昨今、若者にばかり成長を求め、なんやったら最初から有能なヤツはいないのかと探し続ける。自分自身で実力を高めて成長する気は一切なく、なんやったらすでに成長しきっている即戦力を求めていたりするのである。
これはまさしく代理戦争の波が一個人にまで及んでいるんだなぁと思う。
代理戦争といえば、ポケモンだ。
ポケットモンスター、縮めてポケモン。これこそ、代理戦争をモデル化した最たるものだと思う。ポケモン達はトレーナーに理不尽にゲットされ、こき使われる。「な?お前も俺がポケモンマスターになるために頑張ってくれよ!」と、いきなり多くを求めてくるのである。
彼らポケモンも大変である。。
……………………
ヒトカゲくん、元気ないじゃん?
いやー、最近はエサがなかなか取れなくて困ってるんですよ。リザードンさんは?
まぁ似たようなもんだけど、かえんほうしゃで草木を焼き払って、焦げたきのみとか食べてるよ。
さすがスケールが違いますね。
環境には悪いと思うんだけどね。
そういうことも考えているんですね。
いや、まぁ、そろそろいい年齢だし、じき子供も生まれるし。
え、おめでとうございます!そうなんですね!
生まれてくる子供のためにも、環境を残しておかなきゃって思うじゃん。
なるほど。
そう思うと今の方法はどうにかしなくちゃなぁと思ってるんだけどね。
背に腹はかえられないですもんね。
そうなんだよなぁ。
ヒトカゲの頃はよかったなぁ。食べる量少なくて良いし。
進化は何かきっかけがあったんですか?
ほら、カメールが大量に襲ってきた年があっただろ?
あー、例の第二次カメール襲撃ですか。
それで進化せざるを得なくて、必死で特訓したんだよね。
さて、そろそろ、お腹すいたな。なにか探そうk。。
「お、ヒトカゲとリザードンだ!」
やばい、人間じゃん。ヒトカゲ、お前は逃げろ。
「いけ、ギャラドス。なみのりだ!」
うへ。
「ヒトカゲはいらないな。即戦力にならないし。ギャラドス、とどめをさせ!」
うう。。
「リザードンにはそれ以上攻撃するな!ちょっともったいないけど、ハイパーボール投げちゃおう。リザードン、ゲットだぜ!(ぴっぴかちゅう)」
「リザードン、君には炎タイプとしてだけじゃなく、ドラゴンタイプとしても期待しているよ!」
いや、いきなりそんなこと言われても。。っていうか、子供に会わせてくれるんですかね。
「そんな柔な攻撃じゃダメだろ!ドラゴンテールをもっと練習しろよ!そんなんじゃ、俺がポケモンマスターになれないんだよ!」
そんなこと言われても、俺は炎・飛行タイプだからなぁ。。ああ、ヒトカゲくんは、大丈夫だったのだろうか。。
「リザードン全然、ドラゴンタイプの技が光らないなぁ。やる気ないみたいだし。とりあえずボックスにとっておこうかな」
……………………
突然、理不尽に代理戦争に巻き込まれ、主人の勝手な夢をかなえるために、手元におかれる。
そして、主人がどんなに無能でも、主人にとって役に立たなければ見捨てられる。
旧世代にとって、こんな風な環境が当たり前だと錯覚してしまったのは、いつからなのだろう。そして、彼らは口を揃えてこう言うのである。
「それが嫌なら、自分がトレーナー側になればいいじゃん!」
いや、、それって、お前らと同じようなクズになれってことやん。。自分の子供を中学受験という代理戦争に巻き込ませているような世代にはわからないのかしらね。
自民党総裁選が話題だが、それもまた代理戦争の様相である。
どこの派閥で誰が応援しているか。だから、私を支持してください、ってね。
誰もがトレーナーに成り下がってはいけない。誰かに代わりに戦わせるのではなく、テメーが強くなれ。
これはまさしく代理戦争の波が一個人にまで及んでいるんだなぁと思う。
代理戦争といえば、ポケモンだ。
ポケットモンスター、縮めてポケモン。これこそ、代理戦争をモデル化した最たるものだと思う。ポケモン達はトレーナーに理不尽にゲットされ、こき使われる。「な?お前も俺がポケモンマスターになるために頑張ってくれよ!」と、いきなり多くを求めてくるのである。
彼らポケモンも大変である。。
……………………
ヒトカゲくん、元気ないじゃん?
いやー、最近はエサがなかなか取れなくて困ってるんですよ。リザードンさんは?
まぁ似たようなもんだけど、かえんほうしゃで草木を焼き払って、焦げたきのみとか食べてるよ。
さすがスケールが違いますね。
環境には悪いと思うんだけどね。
そういうことも考えているんですね。
いや、まぁ、そろそろいい年齢だし、じき子供も生まれるし。
え、おめでとうございます!そうなんですね!
生まれてくる子供のためにも、環境を残しておかなきゃって思うじゃん。
なるほど。
そう思うと今の方法はどうにかしなくちゃなぁと思ってるんだけどね。
背に腹はかえられないですもんね。
そうなんだよなぁ。
ヒトカゲの頃はよかったなぁ。食べる量少なくて良いし。
進化は何かきっかけがあったんですか?
ほら、カメールが大量に襲ってきた年があっただろ?
あー、例の第二次カメール襲撃ですか。
それで進化せざるを得なくて、必死で特訓したんだよね。
さて、そろそろ、お腹すいたな。なにか探そうk。。
「お、ヒトカゲとリザードンだ!」
やばい、人間じゃん。ヒトカゲ、お前は逃げろ。
「いけ、ギャラドス。なみのりだ!」
うへ。
「ヒトカゲはいらないな。即戦力にならないし。ギャラドス、とどめをさせ!」
うう。。
「リザードンにはそれ以上攻撃するな!ちょっともったいないけど、ハイパーボール投げちゃおう。リザードン、ゲットだぜ!(ぴっぴかちゅう)」
「リザードン、君には炎タイプとしてだけじゃなく、ドラゴンタイプとしても期待しているよ!」
いや、いきなりそんなこと言われても。。っていうか、子供に会わせてくれるんですかね。
「そんな柔な攻撃じゃダメだろ!ドラゴンテールをもっと練習しろよ!そんなんじゃ、俺がポケモンマスターになれないんだよ!」
そんなこと言われても、俺は炎・飛行タイプだからなぁ。。ああ、ヒトカゲくんは、大丈夫だったのだろうか。。
「リザードン全然、ドラゴンタイプの技が光らないなぁ。やる気ないみたいだし。とりあえずボックスにとっておこうかな」
……………………
突然、理不尽に代理戦争に巻き込まれ、主人の勝手な夢をかなえるために、手元におかれる。
そして、主人がどんなに無能でも、主人にとって役に立たなければ見捨てられる。
旧世代にとって、こんな風な環境が当たり前だと錯覚してしまったのは、いつからなのだろう。そして、彼らは口を揃えてこう言うのである。
「それが嫌なら、自分がトレーナー側になればいいじゃん!」
いや、、それって、お前らと同じようなクズになれってことやん。。自分の子供を中学受験という代理戦争に巻き込ませているような世代にはわからないのかしらね。
自民党総裁選が話題だが、それもまた代理戦争の様相である。
どこの派閥で誰が応援しているか。だから、私を支持してください、ってね。
誰もがトレーナーに成り下がってはいけない。誰かに代わりに戦わせるのではなく、テメーが強くなれ。