あなたが、みんなのためを想って駆け回るその姿は、どの気持ちから発現されてくるのか、今の僕には想像もつかない。
自分にとって居心地のいい、扱いやすい人だけを配置しておけば、それで集団はラクに活性化されるし、どうでも良いヤツだって空気を読んで別の世界に行くはずなのに、それほどまでに全員に優しい理由はどこにあるのだろう?
その努力が報われるとは到底思えない。なぜなら、その努力を直接頂ける当の本人である僕らは、その努力をほとんど理解できないからだ。
僕と同じような多くの人たちは、「ただ自己満足でやってるんだろ」っと思うだけ。しかも、あなたと同じような人たちからは、「なぜそのような集団に手を尽くす?」と飽き飽きされるだけである。
Aグループのなかにあるしがらみを、僕は想像することもできない。そのリスクを背負ってまで、Cグループにまで手を尽くそうとするその気持ちが、、尊いことはわかるし、正解であることもわかるのだが、心で納得できないのだ。
だから、今、僕があなたにできることは何も無い。ただただ、価値観を享受することに終始するだけである。
今になって、君が、とてつもなく冷徹であったことが、よくわかる。
あれから俺は、君の行動やそこに内在する哲学を具現化しようと、遮二無二努力し続けた。
冷徹と聞いて、君はびっくりするかもしれない。でも、冷徹というのは必ずしも悪い意味ではないはずだ。頭で考えることと心で思うこととは違う、というのはサイエンスをする上での最も基本的な心得であるが、冷徹とは、思うことの要素を極限まで減らすことで「冷」たくし、その想いが達成されるように思考することに「徹」するということなのだから。
そう、君が望んでいたのは、即物的で単純な「勝ち」だ。だからこそ、集団の中で最も自分のことしか考えていない人たちを本当の意味で集団に取り込み、準拠集団化していかなくちゃいけなかったのだ。
それができたとき、君個人の非凡さの証明、この集団の非凡さの具現化になり、ほかの集団を確実に圧倒できる。
勝つためには手段を選ばない。その言葉の本当の意味を知っていたのは、あの頃、君だけだったのかもしれないね。
そして、そのリスク、、得られることで失うモノが、いかにデカいかを俺が痛感している今、あの人には決して、こんな思いをしてほしくないとも思う。
君には悪いけれど。でも、それは、あなたに能力があり過ぎるのが悪いんだ、と懐かしく完全なCグループ寄りの意見を自分の心だけに言い放ってみる。
まぁ、何かできることがあれば、いつでもなんでもするだけの気概くらいは、今はあるけどね。
自分にとって居心地のいい、扱いやすい人だけを配置しておけば、それで集団はラクに活性化されるし、どうでも良いヤツだって空気を読んで別の世界に行くはずなのに、それほどまでに全員に優しい理由はどこにあるのだろう?
その努力が報われるとは到底思えない。なぜなら、その努力を直接頂ける当の本人である僕らは、その努力をほとんど理解できないからだ。
僕と同じような多くの人たちは、「ただ自己満足でやってるんだろ」っと思うだけ。しかも、あなたと同じような人たちからは、「なぜそのような集団に手を尽くす?」と飽き飽きされるだけである。
Aグループのなかにあるしがらみを、僕は想像することもできない。そのリスクを背負ってまで、Cグループにまで手を尽くそうとするその気持ちが、、尊いことはわかるし、正解であることもわかるのだが、心で納得できないのだ。
だから、今、僕があなたにできることは何も無い。ただただ、価値観を享受することに終始するだけである。
今になって、君が、とてつもなく冷徹であったことが、よくわかる。
あれから俺は、君の行動やそこに内在する哲学を具現化しようと、遮二無二努力し続けた。
冷徹と聞いて、君はびっくりするかもしれない。でも、冷徹というのは必ずしも悪い意味ではないはずだ。頭で考えることと心で思うこととは違う、というのはサイエンスをする上での最も基本的な心得であるが、冷徹とは、思うことの要素を極限まで減らすことで「冷」たくし、その想いが達成されるように思考することに「徹」するということなのだから。
そう、君が望んでいたのは、即物的で単純な「勝ち」だ。だからこそ、集団の中で最も自分のことしか考えていない人たちを本当の意味で集団に取り込み、準拠集団化していかなくちゃいけなかったのだ。
それができたとき、君個人の非凡さの証明、この集団の非凡さの具現化になり、ほかの集団を確実に圧倒できる。
勝つためには手段を選ばない。その言葉の本当の意味を知っていたのは、あの頃、君だけだったのかもしれないね。
そして、そのリスク、、得られることで失うモノが、いかにデカいかを俺が痛感している今、あの人には決して、こんな思いをしてほしくないとも思う。
君には悪いけれど。でも、それは、あなたに能力があり過ぎるのが悪いんだ、と懐かしく完全なCグループ寄りの意見を自分の心だけに言い放ってみる。
まぁ、何かできることがあれば、いつでもなんでもするだけの気概くらいは、今はあるけどね。