たけちゃん活動・生活日誌

県議としての活動に追われてきましたが、引退後の生活の様子や、感じていることを発信しています・・・。

決算特別委員会の機能・強化

2012年01月31日 | 長野県議会

通年決算委員会の鳥取
  県議会を調査しました。


 1月26日(木)は、午後4時から決算特別委員会の機能・強化について、通年で委員会を設置している鳥取県議会の取り組みに学ぶため、鳥取県議会に調査活動に伺いました。
 鳥取県議会では平成19年に議会改革推進会議の検討を経て、決算審査特別委員会の在り方について、同年6月の決算審査委員会において通年化を決定し現在に至っています。
 通年化の目的は、業務のアウトソーシングや債務負担行為の活用など、様々な予算執行の手法が展開される中で委員会を通年設置することにより、決算書作成以前における調査を強化するとともに、決算認定以降においても指摘事項の対応状況をフォローするなど、議会機能の効果的な発揮を可能にするとしています。
 委員構成は、正副議長と議会選出監査委員を除くすべての議員で構成し、審査及び調査を効率よく行うため委員会に6つの分科会を設置しており、正副委員長及び各分科会長(主査)の8名で「主査会」を設置し、審査・調査の実施方法や各分科会での意見集約、委員長報告の原案作成等を行っています。
 この制度による、平成22年度での決算審査委員会での審査日程は以下の通りです。
6月定例議会中 
 本会議(委員会の設置)
  委員会(正副委員長の互選・分科会の設置と正副主査の選任等)
9月定例議会中
 主査会(分科会での審査の方法・日程協議)
 各分科会開催(書類審査・公益法人の経営状況・集中審査)
 委員会(決算概要説明と代表監査委員説明・前年度決算委員会指摘事項の対応説明等)
閉会中
 分科会(集中審査・現地調査・財政支援団体調査)
11月定例議会中
 分科会(審査における意見の取りまとめ等)
 主査会(各分科会の報告と意見のとりまとめ)
 本会議(決算議案の付託)
  全体会(議案の認定可否・委員長報告の決定)
 主査会(口頭指摘事項の執行部伝達)
 本会議(委員長報告・採決)
       (文書指摘事項の知事への申し入れ)
 以上が鳥取県議会での調査の概要ですが、先の11月定例県議会中での議会運営委員会への議長からの本県議会の決算特別委員会の機能強化について諮問を受け、私の所属する会派では手分けをして先進議会である長崎県議会や鳥取県議会、岡山県議会等の調査を行っています。
 私も、ようやく公務が減少する時期となったことから、岡山県議会調査に参加しますが、それらの結果を受け本県議会の実情に適した決算特別委員会の機能強化と充実について、このブログで提案したいと思っています。

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県政報告会

2012年01月29日 | 長野県議会

南屋島地区の県政
  報告会が行われました。


 1月25日の午後は3時半から行われた長野県日中友好協会新年会に出席し、乾杯の音頭を行った後は、夜6時から開催された私の後援会の南屋島支部主催の県政報告会に参加しました。
  私からは報告で、この間の議会改革の取り組みや事業仕分け、新たな中期総合計画の策定、並行在来線、新交通ビジョンの策定、信州産木材活用誘導型の住宅リフォーム制度の創設、、30人規模学級の中学2年までの拡大、県短期大学の4大化、地元の課題等々について約40分間お話しをさせて頂きました。
 この地域は約300世帯弱ほどですが、会には36名の皆さんにご出席頂きました。

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知事と正副議長・各会派代表との懇談会

2012年01月28日 | 長野県議会

知事と正副議長・各会派代表
   との懇談会が行われました。


 1月25日(水)午前10時半から、毎定例会前に行っている知事と県議会正副議長及び各会派代表者との懇談会が行われました。
 懇談会では、まず県側から2月定例県議会に提出を予定している主な議案と「森林整備加速化・林業再生基金」について説明があり、その後、正副議長、各会派代表の順番で議員から当面の課題について意見を述べました。

