たけちゃん活動・生活日誌

県議としての活動に追われてきましたが、引退後の生活の様子や、感じていることを発信しています・・・。

鼻の風邪

2010年04月30日 | 社会生活

県立病院の地方独立行政法人化での変化は。


 5月27日(火)は、午前中、4月から独法化された県立須坂病院へ。
 独法化されても、眼科の患者として見る限り、眼科の看護師お一人が初めて見る方がいたほか、会計時の対応が多少変化したと思われた以外は余り変化は感じませんでした。
 ところで、私は一週間位前から鼻水がとまらないため、内科でも診察して頂くと処方箋を出してくれました。
 懇切丁寧に診察頂きましたが、先生は風邪薬とビタミン、胃薬の「処方箋」を出しますが、暫く「そこでお待ち下さい。」と言われましたので、私は内科の待合室で30分位待っていましたが名前が呼ばれませんでした。
 「待てよ、いつもは処方箋は会計した後もらっているのに。」との疑問があり、事務の方にお聞きすると、パソコンを確認した上で「すみません。もう、処方箋は出ていますので会計へ位って下さい。」とのことでした。
 先生の一言により、私が呼び出されるのを「待ち続けた」30分間とは、一体何だったのでしょうか。
 この日は午前9時から11時30分頃まで病院の待合室等にいましたが、中には初診で受け付けで予約した後、科の受付方法が分からず名前が呼ばれると思い待ちましたが呼ばれないため、「どうすれば良いか」スタッフにお聞きする場面もありました。
 私は、須坂病院にお世話になって3年目かと思いますが、今回、初めて病院側の対応が原因での不都合さを実感させられました。また、他にも初診の方の対応などでも良く分からず戸惑っている方の姿を拝見しました。
 でも、このことを改めるためには従来の患者への対応マニュアル等を徹底的に見直し、医師・看護師・医療事務者に徹底することが問われていると思います。
 
 私の風邪に関し診断した医師は処方箋を出して頂きましたが、薬局でお聞きすると「これは弱い風邪薬ですよ。」とのこと。
 出来れば、「これは良く効く風邪薬です!」と言って欲しかったです。
 でも、その方は「竹内さん大役で多忙でしょう。健康には睡眠が大事です。また、ストレスは、大敵ですよ。」と激励してくれました。
 さて、「睡眠時間をどの様に長く確保するか。」「ストレスは、どの様にすればたまらないか。」日常生活を見直す年齢なのかも知れません。
 薬局の方の何気ない激励の言葉によって、ハットしました。
 どこか体調が悪いと、仕事がはかどりませんよね。
 日程は混んでおり休めませんし、気候の変化が日々激しい昨今、服装を毎日心配したり、空いている時間があれば横になって休むなど、とにかく今の風邪を早く治すことに専念したいと思います。

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歯科保健推進条例

2010年04月29日 | 長野県議会

第9回歯科保健推進条例(仮称)
  制定検討調査会が開催されました。


 4月26日(月)、午後から県議会提案条例制定を目指し検討している歯科保健推進条例制定検討調査会の第9回目の会議が行われました。

 今回の調査会では、私達会派から提案した提言の内、先の会議で結論を持ち越した県の責務での「歯科専門員」の配置について条例に表すかどうか、具体的施策での生活慣習病や歯科保健に関する新たなニーズへの対応等について審議されましたが、歯科専門医の配置については次年度からの配置が県側から表明されるともに、歯科保健に関する新たなニーズへの対応については、逐条解説等に具体的な趣旨を盛り込むことで同意が図られたことから、この条例制定については今後9月議会での制定に向けて急速に動き出すことになりました。
 次回は、6月10日に第10回の調査会を行いますが、それまでに各会派で条例の名称について検討することになりました。

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長野以北並行在来線(信濃町の場合)

2010年04月28日 | Weblog

長野以北並行在来線存続問題
     で信濃町との懇談会を行いました。


 4月26日(月)の午前中は、県公共交通対策会議の皆さんと信濃町に伺い長野以北の並行在来線の存続問題について意見交換を行いました。
 信濃町では、松木町長、戸田副町長、和田総務課長、総務課まちづくり小川企画係長と同池田主査にご出席いただきました。

