たけちゃん活動・生活日誌

県議としての活動に追われてきましたが、引退後の生活の様子や、感じていることを発信しています・・・。

信濃美術館「触れる美術作品」と「映像作品」制作に寄付を!

2019年08月31日 | 長野県政
 現在、長野県信濃美術館本館は令和3年度開館を目指し、現在建替え工事を行っています。
 新しい県立美術館には、無料で作品を鑑賞することができる「屋根のある公園」ゾーン等に展示するコンテンツとして、触れる美術作品と映像作品を新たに制作し、開館時に展示することになっています。
 誰もがあらゆる感覚を使って美術を楽しむとともに、普段美術に関心のない方にも興味をもってもらい、アートが身近に感じられる場所へ皆さんと一緒に育て行くことが信濃美術館の目的の一つでもあります。
 そのため、「新美術館 みんなのアートプロジェクト」として、この委託制作に必要な費用を調達するため、クラウドファンディング型の寄付募集を行なっています。
 目標金額は2000万円で、募集期間は令和元年8月2日から令和2年3月31日までですが、私も県議中にこの取組みに熱意を燃やしたことから、新美術館に私の愛着の思いを寄せるため寄付をしたいと思っています。
 なお、特典として、1万円以上のご寄付の方には、寄付者銘板にお名前を掲出するとともに、開館後、委託制作者の解説付き見学会に招待すということです。
 寄付の募集は、次のサイトで行なっています。
 https://www.furusato-tax.jp/gcf/590
 
 私は、県議の時、信濃美術館の改築を県の貴重な文化財産の管理・継承や県内文化芸術団体の「聖地」、そして県民文化向上のための拠点として整備することを求め続け、実現したと思っています。
 また、その取組みの過程で、信濃美術館が整備された当初は、民間の熱意により整備された歴史的経緯を踏まえれば、民間や県民が愛する施設として、新たな施設の更新にあたり幅広く寄付を求めるべきであることを主張して来ました。
 そのため、私が現職中に行なった質問の概要を下記に報告しておきます。
 
2016年3月3日 県議会での一般質問での関連事項
 
【竹内質問要旨】
 信濃美術館は昭和41年10月に財団法人信濃館として開館し、今年で50年となります。
 信濃美術館の整備は、当初は民間資金により整備された歴史を考えれば、これから行う整備についても広く、民間からの資金援助を呼びかけるべきですが考えは。

【知事答弁要旨】
 信濃美術館は、指摘の通り、民間放送事業者が中心となって広く寄付を呼びかける中で整備され、その後、県に移管された経緯がある。
 その意味で県民の皆様の熱い思いで出来た美術館であると考えている。
 新美術館も、多くの県民、企業をはじめ、広く民間からの資金的な支援を頂く仕組みなど、様々な方策を検討したいと考えている。
 このことにより、信濃美術館が多くの方に一層愛されることになるよう県として取り組んで行く。
 
2017年10月28日 県議会での一般質問での関連事項
 
【竹内質問】
 信濃美術館の整備について、昨年の2月議会の一般質問で私は、県民に親しまれ愛される美術館とするためには、広く民間や県民に寄付等を呼びかける取組みも必要であることも申し上げ、この問いに知事は、「多くの県民、企業を初め、広く民間からの資金的な支援が得られるよう、他県あるいは海外の事例も参考としながら具体的な方策を検討したい」とされて来ましたが、今後の取組みについて伺います。
 