 私からは、本日から新年度予算案の知事査定がはじまるが、車の両輪としての議会広報の充実に向けて配慮を願いたいこと。新たな中期総合計画の策定作業が本格化するが、「長野県基本計画の議決等に関する条例」を尊重し、議会との車の両輪で策定してほしい。また、計画策定後の事務事業評価は同条例の5条により議会への報告が求められており、決算調書として活用されていることを踏まえ、決算委員会の機能充実のためにも、事務事業評価は現在の自己評価に加え第三者評価を行う仕組みを新年度検討して頂きと申し上げました。


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会派の対話集会

2012年01月27日 | 長野県議会

改革・新風の県政対話集会が行われました。


 1月24日(火)、午後6時から東御市中央公民館において、私の所属する会派「改革・新風」の県政対話集会が行われ出席しました。
 この会には、東御市選出の石和議員の支持者らを中心に約300人の皆さんが出席され、、2時間にわたり意見交換を行いました。

 11名の方が発言されましたが、内容は自然エネルギー政策、議会改革、不登校対策、道路整備や新交通ビジョン、放射能物質の測定、地震によるダムの安全性、河川改修等々多義に渡りました。

 これら出された意見については、それぞれの議員が所属する常任委員会ごとにお答えし、ご要望については今後、地元石和議員を中心に、その後の結果についてお返しすることにしました。

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農業経営者協会

2012年01月27日 | 長野県議会

農業経営者協会創立40周年記念式典


 1月24日に松本市で農業経営者協会創立40周年記念式典が開催され、県議会を代表し出席しました。
 県農業経営者協会は、前身である「長野県農業経営者育成協会」として設立されて以来、40年間にわたり、農業後継者の育成活動や農業者の地位向上、地域農業振興の振興に大きな役割を果たして来ました。

 祝辞では、厳しい農業を取り巻く環境のもと「地域農業の牽引者として魅力溢れる農業の実現と、優れた農業経営の担い手の確保・育成のため、ひいては本県農業の飛躍的発展を図るべく、一層の御尽力を」お願いしました。

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「信州型事業仕分け」の今後は?

2012年01月22日 | 長野県議会

会派として事業評価
    (仕分け)の試行を行います。


 私の所属する会派、改革・新風では2月14日(火)に会派として県の3つの事業について事業評価(仕分け)を試行的に行うことにしました。
 この取り組みは、阿部知事が先の知事選において「信州型事業仕分け」を公約しましたが、就任後、その実施について自民党などの県議会内での抵抗があり、一端は予算計上を断念した経過があり、紆余曲折を経て過去2回実施しましたが、本来は議会に評価を行う役割があるとの思いから、先に議長から議会運営委員会に諮問された決算特別委員会の機能・強化・充実に向けて、実際に試行することにしたものです。
 「信州型事業仕分け」の今後については、何回か知事とは意見交換していますが、知事は公約の柱として「仕分け」の継続に拘っていますが、私達会派としては、知事が公約した「信州型事業仕分け」を発展進化させ、現在は県が行っている事業についての事務事業評価について、県職員の自己評価に加え第三者評価を行い、必要があれば「仕分け」を行う仕組みを提案しています。
 つまり、この仕組みになれば、これまで各事務事業評価ついて職員の自己評価のみの「意見」で決算特別委員会に提出されていた調書に、第三者の意見も付記され、さらに決算特別委員会の審査機能が高まることになるからです。
 しかし、この提案については、平成24年度中に政策評価や事務事業評価の在り方も含め検討し、新たに策定する中期総合計画の初年度である平成25年度から行う意向を示し、24年度は執行部側として「仕分け」をどうしても行いたいとしています。
 いずれについても、私達会派としては議長から諮問された決算特別委員会の機能・充実・強化に向けて、会派としての提案をまとめるためにも、まずは自らが行う事務事業評価(仕分け)をおこなってみることになりました。
 詳細な日程や内容については、下記の会派のホームページをご覧下さい。
 http://kaikaku-shinpuu.com/news/2012/01/post-5.html