 懇談を通じ、松木町長からは次の趣旨が語られました。


 「公共交通が無くなると、交通弱者が増えてしまう。しなの鉄道が出来る時、軽井沢~横川間が廃止されることに反対だった。県境通学者もおり退学に追い込まれた生徒もいた。新幹線が動かなくなったら、東京で不幸があっても、どうやって行くか考えた。その後、今日まで確か5回新幹線は不通となったと思う。」
 「何で信越線が並行在来線なのか疑問。恐らく飯山線沿線には飯山市があり利用率が高いと判断されたのでないか。」
 「豊野~牟?間は急峻な箇所があり、土砂崩れの恐れがありねJRによりブルーシートが張られていたりする箇所が何カ所もある。これらのノウハウのない第三セクターが運営して、これらの保安対策が出来るのか。もし、土砂崩れが起きれば県で対応出来るのか。」
 「平成18年に町内の医師が辞めて混乱が起きた。そのため、長野市民病院に通院した患者は1回約8,000円かかった。鉄路が無くなれば1万円以上かかることになる。」
 「日が当たらないところに、光を当てるのが政治。」
 「町内に高校生が約300人いるが町内に高校が無いため、その約100%が信越線を利用している。バス路線も長野への直通便はない。町内から長野へ通勤しているJR職員がいることも、どうかと思う。」
 「黒姫~妙高間の県境の鉄路が残るかも含めJRが運行すべき。この区間も経営センスがあれば何とかなる。新潟県や沿線市の考えは分からないが、長野県がリベラルになり取り組むべき課題であり、長野県と新潟県が手を結ぶべき。」
 
 このほか様々な意見交換を行いましたが、最後に私から御礼の挨拶として「今日懇談いただき、軽井沢~横川間廃止の前例からも黒姫~妙高高原間の県境の鉄路廃止への危機感を実感しました。これまでの県や沿線市町との懇談会を踏まえ、私達は28日に同様に並行在来線問題を抱える全国の12道県の関係者とともに、政権与党や国土交通省へ支援策を要請しますが、各県で内容に温度差があることからしなの鉄道の経験も踏まえ、県が第一に提案しているJRでの運行を強く求めたいと思います。」と申し上げました。


 懇談終了後、担当係長と懇談する機会がありましたが、懇談会での松木町長の「過去に信州新町は鉄路整備に反対したが、信濃町は受け入れた。その後の両町の人口動向は両町とも減少しているが、その差がひろがり信州新町は今年1月に長野市との合併に追い込まれた。」という発言を受けてか、担当係長の方からは「信越線がなくなれば、町はなくなる。」という切実な意見を頂きました。


 長野以北の並行在来線存続に関する沿線市町との意見交換は、今回で終わりましたが、「線路は限りなく続いている」からこそ効果や夢がことは確かであり、新潟県の沿線自治体や県の対応を把握するため、5月中には新潟県や信越線沿線の市と懇談することにしました。

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石渡御柱祭

2010年04月27日 | Weblog

石渡御柱祭が行われました。


 4月25日(日)、私の地元の石渡神社の7年に一度の御柱祭が盛大に行われました。

 ご前中は榊山や子供御輿が地区内を練り歩いた後、午後2時からは公民館から石渡神社への約350メートルで御柱引きと行列の行進を行いました。
 木遣り隊、子供御輿、長持、宮司、神楽、御柱、榊山と続き結構(約200メートル位)長い華やかな巡行でした。

 私も来賓として行進しましたが、沿道には多くの方が来られていて、知っている人も知らない人も挨拶を交わしました。
 中には、「頑張って。」「おめでとう。」「ご苦労さま。」「大役頑張って。」と声をかけてくれる方が、何人もおりました。
 「大役」とは、何のことを指すのか、何となく分かりましたが・・・・。

 石渡神社に到着すると、さっそく御柱立、突固神事、柱前神楽奉納、神事、舞台披露等々が行われました。
 2本の御柱立は、千曲市での事故を教訓として慎重に行ったため少し時間がかかりましたが、各柱が立つと盛大な拍手が起こりました。

 また、神社境内には公民館や育成会の皆さんによる出店も出され、この日の御柱祭は本当に多くの皆さんで賑わいました。
 さらに、石渡には神楽保存会があり、大人や子供達の担い手を育成し伝統文化の継承が行われおり、その皆さんの活躍が祭りを盛り上げましたが、今回の御柱祭を目標に従来「善光寺木遣保存会」から来て頂いていた木遣隊に変わって、「自分達がやる」との意気込みのもと、「石渡泰喜会」の皆さんが練習を重ね堂々と「善光寺木遣」を披露したことは、地元の皆さんであるだけに祭に親しみ感を持たせたと思いました。

