たかはしけいのにっき

理系研究者の日記。

絶対音感の長所♯と短所♭

2005-11-12 20:55:58 | Weblog
プロフィールのほうから来て頂いてる方の中に「こいつ、趣味にピアノとかギターとか書いてるけど、全然音楽の事書いてねーじゃん」と思っている方が、もしかしたらいらっしゃるかもしれないです。それは、話がメッチャ長くなりそうなので、しないだけの事です。

だってさー、全然俺にとってどーでもいい内容でも、ペラペラ言葉が出てくるんだぜ?「英語」とか「東大」とか。音楽を俺に語らせたら、ヤベーって。って、ここまで書いたから今日は多少するんですけど(笑)。


俺は、音楽だけは、誰にも負けない自信がある。だが、弾ける楽器は少ない。ピアノ、ギター、ドラムくらいしかできない。まあ、リコーダーとかは省くけどさ。したがって、最大の武器は耳だ。絶対音感がある。

自分に絶対音感があることを知ったのは7歳の時…。当時の俺のピアノの先生が、全員に音感チェックをしたところ、俺は満点だった。その先生は俺には言わず、向えにきた母に言った。単純で、ノルのが大好きな我が母は「マジでー。凄いじゃん!」と大喜びしたが、俺にはわけがわからなかった。

俺はそれまで、「音を聞いてピッチで把握し、ドレミが分かる」のは、人間普通の能力だと思っていた。そう、絶対音感は俺にとって、人間が話すと同値、鳥が飛べるのと同値、魚が泳げるのと同値であった。しかし、世間では違うらしい…って感じ。

それからというもの、母も父も三つ下の妹も学校の友達も、「『トントン』これ何の音?」と聞いてくる。はっきり言ってウザイ。しかも、「ファのシャープだよ」と言っても、俺しか答えわからねーじゃん。話のオチが見えすぎててつまらん。すると、今度はピアノを使って「『ジャンジャンジャーン』これなに?」と言ってくる。そんなのラドミに決まってんじゃねーかよっと、思いつつ、当時天使のように優しい俺は「ラドミ?」とか言ってた。

さて、いつまで自慢話が続くのかと思った読者もいるだろう。まあ、高2くらいまでは、ホントに自慢だったんだけどね。「絶対音感サークル」ってのを見つけるまでは。

ここの奴らの最高峰はオカシイ。音を聞いて「440Hzのラ!」とか言う奴らだ。さすがに振動数までは俺はわからん。「なーんだ、俺も絶対音感の中では、一般peopleなのね。」と、今は思っている。

でも、便利だよ、絶対音感。今は、有難味がわかる。タワーレコードとかで平均3回聞いて、ピアノで弾けちゃうからね。楽譜が発売される前に、自分で弾ける状態にしといて、「あー、こーいう風にするとカッチョイイんだ~」って感じ。

どうだ、いいだろー。

ってうちのブログ、音楽やってる人少なそーだから、うらやましがらなそー(泣)。
コメント (2)
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