本当は、価値観って、ヒトってだけで、みんな共通だと思う。
AグループもCグループも、アジアもヨーロッパも、理系も文系も、男も女も、子供も大人も、みんな共通の価値観を持ちえる。
理系と文系が共通の価値観を持ち得るのにも関わらず、なぜ、化学だから、とか、この研究室では、等という、その下の階層でさえも共通の価値観が決して持ちえないかのような、愚かでバカなディフェンスの仕方を大の大人もしているかといえば、ヒト-ヒト間でインタラクションがあるからだ。だから、最初はみんな持っていた理想が信じ切れなくなってくる。
そのインタラクションを考慮し、もう一歩先の議論をしているのにも関わらず、そうやっていうけどさー、現実はー、みたいなことを言っていてはダメだよね。
だって、新しいことを発見すること以上に、学問領域を新しく創ったり、広げたり、まとめ直したりするのが、研究なんだから。
そして、こういう現象は研究だけのことではなくて、一般の生活にも関わってくることだと思うし、同じような理論構築をもっともっと意味があることに応用できると思っている。
ただ単純に生きるのではなくって、下の世代であればあるほど、よりよく、もっともっと自分たちが今も未来も楽しいようにしなくちゃいけないわけだから、Aグループの人とは価値観が違うしー、とか、Cグループはまぁ、そういう人達じゃん、とか中高生が言うと、俺は必ず否定するように仕向けている。
【私はー、普通の、っていうか、なんかほら上の人?、そういう人達とは違う価値観だからー。】
『あー、でもさぁ、そういう人達と喋ったら、意外と自分と同じで普通だったりしねぇ?』
【そうだけど、私は、あーいう風には行動できない、っていうか。】
『そうそ。そこ行動できない部分が、ヤツらは行動できちゃうから、分かりあうのって、難しいんだよね。』
【そー。】
『何かのきっかけだと思うけどね。きっかけさえあれば、普通に喋れるようになるし、意外と簡単に表現できるのかもよ?』
【えー、無理でしょー、たぶん。】
≪でも、カワラナイ、っていうか、あーやって脅してこられると、俺、めんどくさくなるし。。≫
『ちょっと待って。それは直接自分のことじゃん?そこは、自分の価値観を押し付けなきゃダメだよ。相手も本当はそう思ってるんだから。まず、その脅しが正式には効かない、ってちゃんと知ろうとしてる?』
≪えー?どういうことですか?≫
『学校には、学校であり続けるための、ある程度の制約がある。その制約を超える脅しは効かない。』
≪まじっすかー。。≫
『インターネットの時代なんだし、そんなことすぐ出てくるはず。あなたはAグループ寄りで社交性はあるんだから、もう少し、理詰めを強くして、自分の意見に完備性を持たせないとね。』
≪完備性ってなに?≫
『…。頭よくなれ、ってことだよ。笑』
その学校の、そのクラスの小さな社会が、そのまま大きな社会に反映される。
だから、俺にとって超くだらなくても、本人にとって大きい不条理や不愉快は、超えさせないといけないのだ。
何をすべきか、きちんとわかっている。それこそ、中高生の頃から。
心が綺麗で、真面目で、不器用なせいで、損をしている人を助け続ければ良いのだ。所属を問わず、あらゆる手段を使って。
ただし、勘違いをし続けてきたけど、そういう人を即物的に自分と対等な立場にしてはいけないし、しようとしてはいけない。よーするに、助けるべき人や助けている人の中からパートナーや仲間を選んではいけない。
それじゃぁ、きっと、ただ言葉を得るだけで、ホンモノの関係にはなりえない。そんなんじゃ、いずれはきっと、俺だって、言葉に騙されるようになっていってしまう。
だって、価値観がみんな一緒ってことは、心は、ヒトってだけで、綺麗だってことだし、真面目さや器用さは能力だから誰でも得られる。
だとしたら、出会った時から、心があって、能力があって、タイミングもあうことのほうが、命を運ぶことになるのだと想える。
それは最初からわかっていたけど、どうしてかな。所詮、俺も、習慣依存の感情に流されてしまっていることが多いのかも。
でも、そんな自分の、相手の、気質に気がついているからこそ、常に、それぞれ違う道を選ぶことで、互いに少し大人になれる気がしていた。それなのに、別の習慣が一般性を高めて、引き離してしまう、いつも。
『常に、習慣かどうか、ってのを考えることは大事だと思いますけど。。』
「習慣?趣味とかってこと?」
『あー、違います。よーするに、観たくもない真実を観た時に、今までずっとそれを選んできたから、それを否定したくない気持ちが働いてしまって選んでいるだけなのか、それともその真実を超えてもガチでホンモノだから選んでいるのか、ってことです。その2つの切り分けって、結構、難しいんですよね、自分の中でも。』
「あー、なるほどね。。…。っていうかさ、高橋君って、なんで、そんなにホンモノじゃないといけないの?」