 祭り終了後は公民館で祝賀会(宮司・来賓・寄付奉納者)と慰労会(祭典実行委員会と神楽保存会等)が行われました。
 私は、来賓として出席した祝賀会では挨拶で御柱祭が無事終了したことへのお祝いと、担って頂いた方への感謝を申し上げるともに、「7年に一度の御柱祭ですが、時代がめまぐるしく変わる中で、準備の過程から氏子役員や祭典当番常会の皆さんが一つ一つの役割を担い、祭りの成功のため心を一つにして成功させたことに感動しました。石渡は、その意味で今後も目標に向かって一つにまとまって前進出来ると確信しました。」という趣旨を述べたと思います。
 今回は私も、余りお役にはたたなかったと思いますが、祭典当番常会の一員でもあり、その後行われた慰労会にも出席しました。
 慰労会には約90名の皆さんが出席されましたが、お酌にまわると、祭りに参加し、お一人お一人それぞれ自らの役割を果たした満足感を語られ、この祭りが成功裏に終わったことを実感しました。
 また、今回の御柱祭には20代・30代の若い世代の皆さんが中枢を担って頂いたことに、石渡地区の将来に安堵感を感じ、これらの若い世代の皆さんに直接、御礼と将来を担う期待感を申し上げました。

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住民自治協議会

2010年04月26日 | 社会生活

朝陽地区住民自治協議会の総会に出席しました。


 4月24日(土)は、石渡御柱祭準備のため午前6時から午前中作業をした後、午後3時からは朝陽地区住民自治協議会の総会があり出席しました。


 朝陽地区の住民自治協議会は長野市内では6番目に結成され、設立から3年目を迎え、今年度から本格的な活動に入ります。
 組織的には常任評議委員会のもと「総務」「安全・防災」「環境美化」「健康福祉」「教育・文化」「公民館」「産業振興」「広報」の8つの部会が置かれ、その元に地区内8つの支部が設置されます。
 活動内容は、各部会ごとに、これまで各種団体が取り組んで来た活動を役割分担し、新たな独自の活動として、「災害時要援護者登録制度」や「地区内危険箇所の点検」「買い物お助けマン制度」「地域人材バンクの検討」「地産地消や地元商店の利用促進」等を付け加えたということでしょうか。
 裏付けとなる財政は、今年度から市の補助金が前年度の125万円余から1188万円余となるため実際の活動が問われることになります。
 予算を「使い切らないと」という発想でなく、「事業仕分け」の様に「この事業が住民のために役立つか」などの観点で取り組む必要性を感じます。
 私からは来賓挨拶で、「自治は人が担うもの。ここにおられる皆さんは、その役割を担う大切な人材です。今年度から本格的に活動が稼働しますが、その活動内容によって他の地区の住民自治協議会との格差が生じます。より住みよい地区とするため、住民のニーズを把握しながら頑張りましょう。」 という趣旨を申し上げました。


 午後6時半からは自宅での獅子舞。
 午後8時半からは神社での前夜祭に出かけました。

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会派の活動計画

2010年04月25日 | 長野県議会

会派の団会議を行いました。


 4月23日(金)の午前中は、会派の団会議がありました。
 この日の議題は、主に会派の年間活動計画と重点課題等でした。
 年間活動計画では、当面、?島議員が議員辞職する5月11日に団会議、6月7日~9日に県外調査、10日に6月議会対策のための団会議、6月17日開催予定の県議会と参議院選挙と知事選挙を経て、9月に県内と県外調査を行う計画をたてました。
 また、今年度の課題については、8月に知事選挙があり来春には県議選があるため、県政課題を会派として近くまとめることにしました。
 さらに、6月議会での一般質問希望者を募ったところ6人の議員が質問することが予想され、今後、一人あたりの質問時間確保の過当競争になりそうです。
 会派は、宮澤宗弘氏を安曇野市長へ送り出し、今回は?島議員が参議院選のため辞任することにより9名となりますが、知事選挙と同時に行われる県議補選での拡充や来春の県議選への対策を強めたいと思います。
 なお、私の所属している各委員会の年間活動計画は下記の通りです。
 7月20日~21日 健康福祉委員会県内現地調査
     29日~30日 議会運営委員会県外調査
 8月25日~26日 健康福祉委員会県内現地調査
10月25日~27日  健康福祉委員会県外調査

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並行在来線の存続問題(飯綱町)