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長野県地方自治政策課題研修会開催

2012年01月19日 | 長野県議会

第7回長野県議会地方自治
 政策課題研修会が開催されました。
                       


 1月17日(火)、午後1時から県庁講堂において、第7回長野県議会地方自治政策課題研修会が開催されました。
 今回のテーマは、昨年の東日本大震災を踏まえた災害対策で、講師は昨年3月11日に被災した栄村長の島田茂樹氏と、被災記録を教訓とした災害対策を研究し提案している新潟大学災害・復興科学研究所准教授のト部厚志(うらべあつし)氏でした。

 今回の研修会の内容が、災害対策であったためか、会場には600名を越える市町村議員や職員の皆さん、県民の皆さんにご参加頂きました。
 講演では、島田栄村村長からは栄村の概要とともに震災後の被害状況、復興の現状などが報告され、ユーモアをまじえた講演に質疑では会場から多くの質問が出されました。
 また、新潟大学のト部氏は、栄村の今回の東日本大震災や中越地震、過去の善光寺地震、長沼地震時の場所によっての揺れ方を分析した結果を報告し、今後の復興計画や都市計画の在り方について具体的に提案しました。

 副議長として閉会の挨拶が役割である私からは、講師の皆さんや参加頂いた皆さんに感謝を申し上げた上で、「今日の研修会で得たことを県議会は無論、各市町村で生かして欲しい。県議会では、議会基本条例を制定していますが、その11条には市町村議会との交流及び連携を規定しており、今回の研修会は、その一環であり、今後とも皆さんのご意見を頂きながら、その時々の政策課題について実行委員会の皆さんが主体となり、この研修会を続けて行くことにしています。ご出席の皆様には今後とも、ご協力をお願い致します。本日は、誠にありがとうございました。」とする趣旨を申し上げました。
 
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文化・芸術・スポーツ団体新春パーティー

2012年01月18日 | 長野県議会

長野県文化・芸術・スポーツ団体
   新春パーティーに出席しました。


 1月16日(月)は、午後12時半から松本市のホテルブエナビスタで、信濃毎日新聞社主催による長野県文化・芸術・スポーツ団体 新春パーティーが開催され、副議長公務で出席しました。
 この会への出席者は、自治体関係者は私も含め菅谷松本市長など7人と少ないのですが、文化・芸術・スポーツを担う方々や美術館や文化会館、スポーツ施設を担う方々、経済団体、信毎関係者など約300名の皆さんが出席され盛大なものでした。

 冒頭挨拶した信濃毎日新聞の小坂壮太郎社長は、昨年を振り返りながら東日本大震災の教訓や松本山雅のJリーグ参画など県内スポーツの活躍等を述べた上で、今年は、震災復興対策で景気は上向くと予想されているが、それは悲しく求めて期待することでなく自発的な景気回復が求められる。その意味でも、昨年は各種映画やドラマのロケ地で県内が紹介され観光客が増えたことや、県内スポーツ団体が活躍したしたことを踏まえ、今年は、さらなる飛躍を期待したい趣旨を約15分間述べました。

 その後は、昨年活躍した結果を踏まえ、松本山雅の社長・監督・県内出身選手が紹介されJ2での活躍とJ1昇格への決意を述べた後、同じく昨年活躍したAC長野パルセイロ、BCリーグ信濃グランセローズ、プロバスケットポール男子bjリーグの信州ブレイブウォリアーズの各代表者が今年の決意を語りました。

 乾杯の後は、懇談しながら名刺交換を行いました。

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アジア・アフリカ支援米発送式

2012年01月16日 | 社会生活

アジア・アフリカ支援米 
 国際協力田米 合同発送式


 1月13日(金)は、県労農会議の幹事会の後、午後12時20分からJA長野県ビル前で「アジア・アフリカ支援米 国際協力田米 合同発送式」が行われ主催者の一人として出席しました。