【青木県民文化部長答弁】
 信濃美術館は、民間事業者が中心となって整備され、その後、県に移管された経緯があり、県民の皆さんの熱い想いで出来た美術館と認識しております。
 新しい美術館においても、多くの県民、企業をはじめ、広く民間からの資金援助などの支援を得られるよう取り組んでまいりたいと考えております。
 現在は、寄付募集において目標を上回る実績を上げている他県の美術館の現地調査を行うなど、具体的な方策の検討に着手しているところでございます。
 先行している美術館からは、建物の姿がビジュアル的に見えた方が寄付を募りやすいといとのアドバイスをいただいたことから、県民の皆さんに新しい美術館の姿をイメージしていただける段階、すなわち設計が固まった段階におきまして、具体的な取組を進められるよう準備をしてまいりたいと考えております。
 なお、具体的な取組につきましては、多くの県民の皆様のご理解、ご協力が必要となりますことや、有効な取組となることが必要と考えておりますので、経済界や先進的な取組をしている美術館関係者に参画 していただいている信濃美術館整備委員会のご意見もいただきながら、検討を進めてまいりたいと考えております。
 
 以上、今整備されている信濃美術館が県民に愛される施設として末長く愛されるよう、民間や県民への寄付募集に至った経緯を報告しましたが、是非とも多くの皆さんにご協力をお願いするとともに、昭和41年の信濃美術館開館当初は民間資金により財団法人信濃館として開館し、その後県に移管された経緯を熟慮すれば、当初整備するため財団を設立した信濃毎日新聞や信越放送さんには、信濃美術館の更新整備について、もっと深く係わって欲しいと思います。

吉田きみお決起集会を開催

2019年08月22日 | 社民党
 8月20日(火)の午後6時から、9月15日投開票の長野市議会議員選挙に挑戦する吉田きみお氏の決起集会が開催され出席しました。
 吉田きみお氏(56歳・高田在住)は、先の県議選で私の後継者として当選させて頂いた池田清県議の、市議の後継として自治労重点候補として決意をして頂きました。
 吉田喜美夫さんは、私の古くからの友人であり、私は、市議時代から大変なご支援を頂いた方です。
 また、最近では、昨年、国の種子法廃止に対する対応として、本県として種子や県民の食の安全を守るため、吉田さんから県独自の「条例制定」の提案を受け、今年6月県議会で可決された「長野県主要農作物及び伝統野菜等の種子に関する条例案」について、県との話し合い等により、知事に提案を決断させた経緯があります。

 このことは一つの例ですが、最近の国政や県政、市政において、何をするのかが不明確で、ひたすら勝つことを目的にしたパフォーマンス的な方が多く、政治の質の低下を招いている状況の中で、吉田さんは、これまでの農林水産省勤務の経験から県の条例制定に貢献するとともに、食の安全や安心、貧困家庭の子供を救援するためのボランティア活動を行なう実績に基づき、市政の場で活躍したいと、職を辞して決意して頂いた信念のある人です。
 この日の決起集会で、私は社民党長野総支部顧問として挨拶を求められ、吉田さんが立候補する意思を表明したのが、事実上7月に入ってからであり、大変出遅れている。
 しかし、私が36年前に市議選に初めて立候補した時も投票日まで2ヵ月を割っている状況と同じであり、私を後継者として受け入れて頂いた当時の後援会長である故藤倉武元市議から投票日二日前に、「後200票足りない!」との強烈な激を受け、私を中核的に支援して頂いた当時の青年共闘の皆さんが、燃えに燃えた追い込みをして頂いた結果、下から5番目で当選させて頂いた歴史がある。
 今回の選挙も正に同じ状況であり、やるべきことは、今日お集まりの皆さんが気持ちを一つにして、それぞれの組織に浸透させることや、家族・友人・知人に声をかけ切る以外ない等を訴えました。
 決意表明した吉田きみお氏からは、経済最優先の社会ではなく、子供達や高齢者に寄り添った弱者優先の社会にしたい。皆さんの意見を聞きながら、よい良い市政を確立するため頑張りたい等の決意が述べられました。
 私にとって今回の市議選は、私の後継者として池田新県議に引き継いで頂いた後、こんどは池田氏の後継としての吉田きみお氏に引き継ぎ、市議会に布目ゆきお氏とともに社民党籍を持つ議員を何としても2名維持することが、私の議員生活引退に当たっての至上命題であり、そのため、吉田きみお氏の当選のため全力を尽くす決意です。