2010年04月24日 | 社会生活

並行在来線長野以北の存続問題で
  沿線の飯綱町長等と意見交換しました。


 4月22日(金)は午前中、2014年に金沢までの「長野・北陸新幹線」開業に伴う並行在来線存続問題について、県公共交通対策会議として沿線市町である飯綱町の考えをお聞きするため伺いました。
 この懇談にはご多忙な中、相澤町長をはじめ牧野副町長、原まちづくり推進課長等の皆さんがご出席頂き懇切丁寧にご説明を頂きました。
 懇談の中では、相澤町長から存続に向け町長選挙での公約に掲げたことや、存続への強い意志が語られました。
 しかし、私の「北部高校へ通学している生徒で何人信越線を利用しているか、把握しておられるか。」との質問に、まちづくり推進課長は「1学年120名中4分の1が地元と聞いており、他は電車通学ではないかと思う。」とし、詳細な実態把握をしていない様でした。
 さすがに町長がこのやり取りに気づいてか、「この問題は、県から県に任せておけば良いと言われ、動きを止めている。しかし、新潟県境は、それぞれ運営主体が違えば県境を運営する責任がなくなり、『しなの鉄道』発足の時の横川~軽井沢間が廃止されたように県境が分離されることを危惧している。」
 また、「飯綱町が事務局を務めている新潟県沿線も含めた並行在来線存続への協議会があるが、この会には上越市が入っていないなど新潟県内の温度差があり、この間、活発に協議されていない。」等々の説明がありました。
 これらの話に、参加した公共交通対策会議のメンバーからは、「町と県の基本スキーム検討委員会へ参加している町民との意見交換を行うべきではないか。」、「町民に感心を持ってもらうことが大切では。」、「県を頼り受け身の姿勢ではなく、もっと積極的に町が動かないと後悔することもあるのではないか。」等々、様々な意見が出されました。
 そして町長からは、今後、積極的に活動することを検討したい趣旨が語られました。
 この懇談会の集約にあたり私からは、「青森県の同様の活動をしているシンポジュウムに伺ったおりに、同じ並行在来線問題を抱えている県でも青森や岩手県では貨物輸送が多いことから、その線路利用料の値上げが要望の中心となっている。
 「各県で並行在来線存続への支援策に温度差がある故に、青森・岩手・長野の3県の活動団体で要望事項を調整して政権与党や国へ要望した。北陸新幹線沿線でも、これまで関係者と意見交換する中で、富山や石川は新幹線整備負担金の軽減が重点的な要望であり、福井県は新幹線の金沢から先への延伸が最重点課題となっている。」
 「私達は並行在来線存続問題を抱える関係11県で構成する連絡協議会で、5月28日に政府与党や国土交通省へ支援策を要望しますが、本日の協議を踏まえ県境の鉄路存続等のためには、県が3案国に提言している内、一番目の引き続きJRによる運営と赤字分を国・県・沿線自治体が負担することが妥当と考えており、そのことを、しっかり主張して行く。」趣旨を懇談会開催への御礼も含め申し上げました。
 今回、飯綱町との懇談で感じたことは、並行在来線存続への新潟県や沿線市町村の姿勢が把握できないということです。
 新潟県知事の新幹線整備に関する姿勢は有名ですが、並行在来線の県境の一体的な運営について、新潟県や県境の自治体はどの様に考えているか調査する必要性を痛感しました。
 なお、4月26日には沿線の信濃町との懇談会を予定しています。 

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こんなことってあるんですね。

2010年04月23日 | 社会生活

投票率わずか「8・82%」


 18日の東広島市議補選で、投票率がわずか「8・82%」であったことが報道されました。


 18日に投開票された広島県東広島市の市議補選(改選数1)の投票率が8・82%と、国政選挙も含め同市で過去最低を記録した。
 総務省は市町村議選の統計を取っていないが、「投票率1けたは聞いたことがない」としている。
 市選管によると、市議補選は現職の死去に伴い無所属新人2人が争い、当日有権者数は13万8341人、投票者数は1万2204人だった。


 なぜこうなったのか詳しい情報はありませんが、政治不信が拡大される中、気を付けないと人ごとではないかも知れません。

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友人の死

2010年04月22日 | Weblog

鈴木長治さんを偲ぶ。


 4月20日の朝訃報の連絡が入りました。
 元自治労県本部委員長や連合長野副会長、県職労委員長を務められた、鈴木長治さんが19日午後7時頃に息を引き取られたとのことでした。
 62歳で、余りにも若い死に気持ちが重くなります。
 鈴木さんは、田中県政時代に県職労の委員長で、職員の給与カットや外郭団体の見直しによる雇用問題で、ご一緒に徹底して闘いました。
 特に、外郭団体の職員の皆さんの雇用を守る闘いは、鈴木さんなくして出来なかったと思います。

