6月28日(土)は、午前10時から私が塾長を務める社民党長野県連合第2期政治塾の開校式を行い25名の皆さんに参加いただきました。
開校式の塾長挨拶の後、第1回目となる講座は、「選挙の具体的な進め方」と題し、私の過去8回の選挙の経験からの教訓や公職選挙法の規程、政策の策定方法、地元の住民参加による街づくりの方法などについて、約1時間20分お話しをさせていただきました。
質疑の時間では、質問のほか参加者の意見交換も行われ有意義な開校式となったと思います。
午後2時からは、県労働会館において社民党自治体議員団会議主催による政策フォーラムの1回目が「どうなるパーソナルサポート事業」のテーマで開催され、政治塾塾生ほか市町村議員や職員など60人が出席しました。
フォーラムでは、県の地域福祉課から「パーソナル・サポート・モデル事業」の概要と生活困窮者自立支援法施行について説明を受け、質疑を行いましたが、国の生活困窮者自立支援法による新たな制度の中で、「本人の状況に応じた支援」が「任意事業」とされていることから後退してしまうのではないか。今後すべての市に窓口を設置するとしているが、県の果たす役割は何かなど活発な意見が出されました。
その後は、前「長野パーソナル・サポート・センター」センター長を勤めた美谷島越子さんから「パーソナル・サポート・モデル事業の実績と課題について」と、長野市に設置された市社協が運営する長野生活・就労支援「まいさぼ長野」センター長の土屋ゆかりさんから「まいさぼ長野の現状と課題」お話し頂いた後、長野市社会事業協会「ほっとらいふ」相談室施設長の吉澤利政さんにコーディネーターをしていただきシンポジュウムを行いました。
内容は、相談に訪れた生活困窮者や他の事例も含め経験と問題点が話され大変勉強になりました。
また、質疑も予定時間を越えて大変活発に行われました。
今後この政策フォーラムは、第2回を7月27日(日)13:30-「福島からの避難者に対する支援策」をテーマに松本市内で開催するほか、9月6日(土)13:30-「県の契約に関する条例について」長野市内で開催することにしています。
また、社民党自治体議員団会議では、議員のそれぞれの市町村の課題について検証する地域バージョンの政策フォーラムの開催を呼びかけており、開催が決まった長野市(8月27日・テーマ「介護保険制度の現場から見た課題」)
のほか、飯田市、松本市、千曲市等でも開催する準備が行われています。
なお、政治塾生は、これらの「政策フォーラム」を出来るだけ受講することが、卒業の条件となります。
ブログランキングに参加しています。クリックしてご支援をお願いします。