 この取り組みは、1970年代後半からアフリカやアジアで飢餓が進行したため、1985年に「アジア・アフリカ飢餓救援米運動」としてスタートし、本県では県労農会議が1995年から「米一握り運動」として今回で17年目となります。
 その後、本県では1998年からJA長野県グループがこの取り組みに参画し、今日まで継続した取り組みが行われています。

みんなで子ども達へのメッセージを書き入れました。

 発送式で、県労農会議議長として主催者の一員として挨拶した私からは、これらの経緯を申し上げた上で、「県労農会議では、この一年間6つの地区労農会議で、心を込めて田植えから管理、稲刈りを行って頂いたお陰で、今回は3.3キロの支援米を送ることが出来ます。
 これまで、本県から支援米を送り続けて来たアフリカのマリ共和国では、そのことがききかけで自ら水田を作付けしたり、井戸を掘ったり、木を植え緑を増やしたり、学校を建てるなどの活動に繋がっていると聞いている。継続は力と言いますが、この取り組みは今後も継続して行く必要がある。

 また、私達のこの取り組みはただ単に飢餓に苦しむ皆さんへの国際的支援に止まらず、この取り組みを通じて休耕田等を活用し支援米を作付けすることにより、水田(農業)の果たす環境循環機能を再認識し、日本の農業を守り、食糧自給率を高めて行くことも目的にあります。
 しかしながら、現政府はTPPへの交渉参加に踏み込みつつあり、私達は日本の農業を守り自給率を高める取り組みは無論、他の医療や福祉、様々な分野や雇用に深刻な影響を与えるということを広く訴えることが問われています。」等々を申し上げました。

 出発式が終わり、午後1時半から行われたJA長野県の「食と農と環境を育むネットワーク」主催の学習会では、支援米をアフリカのマリ共和国へ送るのに協力頂いているマザーランド・アカデミー・インターナショナル代表の村上章子氏が講演し、マリ共和国への長野県からの支援米が全国で27%を占めており先進県として感謝しているとして、写真等を示しながら確実に支援米が現地の子ども達に届いていることを証明してくれました。
 また、今後は先進的な取り組みを行っている本県の取り組みとして、道の駅などを活用した「国際協力の基地」を行ってはどうか等との提案が行われました。


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県立阿南病院起工式

2012年01月15日 | 長野県議会

県立阿南病院耐震化
     改築工事起工式に出席しました。


 1月11日(水)は、副議長公務として下伊那郡の県立阿南病院の耐震化改築工事起工式に出席し、祝辞を述べました。
 その中で、平成22年4月より、阿南病院をはじめとした県立5病院は、地方独立行政法人 長野県立病院機構の運営となり、「新生」県立病院として、新たなスタートを切りました。
 この独法化により、自由度の高い経営組織が構築され、社会環境の変化への柔軟な対応が可能となり、本県の地域医療を支え、発展させる原動力として今まで以上に、その役割に大きな期待が寄せられいます。
 県議会としても、中期計画の認可や負担金の予算、決算に関する議決などを通じ、今後も各県立病院の発展、ひいては県全体の医療体制の充実に最大限の努力をしてまいります。
 本日は、下伊那地区の町村長の皆様が大勢出席されておりますが、先ほど私は独法化により柔軟な対応が可能となった趣旨を申し上げましたが、医療のみならず保健・福祉の面からも町村との連携を図り、阿南病院をその拠点として活用して頂くことをお願いします。
 また、看護師不足に対処するため各地域の中で人材の発掘をして頂くようお願いします。とする趣旨を申し上げました。

 この阿南病院新本館棟は、免震構造で屋上にはヘリポートが整備され、平成25年春オープン予定です。
 
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