県獣医師の確保について

2019年08月21日 | 長野県政
 近頃、県のホームページを見ていると、県の来年度職員採用で現在不足している獣医師職員の職員採用選考考査の募集が9月3日までの日程で行なわれていました。
 本県でも獣医師の不足は深刻であり、私は県議引退のため最後となる今年2月定例県議会で、「獣医師の確保対策」として、処遇改善等を求めて来ました。
 その意味で今回募集に当たり、処遇改善や募集要件を改めていただき実行していることに敬意を表するとともに、成果があがり一日も早く獣医師の定数を満たすことを期待します。
 なお、今回の獣医師募集に当たって県が示している処遇改善の主な内容は、下記の通りです。
 
 「前年度に引き続き受験年齢の上限を事実上59歳までとし撤廃するとともに、本年度は年3~4回の選考を実施する予定で、その他給与・勤務条件等の改善(検討を含む)を行うとともに、獣医系大学への訪問や情報提供などPR活動のさらなる充実により、優秀な獣医師職員の確保に努めてまいります。」とし、「長野県では、獣医師の皆さんがより働きやすい職場づくりに向けて見直しを進めています!」としています。
 その上で、具体的には「給与の改善」として、「給与の改善に向け、初任給調整手当の導入を検討しています。」とし、「受験者の利便性の向上」として「多くの方に受験いただけるよう、通年で募集を行います。(年3~4回選考を実施予定)」とし、「公衆衛生分野と畜産分野の人事交流を推進」として、「勤務いただく職場の選択肢を拡げ、幅広い知識と視野を持つ職員を育成するとともに、家庭事情等に配慮した勤務地の決定を進めていきます。」等としています。
 
 私が2月定例県議会で行なった獣医師の確保についての質問と答弁内容は下記の通りです。
 
獣医師の確保対策について
 
【竹内質問】
 近年、食の安全確保や、鳥インフルエンザ等の動物由来感染症、口蹄疫、豚コレラ等の伝染病への対応など、人と動物の健康に対する危機管理体制の整備が求められる中、食品衛生監視等の保健衛生業務及び家畜衛生業務を担っている公務員獣医師の果たす役割は、ますます重要となっていますが、地方における獣医師の確保は困難な状況にあります。
 本県においても、事態は深刻で、今年度は再々募集しても9名の欠員となっています。このまま放置すると、重大な影響が予想されることから、県として給与等の大胆な処遇改善を行うべきと思いますが、総務部長に伺います。
【関総務部長答弁】
 昨年4月の獣医師については、採用者数が募集を下回る都道府県は35団体あり、全国的に獣医師を確保できていない状況であります。
 本県においては、昨年4月は募集人数をほぼ確保できた状況でありますが、今年4月は、数度の募集を行ったものの採用者数が募集を大きく下回る非常に厳しい事態が生じております。
  獣医師に初任給調整手当の支給を行っている道府県もありますけれども、必ずしも募集者数を確保できていない状況にあり、原因をしっかりと分析し、対策を講ずる必要があります。 
 このため、新年度から健康福祉部と農政部の若手職員をリクルーターとして出身大学等に派遣し、県業務の魅力をしっかり発信するなど採用活動を行うとともに、学生の生の声を聞き取り、確保策に反映してまいりたいと考えております。
 また、採用確保に向けて、募集を通年で実施することや、40歳未満としている採用年齢の上限の引上げなどの対応も検討してまいりたいと思っています。
 こうした原因分析と採用での対策を講じる中で、給与面等処遇改善についても、他県の状況を踏まえつつ総合的に検討してまいりたいと考えております。
 