ばーか、そっちのが楽しいからだよ。
AグループもCグループも、アジアもヨーロッパも、理系も文系も、男も女も、子供も大人も、みんな共通の価値観を持ちえる。
理系と文系が共通の価値観を持ち得るのにも関わらず、なぜ、化学だから、とか、この研究室では、等という、その下の階層でさえも共通の価値観が決して持ちえないかのような、愚かでバカなディフェンスの仕方を大の大人もしているかといえば、ヒト-ヒト間でインタラクションがあるからだ。だから、最初はみんな持っていた理想が信じ切れなくなってくる。
そのインタラクションを考慮し、もう一歩先の議論をしているのにも関わらず、そうやっていうけどさー、現実はー、みたいなことを言っていてはダメだよね。
だって、新しいことを発見すること以上に、学問領域を新しく創ったり、広げたり、まとめ直したりするのが、研究なんだから。
そして、こういう現象は研究だけのことではなくて、一般の生活にも関わってくることだと思うし、同じような理論構築をもっともっと意味があることに応用できると思っている。
ただ単純に生きるのではなくって、下の世代であればあるほど、よりよく、もっともっと自分たちが今も未来も楽しいようにしなくちゃいけないわけだから、Aグループの人とは価値観が違うしー、とか、Cグループはまぁ、そういう人達じゃん、とか中高生が言うと、俺は必ず否定するように仕向けている。
【私はー、普通の、っていうか、なんかほら上の人?、そういう人達とは違う価値観だからー。】
『あー、でもさぁ、そういう人達と喋ったら、意外と自分と同じで普通だったりしねぇ?』
【そうだけど、私は、あーいう風には行動できない、っていうか。】
『そうそ。そこ行動できない部分が、ヤツらは行動できちゃうから、分かりあうのって、難しいんだよね。』
【そー。】
『何かのきっかけだと思うけどね。きっかけさえあれば、普通に喋れるようになるし、意外と簡単に表現できるのかもよ?』
【えー、無理でしょー、たぶん。】
≪でも、カワラナイ、っていうか、あーやって脅してこられると、俺、めんどくさくなるし。。≫
『ちょっと待って。それは直接自分のことじゃん?そこは、自分の価値観を押し付けなきゃダメだよ。相手も本当はそう思ってるんだから。まず、その脅しが正式には効かない、ってちゃんと知ろうとしてる?』
≪えー?どういうことですか?≫
『学校には、学校であり続けるための、ある程度の制約がある。その制約を超える脅しは効かない。』
≪まじっすかー。。≫
『インターネットの時代なんだし、そんなことすぐ出てくるはず。あなたはAグループ寄りで社交性はあるんだから、もう少し、理詰めを強くして、自分の意見に完備性を持たせないとね。』
≪完備性ってなに?≫
『…。頭よくなれ、ってことだよ。笑』
その学校の、そのクラスの小さな社会が、そのまま大きな社会に反映される。
だから、俺にとって超くだらなくても、本人にとって大きい不条理や不愉快は、超えさせないといけないのだ。
何をすべきか、きちんとわかっている。それこそ、中高生の頃から。
心が綺麗で、真面目で、不器用なせいで、損をしている人を助け続ければ良いのだ。所属を問わず、あらゆる手段を使って。
ただし、勘違いをし続けてきたけど、そういう人を即物的に自分と対等な立場にしてはいけないし、しようとしてはいけない。よーするに、助けるべき人や助けている人の中からパートナーや仲間を選んではいけない。
それじゃぁ、きっと、ただ言葉を得るだけで、ホンモノの関係にはなりえない。そんなんじゃ、いずれはきっと、俺だって、言葉に騙されるようになっていってしまう。
だって、価値観がみんな一緒ってことは、心は、ヒトってだけで、綺麗だってことだし、真面目さや器用さは能力だから誰でも得られる。
だとしたら、出会った時から、心があって、能力があって、タイミングもあうことのほうが、命を運ぶことになるのだと想える。
それは最初からわかっていたけど、どうしてかな。所詮、俺も、習慣依存の感情に流されてしまっていることが多いのかも。
でも、そんな自分の、相手の、気質に気がついているからこそ、常に、それぞれ違う道を選ぶことで、互いに少し大人になれる気がしていた。それなのに、別の習慣が一般性を高めて、引き離してしまう、いつも。
『常に、習慣かどうか、ってのを考えることは大事だと思いますけど。。』
「習慣?趣味とかってこと?」
『あー、違います。よーするに、観たくもない真実を観た時に、今までずっとそれを選んできたから、それを否定したくない気持ちが働いてしまって選んでいるだけなのか、それともその真実を超えてもガチでホンモノだから選んでいるのか、ってことです。その2つの切り分けって、結構、難しいんですよね、自分の中でも。』
「あー、なるほどね。。…。っていうかさ、高橋君って、なんで、そんなにホンモノじゃないといけないの?」
ばーか、そっちのが楽しいからだよ。