6月定例県議会が閉会しました。
6月17日から開会していた6月定例県議会が7月2日閉会しました。
この議会は、7月22日告示の知事選を前に既に引退表明している村井知事にとって最後の議会となりました。
そのため、村井知事は議案説明に先立ち「少しく所感を述べさせていただきたい」として、知事就任以降の3年9か月をふり返りました。
その中で村井知事は、「知事として目指してきた長野県の建て直しは進み、新たな長野県発展の礎を築くことができたのではないかと自負しております。」とし、先に次期知事選には立候補しないことを表明したことを述べ、今期限りで知事を退く考えを示しました。
この村井知事の引退表明に対し、議会最終日の7月2日には各会派代表が「知事への慰労のことば」を述べるとともに、寺島議長から「知事への慰労のことば贈呈の決議」が提案され、知事に贈られました。
村井知事の任期は8月30日までで、8月8日には新知事を選ぶ知事選挙が行われます。
6月定例県議会で4日間行われた一般質問では、村井知事の引退表明や参議院選挙と重なったためか、質問者は何時もより少なく24人が行いました。
質問内容で多かったのは、村井知事のこれまでの評価と今後の県政課題、公共交通対策、教育問題、農業問題、地元の道路や河川整備、県組織の在り方、国の事業見直し、景気・雇用対策、障害者福祉の充実等々でした。
なお、私は今議会では一般質問を行いませんでした。
6月県議会に提案され可決された議案は、仕事を探す人が介護施設で働きながらホームヘルパーの資格を取れるよう支援する事業や子ども手当支給対象外の施設入所児童等への支援などを盛り込んだ総額27億円の補正予算案など32の議案と教育委員に元県議の高木蘭子氏(64)=小諸市=と公安委員に安藤博仁氏(71)=松本市=を再任する2件の人事案を可決しました。
また、議員提出議員提出議案では「鳥獣被害防止対策の充実を求める意見書案」など6件、委員会提出議案では「山岳環境等浄化・安全対策緊急事業費補助の継続を求める意見書案」など3件を可決しました。
議員提出議案 http://www.pref.nagano.jp/gikai/tyousa/gian2206.htm
委員会提出議案 http://www.pref.nagano.jp/gikai/tyousa/gianiinkai2206.htm
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