夏野菜の収穫が終わりつつあります。

2019年08月19日 | 家庭菜園
 最近の我が家の家庭菜園は、キュウリやトマト、ズッキーニ、オクラ、エダマメ、ピーマン、夕顔、ネギ、シソは収穫出来ていますが、この時期に美味しいナスは病気で思う様に収穫出来ていませんし、インゲンやパプリカは収穫時期を終えてしいました。
 また、トマトやズッキーニ、エダマメも、もうじき収穫時期を終えようとしています。

 キュウリは、これまで収穫して来た棚は限界になりつつありますが、秋取りとして植えた苗に花がつき始め、今後に期待しています。
 今年の我が家の家庭菜園は、7月から8月中の猛暑で作業をするのが大変で、おっくうになり、草だけが伸び、その光景を見て、やる気喪失となり、畑は草だらけになってしまいました。
 そんな中、例年盆前に収穫が終わっていた夕顔が、前半不調でしたが、このところなり始め成長して来ており、後4本は確実に収穫できると思われますが、妻が余り好きでなく、我が家では食べきれないため、どなたか欲しい方におりましたらご連絡下さい。
 という訳で、今年の我が家の家庭菜園の夏野菜の収穫時期は終わりつつありますが、今年は猛暑による夏バテ等による意欲喪失、9月15日の長野市議選への対応により、秋野菜の栽培は断念したいと思います。
 

県の公共交通の新たな対策への調査開始を歓迎

2019年08月17日 | 長野県政
 8月16日の信濃毎日新聞の朝刊に「県、既存バス路線の調査開始 広域運行維持へ支援の在り方検討へ」との見出しで、次の記事がありました。
 
 県は、市町村の境界を越えて広域的に運行する公共バス路線の維持に向け、既存路線の利用者数や収支などの調査に乗り出した。本年度は飯田下伊那、木曽、中野飯山の3広域圏の路線と、県内発着の高速・特急路線を調査。3年ほどかけて県内全10広域圏に対象を広げ、支援の在り方を検討する。
 県交通政策課によると、本年度は県が国と折半して赤字補填(ほてん)しているバス2社の6路線と、市町村が運行をバス会社に委託している約30路線について調べる。赤字幅が比較的大きいが、高齢者や学生らの需要が根強い生活路線を中心に現状を把握する。高速・特急バスは、バス4社が長野・松本両市と県内他都市をつなぐ5路線を対象とする。
 調査は松本市の民間シンクタンクに委託。基礎調査として沿線地域の人口動態のほか、駅や学校、病院といった生活拠点施設へのアクセスなどを把握。バス会社や市町村への聞き取りなどを通して、1便当たりの平均乗客数や路線の収支率、国や県、市町村の補助金といった情報も集める。路線ごとに「カルテ」をまとめ、課題を整理する。
 県は、調査内容を市町村や交通事業者が参加する広域圏ごとの検討組織に報告し、対応策の検討に役立てる方針。ダイヤやルートの改正、車両の小型化、予約に応じて運行する「デマンド型」など新交通システムへの移行を含め、路線維持のための方策を考えるという。
 県交通政策課は「広域的な視点から地域公共交通の在り方を探り、効果的な支援につなげたい」としている。
 
 私は、この記事を読んで、私の県議引退後も私の提案して来たことが、その方向に進んでいると思い嬉しく思いました。
 というのも、県議の時の私の一つのテーマは、公共交通の維持・存続であり、今年2月27日に行なった私の県議最後となる一般質問でも、「県内広域幹線高速バスの存続について」として取り上げているからです。
 以下に、その内容を改めて紹介します。
 
