たけちゃん活動・生活日誌

県議としての活動に追われてきましたが、引退後の生活の様子や、感じていることを発信しています・・・。

参議院議員選挙結果から

2010年07月12日 | 社会生活

参議院選挙が終わりました。


 第22回参院選は、民主44、自民51、みんな10、公明9・共産3・社民2、たちあがれ1、改革1という結果となった。
 与党系は非改選を含めて110議席と、過半数の122議席を大きく割り込んだ。
  社民党は比例代表で2,242,736票で福島党首と吉田ただとも氏2名当選に止まり厳しい結果となった。
 また、県内での比例代表票は53,459票で、前回07年の参議院選挙時の62,622票と比較し9,162票(得票率で0.77%)下回った。
 さらに、長野市での比例票は、9,057票であった。
 今回の参議院選で社民党県連は選挙区への候補擁立を断念したが、この結果はその影響があったことは否定出来ないと思う。
 しかし、前回と比較し9,162票減に止めたことは、厳しい情勢の中で何とか踏みとどまったと言えるのではと思う。
 熱心に活動いただいた皆さんや支援頂いた皆さんに、心から感謝を申し上げたい。


 今回の選挙をふり返ると普天間基地の移設をめぐる政権離脱後、菅首相による消費税発言により、すっかり争点が消費税問題となってしまい、社民党の主張が薄くなってしまったと思う。
 でも、アメリカ追従、消費税値上げ前提、法人税の減税など大企業優遇、公務員給与削減など垣根の無い2大政党に対し、社民党の存在のこれからが問われると思う。
 また、2大政党と同じく議員定数の大幅削減と公務員給与の大幅削減等を掲げた「みんなの党」が10議席を獲得したことは、これらのことが加速され、特に議員定数の削減は少数政党であり社民党にとっての存在が問われる正念場となる。
 今回の選挙結果を受けて、来年の統一地方選への候補擁立などの準備を加速させていかなればならない。


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幼い政治

2010年07月12日 | 社会生活

唐突な発言と認める菅総理。


 今回の選挙結果を受けて、菅総理は、記者会見で消費税について、「外務大臣をしていてギリシヤ問題から財政再建計画と向かい合い全国の皆さんに発信したことが、唐突であったことが今回の結果を招いた。私としては、今回の提起が国民の皆さんに否定されたとは思っていない。スタートラインに立ったつもりで紳士な気持ちで頑張りたい。ねじれ国会について、野党の皆さんと充分協議し共通出来る部分をやってまいりたい、例えば労働者派遣法の改正については社民党の皆さんと、郵政民営化改革法案については国民新党と法案を作った経過があるので協力して行きたい。消費税については、問題提起をしたことで財政再建など税制改正など国民の皆さんに浸透した。他党にも協議を呼びかけたい。」などと述べた。
 しかし、「木を見て森を見ない」で大事な選挙を前にして「唐突な発言」をする成熟しない「幼い」政治家が、何時まで総理を続けることが出来るのだろうか。
 民主党の各「大臣」もこれまでバラバラな発言をして閣内不一致等と自民党に批判されて来たが、「幼い政治」から早く国民に信頼される「大人の政治」へと成長して欲しい。
 地域主権の仕組み作り、安心出来る年金や医療・福祉・雇用制度の確立など、早く国民に将来の姿が描ける仕組みを示して欲しい。

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