 また、鈴木さんの提唱により長野県地方自治研究センターに、県政の検証委員会を設置し、2006年8月の知事選を前に「長野県政の検証」という冊子(約150ページ)を鈴木さんが中心になってまとめ発刊しました。
 この冊子は、その後の知事選で村井知事が当選することに大きく影響したと思います。
 さらに、地方主権のためには地方財政基盤の確立が必要として、連合長野副会長として、県や市町村、労使が一体になった「地方行財政の自立を実現し地方自治確立県民会議」が必要として設置し、国に対し何度も要請活動を行いました。
 私は、鈴木さんには選挙の度にあちこちご案内頂いたり、本当にお世話になりました。そして、その度に鈴木さんが先頭に立って活動していることに敬服しました。 鈴木さんは温厚な人柄でしたが、筋を曲げない闘士がありました。
 ですから、田中県政時代に許せないことが沢山あり、それを明らかにするため「長野県政の検証」の冊子をまとめる決意をされたのだと思います。
 そして、あの頃からストレスがたまり、鈴木さんの体調がかんばしくなくなりました。
 その後、鈴木さんは自治労県本部委員長や住宅生協役員を若くして退任し、療養生活に入りました。
 私は、二週間半ほど前に鈴木さんが入院していた病室に見舞いに伺うと、鈴木さんは痛みや怠さと闘いながら5分間ほど山野草の水彩画などの話をしてくれました。
 でも、話をしている表情を見ると段々と辛そうに見えて、私は「今日は見ていると辛そうなので、また来るね。」と言って病室を後にしました。
 こんなに早く、訃報が届くとは、本当に残念です。
 辛かった病気との闘い本当にご苦労さまでした。
 また、本当にお世話になりました。
 心から哀悼の意を表します。

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村井県政の検証

2010年04月21日 | 長野県議会

「継続か。転換か。」


 2月20日(火)、県の選挙管理委員会が行われ今年改選期を迎える知事選挙の日程が7月22日告示、8月8日投票とされました。
 ただ、現在開催されている通常国会が会期延長になれば、参議院選挙日程も変わるため、その時は再考するとしていますが。参議院議員選挙との知事選挙の同時選挙も可能性が高いと思います。
 知事選挙については、私は前回選挙で反田中で候補擁立に動きましたが、最終的には村井氏を支援しました。
 それは、告示が迫る中で候補が決まらず、最終的には連合長野も含め村井氏一本化で権力奪取のためまとまり、支援した経過があり、当時私は「一期だけ立候補する。」と聞いています。
 そして、選挙結果は村井知事となり、「基本計画の議決等に関する条例」」により県民参加で「中期総合計画」を策定し透明で計画的な県政運営に努めて来たことを私は評価します。
 また、私が質問等で求めた人権政策審議会の設置と指針の策定、市町村への権限移譲、障害児通園施設通園児の通所費の減額、「文化芸術振興指針」の策定、「意見公募手続きに関する指針」の策定、県民所得向上に向けた入札制度改革、持続可能な公共交通への取り組みなども評価しています。
  議会や県職員周辺では概ね評価されている村井知事ですが、年齢的にも「1期だけ」と受け止める方も多く、また、前回選挙は反田中でまとまった選挙を闘えたが、例え今回同じ体制で闘っても景気・雇用情勢が厳しい背景も含め、「有力」な方が出られれば厳しいのではとの見方があります。

 そんな中、県職員労働組合では「継続か。転換か。」と題する「村井県政の4年間を検証する(案)」を作成し、6月16日に開催予定の県職労第73回大会で、知事選への対応を議論するための再考資料(組織内討議資料)として位置付けています。
 この小論は、主に組合の立場から組織運営、人事異動・職員配置、市町村との関係、県職労との関係を分析した内容ですが、これらの県政運営について村井知事がとってきた態度、言動、行動などを組合としては評価しています。
 その上で、「組織運営などの内部の事情は、県民の皆さんにはわかりにくい。知事の膝下で働く県職員がどんな思いで県政を推進しているのか、どのような県政をめざすのか、その実現のためにはどんな知事が望ましいのか。県職労内部での積極的な議論と、県民の皆さんに向かって情報発信を行っていく必要がある。」 

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