【竹内質問】
 私は、これまで、千曲バスの佐久―長野間の高速バスの廃止と、アルピコバスの長野―松本間の減便を例に質問しましたが、本県にとって県内各地を結ぶ高速バスの存在は必要不可欠ですが、採算性や運転手不足、少子・高齢化と人口減少により、今後さらに存続が危ぶまれることが予想され、県の早期の対策が求められており、県の支援策を求めて来ました。
 具体的には、広域・基幹的なバス路線を維持するための補助制度や、県内を結ぶ高速バス等について、事業者は今どんな気持ち、どんな経営状況で、人手は足りているのか等、事業者に聞き取りをしていただきたい等の要望をして来ました。
 その意味で、現在提案されている新年度予算案に、「地域公共交通最適化サポート事業」として、現在の地域公共交通の課題を調査し、今後の公共交通のあり方を模索する予算が計上されたことを一歩前進と評価します。
 その上で、この「地域公共交通最適化サポート事業」には、県内広域幹線高速バスの存続は調査対象となっているのか。
 また、公共交通の存続のためには、深刻なバス・ドライバー等の担い手不足について、県としても本気で取り組むべきと思いますが、取り組む決意について伺います。
 
 【阿部知事答弁】
 広い県土を有する本県におきましては、都市間の円滑な移動を確保するために、高速バスは鉄道とともに重要な交通手段だというふうに考えております。
 来年度「地域公共交通最適化サポート事業」、実施する予定でありますが、地域内のバス路線に加えまして、都市間の交通を促進するために必要な移動手段も検討していく予定であります。
 この中では、ご質問の高速バスや特急バスについても対象としていきたいと考えております。
 バス利用者の状況や、鉄道との料金・所要時間の比較、収支状況等のデータを分析し、その結果を踏まえて、県内の広域幹線高速バスに対する支援のあり方を検討していきたいと考えております。
 バス運転手確保の取組についてというご質問でございます。
 近年、利用者の減少によります収益悪化に加えまして、運転手不足ということで撤退を余儀なくされるバス路線も出てきておりまして、運転手の確保は全国的な課題だと認識しております。
 県としては、以前からバス事業者に大型二種免許の取得経費を支援させていただいておりますほか、県バス協会と連携した啓発イベント時にハローワークのコーナーを設けるなど運転手確保のための取組を行ってきております。

 また、北陸信越運輸局管内の行政機関・バス事業者等で組織する対策会議では、運転手確保についての優良事例の共有やセミナーの実施などを行っており、今後とも関係者が一体となって対策に取り組んでいきたいと考えております。
 竹内議員には、公共交通の充実・維持を始め、これまで数多くのご示唆、ご提言をいただき、また、折に触れ貴重なアドバイスを頂戴してまいりましたこと、心から感謝申し上げしたいというふうに思います。
 「地域の足の移動の確保」を始め、安心して暮らせる長野県づくりへの取組みはまだ道半ばではございますけれども、これからも頂戴したご意見を踏まえてしっかり取り組んでいく決意でございます。
 竹内議員のこれからのご健勝をお祈りするとともに、今後とも大所高所からご指導いただきますよう心よりお願いを申し上げます。
 
 なお、私の最後の質問では、引退するにあたって「気になること」として、他にも、「県立病院機構のこれからについて」「県総合リハビリセンターの今後について」「信濃美術館の整備について」「獣医師の確保対策について」「契約条例の具体化について」を取り上げ、何れも前向きな答弁でしたが、これらの課題についても早期の取組みを期待したいと思います。

終戦記念日 平和の鐘

2019年08月17日 | 社民党
 8月15日は第74回目となる終戦記念日。
 吉田地区にある善敬寺で、正午から社民党長野総支部が毎年、住職さんと一緒に行なっている平和の鐘を突きました。
 私は、戦争の犠牲となって斃れ、傷つき、苦しめられた国内外のすべての人々に、心から哀悼の誠を捧げるとともに、遺族の皆さまにお見舞い申し上げ、恒久平和への祈りをささげながら、3回続けて鐘を突きました。

 悲惨な戦争体験による深い傷は、74年を経てもなお消えることはありません。わたしたちは、大戦の反省から得た「政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起こることのないやうにする」決意と、「全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免れ、平和のうちに生存する権利を有する」ことを前文に謳う平和憲法の意義と価値をあらためて胸に刻むことが問われていると思います。
 【写真の鐘を突いているのは、長野市議選に挑戦予定の吉田喜美夫さんです。】

