらわないと」
 民主党の岡田克也副代表は18日、三重県東員町で開いた会合で、小沢代表の資金管理団体を巡る政治資金規正法違反事件について「国民の7割以上が説明に納得できないと言っているのに政権交代できるはずがない。代表自身に説明してもらわないといけない」と述べ、小沢氏自身の説明が必要だと強調した。
 これに関連し鳩山幹事長は18日、佐賀県嬉野市での会合で、「小沢氏が分析して『行ける』とわかった時には、政権交代に向けて進んでいく。もし『難しい』と判断した時には、当然、新たな道で頑張るという話になる」と述べた。

 皆さんは、どう思われますか。


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飯田市議選と佐久市長選

2009年04月20日 | Weblog

飯田市の市議会議員選挙に伺いました。


 4月19日(日)は、佐久市長選や飯田市議選などの投票日でした。
 私は、この両選挙とも考え方が近く、しかも、お世話になっている方が出場しており、日程が詰まり厳しい中で、飯田市議選へは応援に佐久市長選には陣中見舞いに伺いました。


 4月17日(金)は、飯田市議選で4期目に挑戦している清水可晴さんの応援に行って来ました。
 清水さんは、県の自治労政治連合の事務局長として会長である私をホローして頂いている方です。
 彼は、飯田市役所職員としての経験を生かすため12年前に立候補し当選。
 それ以来、地元の対応は当然として、地方分権における地方議会の役割とは何かを常に自問自答し、2年前に飯田市議会で制定された自治基本条例の提唱者として、また、条例制定のため議会のまとめ役として手腕を発揮してきた方です。
 今や、飯田市議会のこの条例制定過程で市民との同意形成も含めた地方自治のあり方は、全国から注目されています。
 無論、議会は複数の議員の集合体であり一人の議員の考えによって目的を達成出来できるものではありません。
 しかし、彼は、今後の市政運営にとって必要と思うことを理論的に他の議員や理事者に説明・説得し、まとめ役を果たして来たと思います。
 地方分権から主権が問われる中で、私は、首長の提案に対し議会側が「イエス」というだけが役割ではなく逆に議員側が、市民の民意として積極的に提案をして行くことが、むしろ県民や市民の生活向上に繋がることが多いと考えています。
 清水可晴さんは、開票の結果3位で当選しましたが、4期目の清水議員の役割は、これまでの実績に溺れることなく、持ち備えた手腕を発揮され、市民と議会の関係などモデル的な「議会基本条例」の制定や全国から注目されている飯田市議会をさらに発展させる中心的な役割を担って頂くことを期待しています。
 また、社民党推薦で本当に真面目な木下容子さん、下平かつひろ氏が当選され、また同じ会派として活動出来ることは何よりの喜びです。


 ところで、私が応援に駆けつけた17日は朝から雨で、車から眺める景気は暗く感じました。
 でも、午後からは天候も晴れ、花桃の花、芝桜、菜の花、花水木どが一斉に咲き誇り、この季節は飯田市民の皆さんにとっては当たり前の光景かも知れませんが私にとっては感動でした。
 
 翌日の4月18日(土)は、佐久市長選に立候補している柳田清二前県議の事務所へ陣中見舞いに伺いました。
 柳田氏は、前知事時代から、ともに会派の幹事長として様々の論議を行い、県から提案された議案への判断や議会での行動などについて真剣に論議した「仲間」だと私は思っています。その意味で、柳田議員が県議会におられなくなったことを、寂しく思っています。
 柳田氏は、見事、当選されましたが、何事にも冷静に対処し佐久市民の生活向上のため、改革派市長として頑張って実績を重ねて頂くことを期待しています。

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