避暑地へ

2019年08月12日 | 私生活
 8月9日は、「山の日」を前にして、避暑地を求め松本から安房トンネルを経て、奥飛騨にある新穂高ロープウェイで西穂高口駅展望台に行きました。

 西穂高口駅展望台の標高は2156メートルで、天候にもめぐまれすぐ近くに穂高岳、槍ヶ岳、焼岳等の雄大な景色を見ることが出来ました。
 また、気温は20度でしたが、空気がさわやかで大変涼しく感じました。

 この日は、近くの福地温泉に宿泊し、翌日は富山県氷見で魚を食べ帰路に付きました。

顧問とは?

2019年08月08日 | 活 動
 私が4月末で県議を引退してから、8月1日行なわれた長野市東北部水害対策問題懇話会の総会で、現職中に行なってきた会長や代表の、ほぼ全ての役職を退任することが出来ました。
 ただ、これまで県議の肩書きのため就任していた県や市の各種会議の役員は自動的に案内もなくなり嬉しい限りですが、地区や地域では、そう簡単に退任できないのが現実です。
 その理由は、「私が、会の目的に対し長い間、貢献して来たので、生き証人としてこれからも見守って欲しい」という理由が多いのですが、中には永久顧問として残って欲しいという会もありました。
 東北部水害対策問題懇話会の総会が終わった時点で、私の退任した各種団体の役職や今後の主な役職等は、以下の通りとなっています。
 
 私が役を務め、退任した団体や現時点での各種団体の役職
 
n 市東北地区道路対策委員会(顧問を当面継続)
n 市東北部水害問題対策懇話会(会長から当面顧問)
n 朝陽地区住民自治協議会(顧問を当面継続)
n 東外環状線朝陽地区対策委員会(顧問を当面継続)
n 朝陽地区水害防止対策委員会(顧問を当面継続)
n 朝陽商工振興会(顧問を継続)
n 朝陽小学校PTA顧問(1年間継続)
n みかさ幼稚園理事(当面継続)
n 古牧朝陽線整備促進期成同盟会(顧問を継続)
n 石渡区(顧問を当面継続)
n 長野市ソフトボール連盟(相談役)
n 社会民主党長野県連(代表から顧問)
n 食と緑、水を守る県民会議(会長を交代)
n 自治労長野県本部政治連合(会長を交代)
n 社会民主党長野総支部(代表から顧問)
n 長野地区憲法擁護連合や原水禁(代表委員を交代)
n 長野マラソン石渡神社応援シール配布実行委員会呼びかけ人代表
n 石渡「焼き鳥ほたるを愛する会」会長
 
 この記載には、漏れていることもあるかと思いますが、私の県議引退以降、ご理解を頂き多くの会長や代表の役割は他の人に無事に引き継ぐことができました。
 しかし、新たに顧問としての役職に付く要請が多く、私としては直ちにお断りすることが出来ないと思い、引き受けました。
 ただ、要請頂く気持ちはありがたいのですが、今後は「いつまで顧問をしているのか」と、後ろ指を指されないようにしたいと思います。
 インターネットの、フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』で「顧問」を検索すると、ある組織に関与し、意志決定を行う権限を持たないが、意見を述べる役職やその役職に就いている者のことである。オブザーバー、参与、カウンセルなどというときもある。相談役も同義の役職名称だが、やや栄誉職的なニュアンスが強い。
 政党において顧問・最高顧問などを置く場合がある。その政党の長老政治家を任命する場合が多く、外部の人間を任命することはほとんどない(かつての日本社会党では、議員歴がない元九州大学教授の向坂逸郎が顧問となっていたが、向坂は党内最大派閥である社会主義協会の代表でもあった)。等々と記載されていました。
 
 私は、現職引退後、顧問という肩書きを多く頂きましたが、「意志決定を行う権限を持たない」分、「意見を述べる役職やその役職に就いている者」として、後の人材育成を何よりも目的として、「遠慮しながら」思ったことを「気を遣いながら」発信して行きたいと思います。
 

石渡区の自主防災会訓練に参加

2019年08月04日 | 私生活
 8月4日(日)の朝6時からは、私の住む石渡自主防災会の主催による地震を想定した防災訓練に参加しました。
 参加者は点呼によると、各常会が定めた集合場所に集まった参加者が321人、石渡の社会体育館での訓練に参加した方が197人とのことですが、熊本地震や全国的に相次ぐ地震や豪雨災害など年々度重なる災害が続いていることから、地域の防災意識が高まって来ていると、昨年の訓練に続き感じました。

 訓練では、3班に別れて、AED使用訓練、簡易タンカや三角巾の作成など応急処置訓練、市消防局の火災煙体験車による体験が行われ、例年行っている訓練以上に参加者は熱心に訓練していたと思います。

 ただ、訓練終了後の市消防局の総評で、「いざと言うときのために、家庭で非常食を用意している人は手を挙げて下さい」との問いに、数人しか手が挙がらなかったため、心配になりました。
 そういえば、我が家も非常食として使えるのは、パンや缶詰、インスタント麺等しかなく、この時期だけは我が家の家庭菜園で収穫したキュウリやトマト等の野菜しかないと思い、考えさせられました。

 地震・雷・火事・水害など、災害は何時あっても不思議ではありません。
 今回の防災訓練が、日々の私の家庭や地域の皆さんの生活に生かされることを願いました。
 なお、この防災訓練には、同居する孫達3人も最後まで参加し、熱心に訓練している姿を見て、成長を実感しました。

長野市東北部水害対策問題懇話会の会長を退任

2019年08月03日 | 活 動
 8月1日(木)の午後は、長野市東北部水害対策問題懇話会の総会が開催され出席しました。
 この会は、水害に苦しんで来た朝陽地区の石渡・南堀・北堀、古里地区の富竹・金箱・下駒沢、柳原地区の小島・中俣・布野の9区で構成され、平成4年7月に設立され、今年で設立28年目を迎えます。
 今回の総会には、県や市の担当者も含め57が出席しました。
 私は、冒頭の会長挨拶で、私ごと、この4月に県議を引退し現職でなくなったため、先に行なわれた正副会長会で3年に1度の今総会での役員改選をもって、勝山市議に交代することが了解されました。

 この会の設立総会に私も参加していますが、水害を抜本的に解消するためには、利害が異なる上下流の壁を乗り越え、どうすれば解決できるか力を合わせて取組むべきとの先輩達の熱い思いから設立されたものであり、そのためには、「水害解消は政治的課題であり、議員が会長を務めるべき」との強い意見が出され、今は故人となられた古里地区の金井六郎市議が会長となられました。
 その後、金井市議が引退され、私が会長となり恐らく23年が経過すると思いますが、今日の今後の議事で役員の改選案が提案されますが、ご理解を頂きたいと思います。
 また、長い間、私が会長であり続けたことに、ご協力下さったことに、心から感謝を申し上げます。
 この会が設立され活動したことによる実績は、長野運動公園雨水調整池の整備、浅川ダムの建設や浅川の河川改修の整備、北堀調整池の整備に止まらず、多くの成果を上げていると思います。
 ただ、私としては南八幡川上流に上下流の利害対立を乗り越えるために、抜本対策として求めて来た、大型の雨水調整池の整備が、まだ具体化していないことが心のこりでなりません。
 以上、当会がこれまで果たして来た成果は大きく、今後も、設立当初の理念を引き継ぎ、私達の地域から水害を撲滅するため、さらに会の結束を固めて欲しい等の趣旨を述べました。
 その後、役員改正案の採決では、無事に私の会長退任が承認されるとともに、私には新たに顧問職が設けられ就任しました。